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第29話 報告と受付嬢②

本日から21時更新です。

これで、ふたつめの章は終了となります。ご愛読ありがとうございました。

次回はこの章のエピローグが2本続きます。


チラッと見ていただいた方も、マメな更新を心がけていますのでブックマーク、評価をお願いし致しますm(_)m

 受付に戻り、リリアが交渉で得た報酬を用意する。


「こちらが追加依頼書になります。冒険者プレートを。依頼完了処理も同時にします。続いて報酬です。今回の依頼達成料は、討伐した2人には金貨1枚づつ。サポートに回った2人には銀貨3枚づつとなります。お疲れさまでした。」


 金貨…すごっくありがたい。あと…。

「このコモンボアなんだが、血抜きは済ませてあります。今日はこいつ等と祝杯をあげたいと思っていまして、適度に解体してもらいたいのですが。」


「解体の依頼ですね。これも今回の依頼の内ですから、こっそり解体費無料で処理しちゃいましょう。嘘は言ってませんしね。」

「ははは…助かります。」


 リリアに案内され、素材換金場に行く。

 3体のコモンボアは即換金をし、1体は一番美味しいと勧められた部位とお任せの部位を貰う。

 解体したコモンボアの残りについては、今後の付き合いもあるだろう解体職人にプレゼントした。


「リリアさん本当にありがとうぎざいました。リリアさんにもはいこれ。」

 コモンボア肉の包みを渡す。


「え。いいのですか?私なんかに…。」

「いえ。すごくお世話になりましたし、ほら《《タマゴの件》》もありますし。ね?」


「何やっ、今日の祝勝会はリリアちゃんも呼ぶで?担当になってくれたお礼も兼ねてなぁ。ワシ等はチームやチーム。それに冒険者についていっぱい教えて貰いたいしなぁ。ええやろ?」

 カットレイがそうリリアを誘うと、リリアはチラッとこちらを見る。


「もちろん大歓迎です。よろしくお願いしますよ~担当さん!」

 これは助かる。色々聞けるのは大歓迎だ。断る理由なんてない。


 それを聞いた彼女は、目を輝かせ「絶対行きますからねぇ。場所が決まったら教えてください~。仕事を終わらせてきます~。」と去っていった。


 ※ ※ ※ ※


 流石に今日は色々ありすぎて、辺りは暗くなりそうで薄っすら暗くなってきている。

 カットレイ達は、宿泊費を稼ぐことも兼ねて依頼をこなしていたらしく、まだ宿泊先が決まっていないとのこと。それならばと、そよ風の響き亭で打上げができないかとなった。上が宿屋だしね。


 そよ風の響き亭に着き、ヒビキさんに3人を紹介する。

 部屋は空いているらしく、彼らは早速得た報酬で3日程頼んでいた。

 丈二も10日程の宿泊延長をお願いする。


 祝勝会についても、壁際の一番落ち着く場所を用意してくれた。

 また、お土産としてボア肉の包みを渡し、残りの肉で何か作ってくれと頼んだら快く引き受けてくれたところで、リリアに場所を教えに行くことにする。


 カットレイ達は部屋へ一度荷物を置きに行き、合わせて着替えを済ませたいと申し出があった為、丈二とサニーで伝えに行く。

 

 辺りは日が沈み夕方になっていた。


「この世界でも夕方はオレンジなんだなぁ~。」

 と独り言を言っていると、組合の入口で待つリリアを見つける。


 私服に着替えた彼女を夕日が包み込み、微かに頬を染めるその姿を見て、丈二は少しだけドキッとするが、直ぐに切り替えてそよ風の響き亭へのエスコートに努める。


 それを見ながらサニーは「ふふふ」とほほ笑んだ。


 ※ ※ ※ ※


 彼らが、そよ風の響き亭に着く頃には、日は落ち暗くなっている。

 店に入ると、今日の激闘の戦友たちが楽しそうに迎えてくれたのが、丈二は無性に嬉しかった。

次回エピローグの宴


「続きが気になる!」「面白そう♪」など思われましたら、下記にあるブックマーク登録・レビュー・評価(広告の下にある☆☆☆☆☆→★★★★★)をいただけると、嬉しいです♪


今後の執筆活動の励みになりますし、この作品の展開を考える参考にもなりますので、よろしくお願いします!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 2部後半面白かったです! 最後のこの回でいい感じで終わった。 [一言] 3部楽しみ。 見るので頑張って下さい∩^ω^∩
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