その1
ここから始まる壮大な?物語になったらいいなー(棒読み)
~赤ん坊~
ここは俺ことジャックの家でちょうど暖炉に当たっているこの世界は四季の感覚が生前(なんて名前だっけ?まぁいいや)住んでいた国に良く似ていた、今日はこの世界でいう年末で寒い冬とかいう季節にあたるらしい、パチパチと鳴り静かに燃える炎、そして外では雪とか言うものが降っている、幼い自身の体では何がなんだか。
「ジャック○△◻⭐」
名前は聞き取れるがまだ赤ちゃんの自分ではこの女性・・・たぶんだが母親が何を言っているのかわからない、ここはまぁにこやかに笑っておこうか。
うんそうしよう
~あら?ジャックが笑ってるフフフ~
~少しだけ大きくなりました~
あれから三年の月日が流れたある日のこと、お母さんに聞いてみたいことができたから聞いてみたんだ、何をかって言うと。
「ねえねえおかーさん、なんでおかーさんには、はねがはえてておとーさんは、はえてないの?」
そうお母さんには羽があるのにお父さんにはなかった、それが疑問だったから聞いてみたんだ。
「あぁそれはねお母さんが魔族だからよ?ジャック」
え?どういうことだ?。
「まぞくってなに?」
ここで俺は後悔したこんなことを聞くんじゃなかったと思うほど。
「そうねぇ魔族っていうのは・・・
~あれから体感で四時間は魔族の話をしていたと思うんだよお母さん~
~実はハーフでしたしかも魔族と人族のお偉いさんのところの子供が俺とかいう衝撃的な事実とともに~
あの魔族講義のあとに鎧姿のお父さんが帰ってきた。
「ただいまー」
そうしてお母さんは話をやめて、そのままお父さんのところへと行ってしまって自分なりに考えていた。
すると後ろから抱っこされて。
「よージャックただいまー良い子にしてたかー?」
お父さんに抱っこされていた。
「うん、きょうはねおかーさんにまぞくのことおしえてもらってたのー」
ある意味前世の記憶が曖昧で良かったかもな。
「そうか、それじゃあ母さんがご飯を作り終わるまで父さんの人族と母さんの家柄について話をしてやろういいか・・・
~あれから自分の身分とかハーフとは何かとかを教えてもらうことに・・・これ、俺じゃなかったら忘れてるよ、ほんとに~
~ハーフとしての利点と欠点、そして父親として息子に伝えたいこと~
俺の名前はピエトロ、ピエトロ・アレクセイ・マックール
息子の名前はジャック・アレクセイ・セタンタ。
そう最愛の妻であるルナ・ブラッド・セタンタとのあいだに産まれた一人息子だ、まさか魔族と結婚することに、なるなんてなぁと思ってからはや三年、幸せそのものだ。
そして息子は理解できてはいないだろうが利点と欠点を教えることにしたまぁ自己満足だ。
「良いか?ジャック人間と魔族のハーフのお前の良いところは人間と子供を作れば人間が、魔族と子供を作れば魔族ができる、ただしそれは人型魔族にかぎることだ、そして、お前は魔力を魔族並みに操れるんだよ、それはすごいことだ、ただし欠点もある、そう体力が付きにくいのと寿命が人や魔族よりも長いんだつまりお前は自分の嫁と息子の葬儀を見ることになる・・・
~思ったより重い話でしたbyジャック~
次はまた、近いうちに更新しますです