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Piece of eM

私だけの物語

作者: 猫音

目の回るような忙しさとストレスの中、息抜きで書きました。

あまり考えずに書いたので矛盾点や誤字脱字があるかもしれません。

あったら教えてもらえると嬉しいです。




だって、どんなに取り繕ったって。

私だけの物語、なんて。

あるわけない。


あって欲しいと願うけど、いや。

あって欲しいと渇望しているけど。



それは有り得ない。



視点を変えてみる?

でもさぁ、そんな事したら目を逸らした事にならない?



ねえ、人は独りでは生きていけないって言うよね。それはとても正しいと思う。

だからこそ、私だけの物語なんて無い。


どんなに内緒にしたって、秘密にしたって、それはもはや自分だけの物語では無くなっているでしょ?


他人に知られたくないという時点で、ほら。私以外が関わっている。



物語は独りじゃ始まらない。

最初は1人で始まる事もある?そうかなぁ。独りでは無いからねぇ。


周りに、何かあるでしょ?自分だけなら、自分の存在以外は無になるよね。



でも、逆に言えばね。

空気、風、光、鳥、猫、風景。それらがあるなら、物語は始まる。



何もしなくても、意図しなくても始まっていると思うんだ。

始められると思うんだ。



だから私は。

私だけの物語なんて、求めた時点で得られないんだから。

求めない事にしたんだ。



そっちの方が楽しそうじゃない?


だってどう足掻いたってさ、私以外が入ってくるんだよ。


面白いと思わない?


目の前に広がる教科書、シャーペン、消しゴム、消しカス、私の影。


ほら、何か物語が始められそうだと思わない?


生産的に考えようよ。そっちの方がきっと、楽しいよ。


数式、解けない問題、放り出したプリント。


日常って面白いねぇ。そして、だからこそ。


つまらない。

まあ、現実的に考えるなら何も無い方が平和でいい。


でも、ファンタジーな世界を、日常では無い刺激に満ち溢れた世界を見てみたいとも、思うよね。



まあ、つまりはそういう事だ。



私はそこら辺にいる勉強のできない、只の高校生。


それだけで、いいや。


面白いことは、想像するから面白い。

創れるから面白い。

それで、いい。





私だけの物語は無い。


でも、私だけの有り得ない世界は在ってもいいよね?





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