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秘密の関係  作者: もっち
第二部
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告白

「こんなところにあったんだねー、ケーキ美味しかった!」

「ふっふっふ、凄いでしょ♪最近できたみたいでね、安くて美味しいからたくさん食べちゃうんだ!」

「加奈…それ太るやつ…。」

「わぁん 知華がいじめるー!」


紹介してくれた場所はケーキがとても美味しくて感動した。加奈がいつもより楽しそうで、私は久しぶりに大声で笑った気がした。


「知華、ストレス発散になった?」

「うん、できたけど太りそうなのが心配かな。」

「知華は太ってもかわいいよー♪羨ましいわぁ。」

「またそんなこと…加奈の方がかわいいって。」

「ふふー ありがと♪でも知華が可愛いっていうのはほんとだからね♪」


そんなことを言って笑いあって、すごく楽しい時間を過ごせていたから、加奈が突然言った言葉に頭が付いていかなかった。


「ねぇ、知華。マリーちゃん?のことで悩んでたんでしょ?」

「…加奈、なんで…。」

「…前話してくれたよね。知華が女の子を好きになっちゃうこととか、高校の時マリーちゃんって女の子と付き合ってたこととか。」

「うん、話した。…あってるよ、加奈凄いね。…マリーと連絡が取れなくてさみしい、辛いって思って、ずっとあの子のこと考えてたの。」

「…こんなこと言うのも悪い気がするけど、マリーちゃんより、もっといい人が近くにいるよ。」

「…え?どういうこと…?」

「…知華が好き。」


思わず歩みを止めて隣を見ると、加奈が目に涙を浮かべて私の方を見ていた。

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