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無人島


「なぁー、佐藤ー、無人島で何か一つだけ持っていけるとしたら何持っていく?」


「…水です、間違いなく水です」


「なんだよ、面白くないなぁ。そこは嘘でもラバーカップとか言って欲しかったぞ」


「生死に関わりますからね。と言うかなんですかラバーカップって」


「トイレにあるスッポンってするヤツ」


「いらないですよ……使い道トイレでスッポンしかないじゃないですか。何でそういうことだけ詳しいんですか…先輩はそれを持っていくんですか?」


「いや俺が持っていくものは佐藤、お前かな!(ウインク」


「はぁ。この島に僕ら以外にも人がいればその冗談も笑えるんですけどね」


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