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食物

「あぁー…腹減った……。

…先輩、もしも一つだけ好きな食べ物を好きなだけ食べれるとしたら何食べます?」


「そうだなぁ。俺はナムルかな」


「え?ナムルって…あの肉巻くやつですよね?あれが?好きな食べ物なんですか?」


「うん、美味いだろ?」


「たぶんその旨みは99%肉だと思うんですが…」


「うっせーな!じゃあ佐藤、お前は何が食べたいんだよ!言ってみろ!」


「僕は寿司ですね。無難かもしれませんがアジが食べたいです…」


「アジならほれ、獲ってきたやつがあるじゃないか!」


そう言って先輩はアジを僕の目の前に置いた。


「……






先輩…この魚ラバーカップで獲りました?」

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