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第18話 就職戦線異状のみ

本日2話目です。

読んでいただきありがとうございます。

明日も19時に投稿予定です。

コツコツUPしていきますので、よろしければブックマートと評価をよろしくお願いいたしますm(_)m

 

「ありがとうございましたコールマンさん。わたくし今から就職をしてくるのであります。」

 このおじさんノリもいいしと、敬礼して就職を告げる。


「お…おう。がんばれ…。」

 あれ?ひいてるわ。うん去ろう。と、冷えた空気の中外に出る。


 さて、就職はどうすればいいんだろうか?

 辞典で調べてみよう。


「職業スカウトレンジャーになる方法、金額、フィルムの街でなれる場所も含む」

→【方法①:冒険者組合で登録時 銀貨1枚

    ②:生産者・商業組合で登録時 銀貨1枚

  場所①:フィルムの街中央→地図表示①

    ②:   〃    →地図表示②  以上】


 情報とともに地図が表示される。わかりやすい。

 普通に冒険者か生産者系になればいいのか。どちらで登録するにせよ、登録パスがいるので登録をする必要はあると思っていたから丁度いい。早速行ってみるとして、取り合えず冒険者組合だな。


 冒険者が何をするのかは、多分想像のとおりだろうから敷居が低いはず。生産者系はきっとマナでどうのってなるだろうから、必要があればなればいい。素材の買い取りとかも、コールマンさんを優先して行きたいしな。


 ※ ※ ※ ※


 冒険者組合に向かいことを決め、地図の①を目指す。

 神殿の2つ向こうの建物なのでわかりやすい。迷うことなく組合に着く。


 扉を開け中に入ると、大広間があり机と椅子が配置されている。ロビー兼情報交換所というところか。その奥に円弧状にカウンターがあり、10席程度の受付がある。今対応している職員は8名程度か。


 空いている受付に付く。

「すみません。先ほど神殿で御神託をいただきまして、就職を兼ねて冒険者登録しに来ました。」


「あっ、は~い。登録の方ですね。私は、組合職員のリリアと申します。職業を得るとなりますと、まず御神託を拝見させて貰えますか?」

「ふぇ?」


「いえ。何になるかは自由なんですよ?でも、魔法適正しかない人が剣士になっても、すぐ死んでしまうじゃないですかぁ。なので組合の規則で、拝見させていただいているのです。」

「ふぇえ?」


 御神託…あれだよなぁ…。謝罪とお詫びと、勇者や魔王やたまごのあれだよな…。

「あの…少々人と変わった御神託でして…。」


「大丈夫です。守秘義務は守ります。守らないと私たち捕まりますので。(変わった?見たい見たい見たい)」

 笑顔の裏にある圧が怖い。


 仕方ない…どうせ生産系組合も同じだろう。

「絶対内緒で…たまごとかたまごとか。」

「た…まご?あっはいはい。だいっじょうぶ~です!」

 こっそりと、袖の下から御神託を渡す。


 ・・・。


「あぁ…。うん。魔王のたまごになられるのですね…。」

「いえ。スカウトレンジャーです!何でそうなる!」


「え?御神託には、ラッキーアイテムの謝罪の下に、尚、適正すぎる職業は『魔王のたまご』一択なので迷うことなかれ(ケ)と書かれていますよ?稀にしかない()()()ですから。これになるのかなと。行きつく先は魔王ですけど。職業選択は自由です。」


「ちょ…ちょっと見せてください!」

「…糞堕女神め。これは悪い悪魔の悪戯です。ダメなのです。ええダメなのです。スカウトレンジャーでお願いします。リリアさん!」


 目が血走っているのが自分でもわかっているが、そんなのはどうでもいい。兎に角「あれ」の遊びだと思うと必死に否定するしかない。元々スカウトレンジャー一択の就職なのに。


「はっ。はい~。わかりました。わかりましたから。スカウトレンジャーなら適正職です。上位職です。素晴らしい!!組合としても問題ありません~~~。こちらの用紙に記載事項をご記入してください~。興味本位で対応した私を許してください~。ふぇええ~~ん。」

 彼女はもう泣いていた。


「わかればいいんです。ええ、ええ。」

 速攻で名前と職業を書く。その下の御神託確認欄とか命の責任は負わないとか、銀貨1枚とかそんな項目にチェックを入れリリアに渡す。チェックした項目は「あれ」の陰謀が気になるため一応一通り目を通してある。


「は…はい。ぐすっ…では、ぐすっ…奥の登録の間へ。コモンウルフはこちらで待機で…ぐすん。」

 まだ泣いているリリアに奥へ案内され、水晶の前に座る。

 街に入るときに見たように、彼女が何か唱えると水晶が光り、続いて用紙が光る。


「ジョウジ・アカツキ。これで、あなたの職業選択が可能になりました。最後に確認しますが…いえ。ごめんなさい。ごめんなさい。スカウトレンジャーになりますよね?なるんですよね?」


 ギロリ。丈二の眼の奥が彼女を睨む。

「よろしく頼む。」


「ふええええええええ」


 すると、水晶と用紙の光が彼の周りを回り、胸に吸い込まれていく。

「こ…これで職業を得ました。ちゃんとスカウトレンジャーですからあああ。確認してください。」


 職業の確認ってどうするんだろ?小声で辞典に指示を出す。

 →【能力値の確認:魔力を込め強く念じることで脳裏に浮かぶ】

 あ。そうなんだ。じゃ確認したいですっと。お、出た。


 【職業:スカウトレンジャー レベル1】

 体力値 60(+10) 魔力量 75(+5)

 力強さ 11(+1)  器用さ 28(+3)

 素早さ 21(+3)  賢 さ 33(+3)

 魔 力 17(+2)


 よし!俺れんじゃい!

 へ~ちょっとだけ能力が上がったんだな。

 それ以外何が変わったのかよくわからない。


「確かに魔王のたまごじゃないです。オッケーです。ありがとうございました。リリアさん。」

 何かに憑り付かれていたような邪気がす~と抜け、満面の笑みでリリアにお礼を言う。


 きゅん…。

(あんなに怖かったのに…。なんて優しい笑みなのかしら。)

 彼女の中の何かに触れ彼女は頬を赤らめているが、丈二はそんなところを見ていない。


「ふぇ、ふぁ…ふぁの。丈二…さん。色々とご迷惑を掛けたようですが、私に担当としてサポートさせて貰えませんか?頑張りますから!!」


「あ。先ほどはすみません。いえ。こちらからもお願いします。」

 あんなに泣いていたのに、職務に真面目なんだなと思いお願いをすることにする。


「ん。こほん。それでは、冒険者登録をしますね。銀貨1枚をいただきます。」

 ここで支払うんだと問いかけようと思いやめる。きっとさっきの俺のテンションのせいだと気が付いた。悪い気がして無言で支払いを済ます。


「確かに頂戴いたしました。登録オッケー…と。はい出来ました。このプレートをお渡しします。再発行は金貨になりますのでご留意を。また、登録はファルムになりますが、身分証としての目印程度なので気にしないで大丈夫です。その他の詳しいことをお聞きますか?」


 恐らく辞典で調べればわかると思ったが、これから担当となってもらえる人の説明だ。聞いておくこととした。説明を受けながらメモをとる。


 ※ ※ ※ ※

 ・冒険者登録により、各街での入場料は免除されるが荷物の検閲は免除されない

 ・所属するギルドのランクで受注できるクエストが変わる

 →ギルド未所属の場合は、個人がギルドとみなす

 ・ランクは E→D→C→B→A→S→SS とアップしていく

 →丈二は当然個人でEランク

 ・PKパーソンキラーは一定のペナルティが課せられる(個人単位)

 →アライメントが正常になるまでクエスト受注不可、街への入場規制

 ・クエスト品以外の素材やアイテムの買取サービスを受けれる

 ・モンスターの解体サービスを斡旋(ロビー隣の部屋)

 ※ ※ ※ ※


 こんなところだ。

 ランクは想像通りで、普通?ふ~んと思ったが、ギルド…チーム単位となるのが悩ましい。

 何となくわかったから、クエストを受けてみようかなぁ。


この後、電話してみっか~あいつに。


「続きが気になる!」「面白そう♪」など思われましたら、下記にあるブックマーク登録・レビュー・評価(広告の下にある☆☆☆☆☆→★★★★★)をいただけると、嬉しいです♪


今後の執筆活動の励みになりますし、この作品の展開を考える参考にもなりますので、よろしくお願いします!

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