表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/142

第24話 銅鉱山の戦い④ 異変

いいね。ありがとうございます。励みになります(((o(*゜▽゜*)o)))

「にいちゃん。まず先制攻撃や。『戦術とは、一点に全ての力をふるうことである』やで。オオカミンの最大をぶつける様に指示したってやぁ~。」


「了解。」


《サニーさんお願いします。》

《風魔法で薙ぎ払いますので、前に出ないよう伝えてください。》


「サニーさんの風魔法で薙ぎ払う。前に出るのはその後で。」


「OK。にいちゃんはその間に情報分析しったてや。固有スキル情報系なんやろ?ワシはその間、盾役になる。オオカミンは数減らしたって。」


「ッ!?…了解。」

 よく話を聞いて理解してやがる。こいつ駆け出しの癖にすげぇな。


 ――あれか。真っ赤な蜘蛛が列をなして走ってくる。

 50cm程度の大きさか。気持ち悪いな。


《行きます。ウインドブレード3連。》

 風の刃が3連され5匹の蜘蛛が切り刻まれる。


「前に出るで、シールドアタックや。」

 カトレットが、前に出した盾をそのままに突出していた蜘蛛を突進で吹き飛ばした。


「ワシは、ここで少し耐える。任せたで。」


「了~解。向かってくる敵の名前、情報、弱点検索。」


→【ワインレッドポイズンスパイダー:敏捷性に優れた蜘蛛で牙に毒がある。毒の特徴は出血毒で、一定の時間血が止まらず体力を消耗していく。粘液性の糸を出し獲物を捕獲する戦術を取るが糸は火に弱い 弱点:首から頭、火と水】


「敵の名前は、ワインレッドポズンスパイダー、牙に毒があるぞ。毒は出血毒でこちらは毒消しがない。後、粘液性の糸攻撃で移動阻害してくるみたいだな。」


「糸は燃やせばいいっぽい。ちなみに弱点は首から上と火と水属性。取り合えず俺が直ぐにわかる情報はこれくらいだ。サニーさん水魔法か氷魔法で削っちゃってください。」


《わかりました。ここからは、水魔法混ぜながら接近戦でいきます。》

 サニーの魔力量は先ほどの攻撃で半分より少し多いくらいまで減っている。


「上等やで。ワシの固有スキルアースフレイムは炎の範囲魔法や。もう少し引き付けて、かましたる。」


「わかった。俺達はカットレイに行ってない奴を狩る。」


 現在の状況は、残り15匹。

 7匹程をカットレイが引き付けている。他8匹はバラけており、一歩引いた状態で粘膜攻撃を狙っているように見える。

 さっきの蝙蝠と比べて統率はかなり取れていて厄介だ。


 カットレイを中心に、サニーが右の2体に、丈二が左の1体に同時に襲い掛かる。


「ぐぅっ。」


 カットレイが苦痛の声を漏らす。

 足を噛まれたのか血がどくどく流れ落ち、体には粘着液がまとわりついている。


「大丈夫や。そっちが片付いたら、きっついの一発いくで?」


 こいつ素早い。何度か交わされながらも、なんとか棍で突き上げ、喉元に渾身の打撃をお見舞いする。

 サニーは爪で1匹、もう1匹を水魔法で倒している。流石に危なげないな。


 これで残り12匹。

「こっちはいいぞ。いけえええ。」


「おっしゃああ。行くで~!アースフレイム!!」


 カットレイを中心に円状に地面が割れそこから炎が上がる。

 その炎は、カットレイに纏わりつく蜘蛛達を薙ぎ払い、体に巻き付いた粘膜を燃やす。


 4匹を仕留めたようだが、3匹は手負いだが生きているな――。

 気配感知でそれらを確認し、サニーと手分けし殲滅する。


 これで残り5匹ッ―。


 くっ。それよりカットレイは大丈夫なのか?

 体力値は3/4程度残っているが微妙に減っているのが分かる。

 

 強気な奴だが俺と同じ新人冒険者。

 気力の方はどうだ?気力を失っているとじり貧だぞ。


「何やっ!ワシを気にしとるんか?余計なお世話や。まだいけるでえ。それにここからが…。」


「あぁ…ここからが本番だな。」


 こいつらを呼んだ元凶なのだろうな。

 大きな黒い蜘蛛がこちらにゆっくり歩いてくる。

 

 残りの5匹も、それを悟ったのだろう。

 ジリッジリッと後退をしてデカ物に合流しようとしている。


「オオカミンの魔法で赤いのを攻撃したって。少しでも減らさなこりゃヤバイ。んで、にぃちゃんは今のうちにデカいの情報を頼むで。ワシは減った分の回復をせんとやな。」

 そういうと、カットレイはポーションの蓋を取り腰に手を当てて一気飲みをする。


「あ。うん。了解だ。」

 うん…どこの世界でもこの格好は共通なんだな。


 サニーは、水魔法で数体に攻撃を仕掛けている。

 時間稼ぎも必要なため、近づかずその場での遠距離攻撃を指示してある。


《すみません。1体は仕留めましたが残りは傷を負った程度です。》


「上等だと思います。では俺もやることを。」

「検索あのデカい黒い蜘蛛。」


→【ブラックオッドタランチュラ:中級ダンジョンに生息する蜘蛛型の階層ボスモンスター。知能が高く、定期的にワインレッドポイズンスパイダーを召喚することができる。爪と牙には毒がある。力が強く手足は固い。弱点:火、光属性、胴と尻の継ぎ目にあるコア】


 は?中級ダンジョンの階層ボスだって?よく知らんがやばいだろ?

 どう考えても…ここは初級より下の初心者鉱山の穴程度だろ?


 直ぐに奴の毒効果を調べる。

→【ブラックオッドタランチュラの毒効果:猛毒 持続効果もあり大きく体力を奪う。解毒薬で解毒可能】


「やべぇぞ。こいつはブラックオッドランチュラ。中級ダンジョンのボス級モンスターで爪と牙の毒は猛毒だ!!!」


「はぁ?な…なんやてぇ!何でそんなんおるんやぁ。」


「続きが気になる!」「面白そう♪」など思われましたら、下記にあるブックマーク登録・レビュー・評価(広告の下にある☆☆☆☆☆→★★★★★)をいただけると、嬉しいです♪


今後の執筆活動の励みになりますし、この作品の展開を考える参考にもなりますので、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ