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これは、知っているのに知らない君と3年越しにまた恋をする涙の物語  作者: 雨夜かなめ
2章 3年ぶりの再会と多くの謎
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お泊り...てこと?

『ぐぅー』


風呂を上がって2人でテレビをみていると、俺のお腹がなる。


「ふふ、湊音くんお腹空きましたか?」


望月さんがニヤニヤしながら、こちらをみてくる。


「昼ご飯を食べ損ねたから、お腹空いてきたかも」


テレビの時計は17:30を示していた。

2回目の24日の驚きで昼ごはんは、喉を通らなかった。

起きてから何も食べていないので流石にお腹が空いてきた。

それに、夕飯時も近い時間帯だ。


「何か食べたいものありますか?」

「私が作れるものなら作りますよ」


「え?押しかけた分際で悪いよ...」


流石に、いきなりきてご飯までご馳走になるのは申し訳ない。

どこかコンビニとかで、ご飯を買って帰ろう。


あ、そうだった。

俺の、服は雨に濡れたので洗濯中だった。

となると、外に出ることはできない。

つまり、ご飯が買いに行くことができない。


「全然いいですよ。それに、私が手料理を食べて欲しいんですから」


もう、俺のお腹を限界を迎えていた。

さっきから、何度もお腹が鳴る。

それに気づいているのか、望月さんが気を遣ってくれる。


「じゃあ、生姜焼きとかってできますかね?」


なぜか敬語になってしまう。

素直に今食べたい、好物の生姜焼きができるか聞いてみる。


「生姜焼きですね。ちょっと待っててください」


そう言って、望月さんは冷蔵庫を開いて食材があるか確認する。


「すみません。材料がないみたいです」

「買ってきますねー」


『ガチャン』


鍵の閉める音がする。


「じゃあ別のでも大丈夫...ってもう行っちゃったのか」


俺が返事する頃には、もう望月さんはいなかった。


本当に申し訳ないな。

こんな雨の中、俺のわがままで買い物に行かせてしまうのは。


幸い風呂の時から時間が経っていたので、雷は止んでいた。


望月さんが、買い物に行って、部屋には俺1人が残される。


さて、これからどうしようか。

とりあえず、この後どうするか考える。


服は洗濯中で、今は雨なので今日中に乾かすのは無理だろう。

最悪、服が乾いたらパンツがなくともズボンを履いて帰れるんだが、服が乾かないことには始まらない話だから、この案は却下だ。

パンツがあったとしても、望月さんの服を着て外を歩くのは恥ずかしいから無理だ。


あれ?

俺今日、家に帰る方法なくないか?


そんな切羽詰まった状態だが、ふと望月さんの家の洗濯機に乾燥と書かれたボタンがあったのを思い出した。


善は急げだ。

確認するために、脱衣所に向かう。


洗濯機のボタンを左から確認していく。

スタートに、予約、風乾燥...


これだ。

風乾燥なら今日中に服を乾かせるかもしれない。


洗濯は終了していたので、早速風乾燥のボタンを押してみる。


『ピ、ピ、ピピピ』


なぜか反応しない。

連打してもダメみたいだ。


俺の家の洗濯機とは、違うメーカーのもので使い方がわからなかった。

まあ、後で望月さんが帰ってきたら教えてもらおう。


とりあえず、今日帰れそうでよかった。

付き合っていない高校生の男女が泊まりとか、普通に良くないからな。


それに、望月さんが何をするかわからないので危険だ。

俺の理性が持たなくなる可能性がある。


『ガチャ』


そんなことを考えていると、鍵の開く音がする。


「帰りましたー」


そんな声と共にレジ袋を持った望月さんが、こちらを不思議そうな顔で覗いている。


「湊音くん、どうかしましたか?」


洗濯機の前に突っ立っている俺にそう聞いてくる。


ちょうどいい。

この洗濯機の使い方を教えてもらおう。


「いや、この乾燥ボタンが反応しなくて」

「どうやって使うんだこれ?」


ボタンを押しながら聞く。


「あー。こ、壊れているので使えないんですよそれ」


「あ、そうなの?」


確かめるために、ボタンを連打する。


「そ、そんなボタンを連打しないでください。乾燥が始まっちゃ...じゃなくて壊れちゃいますから」


「壊れるって、もうこれ壊れているんだよね?」


「そ、そうですよ!?すみません。言い間違えました」


なんか様子がおかしい気がする。

そんなことを考えていると、望月さんに軽く背中を押される。


「ほら、ほら。生姜焼き作ってあげますから、湊音くんはリビングでゆっくり休んでいてください」


背中を押されながらリビングに向かう。


「わかった。わかったから押さないで」


まあ、乾燥ボタンが壊れているならどうしようもないな.

乾燥ができないのなら、帰るのは無理だな。


となると、泊まりってことなのか?


男女が2人っきりで泊まり。

ま、まあ帰れないんだからしょうがないよな。


そんなことを考えつつ、ダメだとわかっていても少しワクワクしている自分がいた。


そういえば、このレジ袋はなんだろう。

ふと目の前に、食材の袋とは別の袋が置かれていた。

何を買ったのだろう。


袋を持ち上げて中身を見る。

中には、いろいろなものが入っていた。


まずは、日焼け止めが入っていた。

パッケージには、女性から大人気と書かれている。

これは、望月さんの私物になるものだろう。


それから、なんだこれ。

何かよく見えず、袋から取り出す。


それは、男用のパンツだった。

あれ?望月さんって恋人いるんだっけ?


そういえば、今までいないと思い込んでいた。

手を繋いだり、一緒のホテルで過ごしたとこともあったし、一緒に過ごしていて恋人の影はなかったから居ないとは思う。

そうしたら、このパンツって誰のだ?


とりあえず、パンツを袋にしまう。

みてはいけないものを見た気がする。


今のはなかったことにして中身を引き続き漁る。


歯ブラシの梱包された袋がある。

梱包袋の中には、歯ブラシと、髪留めピンなどが入っている。

パーケージをよく見ると、お泊まりセットと書いてあった。


いや、望月さんもお泊まりする気満々じゃん。


ウキウキでこのセットを買った望月さんを想像して、思わず『クスッ』と笑ってしまう。


なんだかんだで、楽しいお泊まり会になりそうだ。

そう思った夕飯時だった。


"作者からのお願いです"


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