ようやく
「野球部と図書委員がけんかしています!!」司書さんがこちらに向かってくると同時に俺は叫んだ。
司書さんはそれはそれはきれいな回れ右をして彼らの元に向かっていった。先ほどの蛇のようなまなざしはあちらにロックオンしている。物は試しだなこれであっちの奴らはここを離れるだろう。
お、見事きれいにいなくなったなこれで司書さんと他の部活の奴らの鬼ごっこ状態になったなそれではあそこに捕まっている誰かさんを連れ出すか。
「さあ行くぞッと…」不審者の手と口と足の縄を切った。
「怖かった~ほんとにこの学校どうなってんの?門をくぐったら変な植物に襲われるし、かといって図書館に来たら学生さんたちに捕まって動けなくなるしどうしようかと思っていたらみんなどっか行っちゃうしもうやだぁ」自分が想像していたより気弱そうなこえで今にも消えそうだったきっとそれだけひどいことだったのだろう。
「怖がっているところごめんなんだけど君をここから逃がさなくちゃいけないんだよね…
それでなんて名前?」少しの間だけど聞いとかないといざというときにわかんないからね。
「俺の名前は孝志なんか夢に出てきたひと?からここにきて誰か殺してほしいって言われたんだだけど行けば行くほど意味わかんなくなるし広いし帰れないし最悪だよ。殺さなきゃ俺の願いが叶わないし、この学校に入った時点で覚悟はできてたけどここまでひどいなんて知らなかったよ。」
「じゃあここから南門まで案内するから離れないでね。それに、この学校にはイベント事以外は来ないようにしてね。今度は…ね?」さて、ここから他の人たちに見つからず南門まで行けるのだろうか?
帰宅部エース(自称)が本気を出すしかないのか。
さて、ようやく主人公と侵入者(孝志)合流しましたがまだまだこの話が続きそうなのでふて寝します