ロード02:出動と野宿
どうも~ミケ乱です。
最近忙しい時とそうじゃない時が多くて微妙に書きが大変だ。
そして思いっきり眠いです。
では続きをどうぞ
Side???
それは真夜中になる時間だった、普通ならとっくに寝付いていたのに。
今日はなにか胸騒ぎがするもの、テラスに出て気を引き締めないといけないわ。
そのときだ、私の部屋から光詠山がはっきりと見えた。
いえ、見えたのではなく光っているので見えたことを。
強くそれでいて優しい光、山から離れた私までその魔力とも言える力を感じたのだ。
「どういうことでしょ、降臨の儀式はまだなはず。それにもし神が降臨をしても誰もいないもの」
不安に思った私はすぐに部屋にもどる、中で待ってたメイドたちに服を着替えをさせる。
着替えが終わるとすぐに部屋をでる、メイドと騎士が私についてくる
「一応お父様に連絡を入れてくれます?それと護衛の騎士の選抜をお願い」
「姫様、どちらにいかれるのですか?」
「光詠山よ、何かあるわ!すぐに用意させて」
「かしこまりました、すぐに手配します」
メイドと騎士の二人はすぐに走りだす、メイドに先行させてお父様に話をしないといけない。
お父様たちの寝室までくるとメイドがドアをノックする、中から声がかかり私を入れてくれる。
「お父様、お母様。大変なことがおきています、光詠山頂上で発光現象がおきました」
「なんと、それはまことか?」
「はい、私が光る瞬間を目にしています。時期のズレもありますし、これは調査しないといけません」
「うむ、たしかに。じゃがどうしておぬしが行く気になっておるのじゃ?」
「あの山は巫女と王族以外は入れません、巫女であり王族でもある私がいかないでどうするのです?」
「しかしだな・・・」
「ちゃんと騎士も連れていきます、巫女から騎士になったものもいますから」
「うむ・・・」
「いいではないですか、ちゃんと巫女たちが私たちの娘を守ってくれますわ」
「アイナ・・・・」
「お母様・・・」
私とお父様はお母様をみつめてる、お父様はお母様に頭が上がらないから。
今回もお母様にたすけられましたわ、これでお父様も折れてくれるはずです。
「わかった、しかし護衛の騎士は少し増やすぞ。この頃物騒になりつつある、それくらいはいいじゃろ」
「わかりました、では出発は明日の早朝に。では失礼します」
神の啓示かはたまた何かの吉兆か、私は少し浮かれ気分でもあったのです。
「最後の啓示は20年前だったのですから、今回は何かあったのかしら?」
どちらでもいいのです、神に触れられるっというのは巫女として一番の喜びなのですから。
そう、このアイネ・K・ドリュード・ラムダムがお受けいたしますわ。
私は両親の部屋を出て出かける準備にかかった、出動へと期待を膨らませて。
Sideout
南下していると、この時代ではお金は同じか不安に思った。
っということで一応現地調達をすることにした、ちなみに光詠山は攻略レベルでいえば30前後だ。
狼系や熊系が多く、毛皮と肉は格別に高くれるのだ。
結構レアなものが多いうえ、ドロップも結構多彩である。
最低でも28までこないことをお勧めする、それ以下だと相手にできないのだ。
って説明よりも個々のシルバーウルフを狩るか、ちょうど群れが見えてきた。
全部で8匹、一匹大きいのがいるが多分ミスリルウルフだろう。
群れの頭になってたまに見つけることがあるが、強さからして中ボスクラスだ。
「ちょうどいいや、狩るか」
ショートソードを引き抜くと、一気に間合いをつめる。
シルバーウルフを見向きもしないで、ミスリルウルフに斬りつける。
下から引き上げるように押し上げると首を刈り取る、ミスリルウルフもわからなかったのだろう。
首を切り裂かれ俺が離れたときには、大量の血を撒き散らせていた。
すぐにシルバーウルフを狩りだす、7匹のシルバーウルフも何がおきたかわからないようだ。
首を切り眉間にショートソードを突き立てる、最後の魔物をやった後は血の海だった。
「くさいな、ゲームだとそういうのあまり気にしないからな」
狼の死体を回収すると、アイテム覧にミスリルウルフの皮と肉と牙に分けられている。
シルバーウルフも同じようにすると、皮と肉と牙に分かれる。
内臓や骨はないけどいいよな、それにしても便利かもしれんなこの採取能力。
あと変な石があるくらいか、魔石かもしれんな後で町で鑑定してもらおう。
回収が終わるとゆっくりと立ち上がる、するとすぐに獣の気配を感じる。
後ろから攻撃だ、振り向きざまにミスリルショートソードで防御する。
衝撃を逃がすように動くと、目の前にシルバーベアがいたのだ。
どうやら血のにおいによってきたみたいだ、かなり興奮ぎみみたいな。
「なんかいやだな」
地面を蹴りシルバーベアの懐に飛び込み、心臓めがけて突きを放つ
剣は深く突き刺さっていた、完全に停止するとその大きい図体が倒れる。
同じように回収すると熊の手があった、蜂蜜の味がある食材かい!?
っと気にしたら負けだ負け、回収したらこの場を離れよう。
確か近くに川があったはずだ、そこで一応血を流すか。
「そういえば命をとったな、仕方ない俺も生きるためなんだから」
川のある場所に来ていた、夜もかなり更けてくる。
そろそろ一度の野宿するか、川にでるとまず近くの木を一本切り倒す。
錬金をして木から桶や薪をつくる、岩場だからそこら辺の岩を集めて鉄の中華なべと釜戸まで作ってしまう。
魔法で火をおこして桶で水を汲んでくる、お湯をわかしてる間に剣や服の血を落とす。
剣は軽く錬金して壊れた場所を修復させる、桶にお湯を入れて軽く消毒する中のを捨てる。
お湯を桶に入れておいて、薄く切ったシルバーウルフの肉を焼き始める。
近くに生えてた香草を取ってきて刻んで一緒に焼きいれる、醤油があればもっといいけど。
焼き終わったのを木で作っておいた皿にのせてる。シルバーウルフの香草焼き。
味を確かめてからすぐに食べ始める、香草がシルバーウルフの臭みをそれなりになくしてくれておいしく食べさせてもらった。
桶のお湯を半分鍋に入れておいて香草と肉を入れる、明日の朝ごはんだ。
お湯を木で作っておいたコップに入れてからすする、は~落ち着く。
さて明日のために寝るが、そのままだといやだからな。
「まず『ストーンウォール』で囲ってその中にでも寝るか、そうしたほうが安全だな」
ストーンウォールで10畳くらいの大きさで木の残りで屋根をつける、簡易な家を作る。
床も木でフローリングにしておいた、中に入ってからシルバーウルフの皮を取り出した。
「一応能力をそれなりにしないとな、スキル<裁縫生成・皮加工>と『エンチャント』<闇の倉庫>」
シルバーウルフで生成した銀色の皮のバックができた、しかも中に入れるのはほぼ無限に近い。
しかもこれは俺の許可無しには中身を取り出せない仕組みにした、盗難防止のために。
一応持ってる毛皮を入れてる、肉は『時空魔法』<フリーズ>でとめてから入れておいた。
ミスリルウルフを取り出して布団代わりにして、その場で寝た。
SAVE
ストック分を出しちゃいます、
戦闘ってどうしてこう難しいのかな~
次回は「ロード03:町への道と遭遇」
神様にお願い♪
PS:一部修正