乳母車
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:乳母車
私は新婚で、もうすぐ子供が生まれる。
ある日、道を歩いていたら、
「あ、乳母車」
少し離れた向こうに、乳母車がぽつんとあった。
「あんなところに1人で…?」
近くを見回しても母親らしき人物は居ない?
その乳母車に駆け寄って見たところ、
「え?」驚いた。
なんとその乳母車に乗ってたのは、
3歳から4歳位の女の子のお人形。
「……あれかなぁ、子供が遊んでてこんな風になってるのかな?」
女の子がお母さんゴッコでもして
お人形をこの乳母車に乗せて、
他に気をとられてこのまま
乳母車と人形だけが放置された…
そんな想像をしていた。
まぁ人形だったのでそのまま通り過ぎ、
帰路についていたところ…
「あれ?また…」
また乳母車が道端にある。
でもその時はお母さんらしき人物が
その乳母車に駆け寄ってきて
何かしているようだったから、
普通の光景だと思い、そのまま通り過ぎた。
でもふと気になって後ろを振り向いて見たら、
「…あれ?」
また乳母車がぽつんと1人道端に居り、
さっき駆け寄ってたお母さんの姿はどこにも無かった。
でもずいぶん通り過ぎて歩いてきていたので
折り返す事はせず、
「まぁ、またお母さんがやって来てくれるだろ」
なんて思い、そのままスタスタ歩いて帰った。
家に帰ると電話が鳴った。
「寛子おめでとう〜♪もうすぐ子供が生まれるんだってね!」
お祝いの電話だった。
「ありがとう〜」
なんて言いながら身内の彼女は最後に、
贈り物を送ってくれたと言ってくれた。
それから数日後。
「うわぁ〜すごい♪」
なんと立派な乳母車♪
でもこの直後、奇妙な事があったのだ。
荷解きしてその乳母車をよくよく見てみると、
シートのところに女の子らしい
長い髪の毛が何本か落ちており、
後ろのポケットに使い古したような
子供のおもちゃが2〜3個入っていたのだ。
あとで電話で聞いてみたが
おもちゃなんか入れておらず、
シートに髪の毛が何本か落ちているなど
密封された新品の製品にしては有り得ない…
とのこと。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=iH_UNtpMfAY
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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