次は サンワ
次は サンワ
お出口は 右側です
あれから色々考えはしたけど…結局、未来はわからなかった。
考えれば考える程、少しずつ頭が痛くなってくるのがオチだったよ。
じゃあ…もし、電車が事故ったならば…俺にできる行動は何かあるだろうか?
もし脱輪による事故が起きて、車体が横転してしまったら、、、、、
…あれ、無い…かも。
うん、無いな。
事故れば、此処に乗っている何百人の命が一斉に失われるんだから…俺も、その中の一人になるだけなのかもしれない。
これは…想像せずとも、わかる。
繰り返されてきた歴史の中にある真実なのだから。
電車という乗り物は、、多くの人間の信頼を得ているんだな…って感じてる。
だって、もし電車が事故しまくる危険な乗り物だと周知されていたら、どれだけ速くても…誰一人乗る事なんて無いでしょ?
つまり…長い歴史の中で不動の信頼と、必要不可欠という共通認識、、そして、人間の好奇心を掴み取った叡智の一つなんだなと…うん、自分でも何言ってるかわかんないや。
つまり、俺も君も電車が好きだって事さ。
でも…事故をすれば、、呆気なくあの世行き片道切符を切られるんだよな…。
なーんてね。
座布団7枚。
貴方、電車は好き?
私は好きだよ。
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