月乃の幼馴染
月乃「あ、ちょっと待って、これって性格まで幼児化してたりする?」
星良「ああ、おそらく鈴羽ちゃんはしてるわね」
月乃「え?なんで鈴羽だけ?」
二人とも同じ狐族だし、そこは変わらないと思うんだけど
星良「鈴羽ちゃんの方が狐族の血筋が多く引き継がれてるからね、割合で言うと鈴花ちゃんは40%、鈴羽ちゃんは60%ってところね、そして、神化するにつれて狐族の割合が多い鈴羽ちゃんは多分なってるわ」
へー、そこでも違いとかあるんだ
星良「あ、あと神化したにつれて種族も変わってるわ♪」
月乃「大事なことをさらっと言わないでくれるかな?」
星良「えっと、まぁ、うん.....忘れてたわ」
......やっぱどこか抜けてるんだよね、うん、まぁ、お母様らしいっちゃらしいけど
月乃「それで?種族は何になったの?」
星良「『聖天波陣狐』(せいてんはじんぎつね)っていう種族になってるわね、正確には月乃の守護従属神になったことで種族が変わったというか進化した感じね」
『聖天波陣狐』か(あ、多分これ種族名多いやつだ)
まぁ、頑張って覚えよ(←記憶力えぐい)
???「あ!月ちゃんだ!おーい月ちゃーん」
???「おい、ちょっと待て移動速度速すぎだろ」
....なんか、もの凄く聞き覚えのある声が....
月乃「やっぱ....日菜と日羅だよね?」
日菜「やっほー月ちゃん久しぶり!」
やっぱこの呼ばれ方慣れないなぁ.....
『帝天陽神』という区切りにいる
陽花零 日菜と、
陽花零 日羅
因みに兄弟
そして、月乃と星乃の幼馴染的存在である
月乃「えっと、二人とも何しに来たの?」
日菜「門番に偶々聞いたんだよ月ちゃんが帰ってきてるって」
日羅「それ聞いて速攻『月星神陣』(つきせいしんじん)の方に移動しやがったからな.....少しは落ち着いて行動して欲しい......」(←日菜は普段からそこまで落ち着きがないため多分叶わぬ願いである)
月乃「と言ってももうすぐ行くけどね、一応全世界と惑星を回ろうと思うから」
日菜「成程、じゃあ全部で589個の惑星を回るんだね」
日羅「これ、一般的に見たらかなり頭おかしい事言ってるけどな」
日菜「それ面白そう!!私も行きたい!!」
月乃(あ、これ、星乃の時と同じパターンな気がする)
日羅「いや、学校とかどうするんだよ」
日菜「うーん......中退?」
月乃(あ、これ星乃の時と同じパターンだ)←2回目+確信
日菜「ってことだからお兄ちゃんも強制参加ね♪」
日羅「.........は?」
日菜「よしじゃ早速行こ♪最初に行くとこどこ?」
月乃「え、えっーと....地球、かな」
日羅「月乃も少しは躊躇してくんないか?」
月乃「だって、日菜のペースに乗り遅れたら後々大変なんだもん!!」
日羅「.........納得した」
星良「ふふ、行ってらっしゃーい」
お母様のんきすぎるでしょ.......
ええい、もうこうなったら自棄だぁ!
とりあえず最初の目的地は地球!
早速行こう!そうしよう!
こうして月乃、日菜、日羅、鈴花、鈴羽の5人は地球に訪れることになったのでした