表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
秘密の関係  作者: もっち
第二部
14/46

忙殺〜マリー目線3〜

日本を発ってから1年程たった。思っていたより忙しくなってしまい、メールができていない…。心配しているのはわかるのだけど、今更メールを送ったところで気付いてもらえるか、もうどうでもいいとか思われてしまってるのでは…なんて、私らしくない事を考える日々。


「はぁ…知華、会いたい。」

「マリー?さっき頼んだことはもうやってくれたのかしら?」

「あっ、ごめんなさい、お祖母様…。すぐやってきます。」

「最近ぼーっとすることが多くなっているようね。ミスをしないようにしてちょうだい。」

「はい…。」


お祖母様はとても優しい方なのだけど、仕事の事になると別人のように厳しくなるの。ぼーっとしていたら怒られることばかりになってしまうくらい。

…日本に戻りたい…こっちも楽しいし生活は慣れているけど、優しいみんなが待っている日本が…。


考えることが多過ぎて頭が追いつかなくなってきてるのがわかる。私はお祖母様にばれないように、そっと息を吐いた。

次に会えるのはいつかしら…みんな…知華…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ