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聖魔の勇者〜やがて伝説となる聖女~  作者: 朝霧直刃


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第16話「村の教会に戻って」

「本当に皇女さま――なんですね」


「まあ! そんな他人行儀はやめてくださいまし! わたくしとあなた──ええと、」


「(た、他人なんだけどなぁ……)が、ガルナです」


「そう! ガルナさま! 恐らくですけれどわたくしとあなたの年齢差に大した差はないと思いますわ!」



 押しの強いメイスにタジタジのガルナ。その手は未だにガルナの手を握ったままだった。


「そ、そうなんですか? それなら」


「えぇ! ですから是非ともわたくしのことは呼び捨て、そしてタメ口をきいてくださいまし!」


「ひ、姫様!」


 さすがにタメ口は立場上相応しくないと思ったのかメイスお付きのメイドは咎めるように少し声を張って言った。

 するとメイスは慣れた様子ながらもどこかふてくされつつも返事を返した。


「別にいいじゃない! この方は聖女さまであなたを救ってくれた恩人でもあるのよ?」


「それはそうですが……」


「そ、そんな恩人だなんて! 大したことはしていないので!」


 ガルナにとっては人の怪我を治療するなんてことは日常茶飯事だった。村のやんちゃな子供たちが遊んでる時に少しでも擦り傷程度のものであっても天使の奇跡を行使して治療していたのだから。だからこそそんな大袈裟なものではないと温度感の違いに少し戸惑いを見せた。


「それは過小評価しすぎです! あなたの癒しの力は天使からの贈り物なのです!」


「贈り物……ですか?」


「そうですわ! 癒しの力――天使の奇跡は選ばれし聖女にのみ与えられた力なのですわ!」


「は、はあ……」


 メイスだけではなくメイドにも至近距離で詰め寄られたガルナは納得するしかなかった。


「まあまあガルナへのお説教はそのあたりで勘弁してあげてください。まずは温かいものでも食べて落ち着いてお話をお聞かせください」


 そんなとき、ダリアスが割って入り仲裁をする。

 その後、四人は落ち着いて話をするために教会へと向かった。

 そしてそこであらためて自己紹介を各々、終えた後に――

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