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第16話 謝罪文(御神託)②

本日投稿文2話目ですので、前のお話も併せてお読みください。

また、宜しければ評価等して頂ければ喜びます。

 さて、落ち着いたところで御神託の確認をすることにしよう。


 御神紙と呼ばれていただけあって、立派な用紙に内容が書かれている。

 ん?内容が…。あぁ…。



『 暁 丈二 この度は、娘が職務怠慢ですみませんでした。

 本来なら、既に手に職の状態であるべき状況でしたのに神殿までのご足労

 申し訳なく思います。


 早速ですが、暁 丈二 あなたの基礎能力値を示します。ご確認ください。


 【レベル1】

 体力値 50  魔力量 70

 力強さ 10  器用さ 25

 素早さ 18  賢 さ 30

 魔 力 15  


 あなたはゲストです。今までの研鑽が能力値にフィードバックされています。

 それに伴い、器用さと賢さが非常に高いです。その他も力強さ以外比較的高

 くバランスが良いです。


 ここから先が本来の神託内容となります。


 ※ ※ ※ ※


 暁 丈二 あなたが最も適している職業は

 【勇者のたまご】【魔王のたまご】【スカウトレンジャー】  です。


 魔法職全般、生産職全般、魔導技師、シーフ、料理人、商人、筆写士、薬師、

 なども、向いています。


 バランスが良いことから広い範囲で職を修めることが可能ですが、特化した

 能力を活かした職業をお勧めします。


 ※ ※ ※ ※


 神託は、以上となりますが、今回のお詫びとして黒銀石をバックに入れて

 おきます。

 併せて、バックは「5つだけ何でも入る」ようにしてあります。

 ご活用ください。

 また、黒銀石は宿隣接のマテリアルスミスに持っていくことをお勧めします。


 本当に今回はすみませんでした。サニーをどうぞよろしくお願いします。  


 女神オプスより』




 うーん。まさかの御神託ペーパーの半分がオプス様からの謝罪文で埋まっている。

 お母さん。本当に苦労してますね…。


 てか…何かヤバイ職業のすゝめがなされていないか?これ。

 勇者とか魔王って…何か意図があるのだろうか。 

 サニーに意見を求めよう。その前に、この残念な報告もだね。


「ねぇねぇ。サニーさん…これ見てください。何かもう居た堪れなくて…。」


《わぁ…オプス様御労しや。》


《ご主人様の能力値は私が思っていたよりも器用さが高いですね。これで自分の能力はわかるようになっていますよ。それと私の能力値をまだ報告していませんがお伝えしましょうか。》


「ここなら危険もないでしょうから、サニーさんの能力値は後程でお願いします。先に、他に突っ込みどころが満載な御神託なので…そっちの意見を聞きたくて。」  


 折角の権能なので辞典で該当する職業を調べてみる。


「万科辞典ON」

「検索 勇者のたまご」

→【勇者のたまご:人々の夢、勇者に成り得るもの。全般的な能力値が高く世界を救う数々の能力を持つかもしれない。】


「…かもしれない。まぁいいや。続いて 検索 魔王のたまご」

→【魔王のたまご:マナの王、世界を滅ぼすものに成り得るもの。魔法全般の取得や魔法全般を退ける能力を持つかもしれない。】


「だよねぇ…。かもしれないシリーズ想像ついたわ。なら、検索 スカウトレンジャー」

→【スカウトレンジャー:上位ハンター職でシングルプレイも得意な職業。探索に役立つスキルを持つレンジャーと併せ、指揮系統や人を使うことに特化した能力を得ることが出来る。ある程度の生産も可能で冒険や狩りなどのサポートにも役立つ職業である。】


「…これ一択じゃね?」

「サニーさん職業なのですがどう思います?」


《これはまた…珍しいというか、悪意を感じますね。たまご。恐らく…。》


「あ~やっぱりですか…。そんな気がしてました。たまごの後ろに『っす』って薄っすら見えますよね。」


 今回の職業神託はオプス様だったけど、元々は「あれ」の仕事だからなぁ…さらっと流さないと、また玩具になりそうで怖い。


「辞典で調べたのですが、このスカウトレンジャーなら一人で冒険が出来そうですし万能な気もして良さそうかなと思うのですが、どう思います?」


《まず、本来の最適な職業神託はひとつなのです。この職業は上位職業で滅多になれません。恐らくこれがオプス様の神託だと思います。。》


「そうなんですね…。はぁ。もし「たまご」が無くて勇者や魔王であっても面倒すぎてお断りですから、もう…これにします。」


《職業のことはもう考えない方がいいですよ…。それより、ご主人様のバックがマジックバックになっていますね。機能は最低限ですけど。》


「そうですね…実は何が何だかわからないので、『人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。』ってことで、早速使ってみます。石がお詫びで貰えているようなので調べたいですし。」


 丈二はバックに手を入れ石を探ってみる。「石」を強く思ったからであろうか、ナイフなどが入っている空間と別の空間に手を入れているのがわかる。


 石を取り出し、辞典で調べる。


「検索 目の前の石 値段とも」

→【黒銀石:希少な銀の石で黒化しているため硬度が強く、武器防具、生活用品まで重宝される。銀貨20枚~】


「サニーさんサニーさん。この石お高い!これは良いものだ。オプス様ありがとうございます。」

 それにマジックバック?5つまで大きさに関係なく収納が出来ってことか。これはありがたい。


《ふふ。いろいろと切なさと悪意を感じる御神託ではありましたが、職業も「おまけ」もありがたいものであったんじゃないですか?…ただ。それも含めて「あれ」が「あれ」な気もしますが。。》


「ははは。そこはまぁ考えないようにして、今から隣の金属屋さんに行きましょうか。それならオプス様の導きなので安心ですし。」


 取り合えず、オプス様からの導きなら変なことは起きないだろうと、御神紙を仕舞いコールマンズマテリアルスミスに向かう丈二達。

 …丈二が御神紙をマジックバックに入れた後、御神紙には密かな追記がなされており、丈二がそれに気が付き発狂するのは、この後少し先の話となる。



[人生はむつかしく解釈するから分からなくなる:武者小路実篤]

「続きが気になる!」「面白そう♪」など思われましたら、下記にあるブックマーク登録・レビュー・評価(広告の下にある☆☆☆☆☆→★★★★★)をいただけると、嬉しいです♪


今後の執筆活動の励みになりますし、この作品の展開を考える参考にもなりますので、よろしくお願いします!

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