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第20話 クエストをこなしてみよう

スキルを確認しつつクエストに出発です。

本日掲載2話目ですのでひとつ前の話も併せてお読みください。


そしてそして評価ありがとうございました!励みになります(*^▽^*)

 

「サニーさんかなり後回しになりましたが、サニーさんの能力値を教えてもらっていいですか?。」


 街の門を出て目的地に向かう途中、その時間を活用しサニーの能力を聞いておく。


 俺も職を得たのだが、それで何ができるようになったのかが実はよくわかっていない。

 今のところ、俺が何もできないような場面で無理をして場を混乱させるより、サニーに任せたほうがいいこともあると認めなければならず、そのためにもパートナーの実力を知っておきたかった。


《もちろんです。能力値と私のスキルをお示ししますね。》

 例のごとく、ペンを口に持ち器用にメモ帳に書く。


【固有名:サニー】暁丈二に従事

【種族:ホワイトウルフ亜種[銀](風聖霊の分体) レベル1】

 体力値 120  魔力量 75

 力強さ 55   器用さ 40

 素早さ 65   賢 さ 36

 魔 力 40

 スキル(固有):分体復活  

 スキル(種族):水銀毒(牙・爪)、スラッシュ(爪)、空中ダッシュ

 魔法:風(中級)、水(初級)、氷結(初級)


《こんな感じです。私の場合ご主人様の狼のイメージが反映されています。力と素早さがストロングポイントですね。》


「ほえぇえ。全体的に就職後の俺より上ですね。頼もしい。ふむスキルや魔法か。これらについて教えてもらっていいですか?」


《魔法については、はじめて見られまもんね。その人の特性から覚えれる範囲が初級から神話級まであり、等級に合った魔法を覚えることができます。人の場合は、魔法を覚えるのに専門の魔法師に教わるか魔法書が必要になりますので追々でいいかと思います。》


《私の場合は元々、風の聖霊ですので風魔法が得意でいくつか習得しています。他に種族的に水と氷結の魔法が使えますので、水魔法での回復が少し使えます。》


「うわ~回復…頼りになる。」


《スキルについては、固有と職業とあります。私の場合は魔物ですので種族で表します。固有スキルは、こちらでは、生まれ持ってのマナの世界から与えられたスキルとなりますが、私の場合、分体なのでその特徴が固有となっています。この体で体力がなくなったとしても、私分体なので一旦ノトス本体に戻されますが数時間で帰ってきます。》


 切り離した端部が本体に戻り、また依り代に戻れば、はい元の通り…流石、聖霊様。

 数時間必要ってのが押さえておくポイントだろう。即復活のゾンビアタックみたいなのは出来ないということだな。


《職業スキルは、その職業となって初めて使えるスキルとなります。レベルが1なので覚えているのはその職業の最初のスキルだけですが、レベルが上がるにつれて新しいものを覚えます。レベルアップで一番の恩恵がこの職業スキルと言われています。》


「なるほど~俺の固有スキルは万科辞典で、就職してスキルが増えているってことか。しかも成長すれば増える。それはわくわくするわ~。」


「しかし、サニーさんのスキル。水銀毒牙は…シュールっすね。空中ダッシュって空走れるんですか?夢ありますね。」

 スキル!冒険!でわくわくして色々聞いてしまう。


《水銀毒は、レベルが低いので大したことありませんが混乱と麻痺の複合毒です。空中ダッシュはごご明察のとおり空中で風を足場を走れる技術ですが、このレベルなら2歩程が限界ですね。こちらは風の神格からの派生です。》

 なるほど風の神格らしい特技だな。サニーはやっぱり神格で頼りになるんだなぁと感心する。


 そういえば、俺の職業スキルってまだ確認してなかったな。

 と、魔力を込め強く念じスキルを脳裏に浮かばせる。


 スキル(固有):万科事典

 スキル(職業):交渉術(LV1)、気配感知(LV1)、気配遮断(LV1)

 魔法:土(初級)


 おぉぅ…出たけど、これすごい支援職に偏っているんじゃないのか?。辞典ON!検索っと。

→【交渉術:こちらに意図を言葉以上に伝え気持ちをなびかせる術】

→【気配感知:自分の能力の範囲で気配を感知できる】

→【気配遮断:自分の能力の範囲で気配を相手に気づかれにくくする】


 ふむ。各スキルのレベルについても調べてみるか。

→【職業スキルレベル:職業を修め、マナが一定値になることで上がるレベル。冒険による経験や職業に従事し使うことでもマナは蓄えられる。レベルによって効果は向上し、最大に達すると派生することがある】


 なるほどな~。職業を得て技を習得してスキルアップしていくのね。一定のマナをってのは自分のレベルと同じなんだな。だがこれ…職業に従事し使うことでってことは、ふむ。これでまた、少し試してみたいことができたな。


 サニーに自分のスキルについて報告し、これでお互いの確認は出来たのだと思う。

 …因みに、魔法はまだ覚えていないため使えなかった。


 ※ ※ ※ ※


 目的地に向かって快走していたサニーが急に足を止めた。

 丈二を降ろし口を開く。

《それと、ご主人様も御信託を得て、能力値に触れてきましたので、もう少し説明を。》


《能力値は基本的に、神託で示されたものを見る以外、他人が見ることができませんので、今後もメモで伝えますね。あと、圧倒的に数字の差がない限りは、その人の身体的特徴でしかありませんので留意してください。例えば力強さが5の人が10の人に勝てないような、数値的理不尽なことはありません。》


 レベル、能力値、スキルと少しづつ、こちらの世界を経験している丈二に、サニーが能力値の留意点…というか心構えを伝える。


 なるほど、ゲームのようにHPが攻撃力と守備力の引き算から減らされるの訳ではないのね。

 こんな感じの数値だから、自分を知って気をつけて生きていきましょうって感じなのかな。


 そうだよなぁ。傷の具合は違うにせよ、高価な剣で切られても安価な剣で切られても痛いし血は出るだろう。恐らく、その具合の差がマナや数値によって元の世界より守られている。


 人が進化をし兵器による殺傷ができる技術を持ったのと同じように、マナを使った技術…その使い方で差が広がる。まぁこんなところなんだろう。この辺りはおいおい実践を経験するないし、辞書で勉強していこう。


 そして恐らく、サニーがここで止まったということは・・・。


《ご主人様、気配感知を使ってみてください。私の風魔法の感知にコモンボアが掛かりました。》


 気配感知のスキルを使ってみる。魔力量が5減り、前方右上に気配を感じる。

 あ…。展開していた辞書の地図に印がついた。こん使い方もあるのか。でもこれって…辞書でも探知できるんじゃないかな?充電あれば魔力量の消費をしなくてもいいし。

 そもそもサニーもしてるしな…探知。何この無駄な探査型パーティと少し笑えて来る。


 そこらの違いは未だによくわからんが、とりあえず初めての戦闘が始まる。

「続きが気になる!」「面白そう♪」など思われましたら、下記にあるブックマーク登録・レビュー・評価(広告の下にある☆☆☆☆☆→★★★★★)をいただけると、嬉しいです♪


今後の執筆活動の励みになりますし、この作品の展開を考える参考にもなりますので、よろしくお願いします!

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