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『守護従属神』鈴花と鈴羽

鈴花&鈴羽「うわぁ.....」


帝国につくなり二人は感嘆の声をもらした


月乃「はぁ...やっぱり落ち着かないわね」


私や星乃が嫌になるのも無理はない....だって、この帝国、ざっと太陽とかの惑星以上の大きさはあるからね、自分で帰ってきたけどもやっぱり慣れないわ、まぁ、小さい頃から住んでるんだけども


〜数時間前〜

月乃「あの....二人ともちょっといい?」


一応荷物の準備などを終わらせた私は鈴花達を呼んだ


鈴花「ん?何?」

月乃「いや、ね?今から行く家っていうの結構大きいから覚悟してね」

鈴花「いや、覚悟ってそこまでする必要ある?」

月乃「うん、まぁ、大丈夫ならいいけどざっと太陽以上の大きさはあるから」

鈴花&鈴羽「「.........え?」」


〜そして今に至る~

月乃「えっと、中に入るけど大丈夫?」

鈴花&鈴羽「う、うん......」


月乃(うわぁ、すっごい入りずらい.....)


二人ともやっぱ凄い緊張してるね....

まぁ、無理はないんだけど


月乃「じゃあ、中に入るけどはぐれないようにね」

鈴花「そうね、ここにずっといても仕方ないし鈴羽準備できてる?」

鈴羽「出来てるよぉ!」

鈴花「よし、じゃ行きましょう」


〜月帝国~

星良「あら、来てたの」

月乃「ええ、ちょっとお母様に用があってね」

星良「私に?何の用かしら」


私はお母様にいきさつを説明した


星良「なるほどねぇ....それで、その子達を従属に」

月乃「まぁ、どうせすぐに承認してもらえるとは思ってないわ」

星良「いえ、全く問題ないわ、むしろ大歓迎よ」

月乃「え?なんで?」

星良「え?だってその子達、幻と言われている『九尾狐』、『波動狐』、『幻影狐』の混合種よ?九尾狐だけでも相当レアなのに各レア個体の混合種なんて普通いないし、ポテンシャルだけで言っても恐ろしいくらいに才能があるわ」


鈴花達が狐族ってことは知ってたけどそこまで凄いんだ.....

って、あれ?鈴花達はこの事知らないんじゃ....そう思って振り返ったら二人そろってキョトンとしていた


月乃(あ、やっぱ知らないんだ)

星良「とりあえず二人ともポテンシャルや、能力を見させてもらいたいからこっちに来てもらえる?」


にしても、『九尾狐』、『波動狐』、『幻影狐』

伝説上では確かどれも相当なポテンシャルを持った狐族の神々だと言われていたはずだけど.....

などと私が考えている間にお母様は二人の能力、ポテンシャルなどを計っていた


星良「ま、まさかここまで.....」

月乃「何か分かったの?」

星良「ええ、とんでもないものだったわ、まさか、ここまでのポテンシャルの持ち主とは....」


正直、ここまでお母様が青ざめてるのは初めて見たからどんなものかと思った


星良「思っていた数十倍以上の力があったわ、さっき言った『九尾狐』、『波動狐』、『幻影狐』以外に『調和狐』、『秩序狐』、『混沌狐』....合計で6つの狐族の能力を引き継いでいることになるわね」

月乃「ねぇ、ずっと気になってたんだけどそれって種族なの?」

星良「『九尾狐』は種族名ね、でも、他の5つは省略されている名前よ、例えば『波動狐』は正式には『波動を司る狐族』よ、それを縮めて『波動狐』と呼ばれているの」


成程、でも結構種類あるね、たしか、これ以外にもあったはずだからね


星良「さて、あとは、っと、あったあったこれこれ」

月乃「え、なにそれ」


お母様は謎の宝石(?)を取り出しこう言った


星良「二人ともこの中にはいって、そうすれば確か自動的に『守護従属神』として認定されるはずだから」

鈴羽「え?入るってどうやって」

星良「んーと、まぁ、なんか入ろうと思えば入れるわよ、多分!」

月乃「.....あぁ、そういえばお母様って結構雑というか抜けてるところあるんだよね....」


鈴花「なーんか、心配だけどやってみるしか無いわよね.....」


そう言うと鈴花がすーっとその宝石に吸い込まれるように入っていき、それと同時に鈴羽も同じように入っていった


星良「これでよしっと......あ」

月乃「どうしたの?何かやらかした?」

星良「月乃、いつからそこまで鋭くなったのよ、まぁ、やらかしたのは本当だけど」

月乃「それで、何やらかしたの?(圧)」

星良「それは......二人がこの中から出てきたらわかるわ」


お母様がそう言うと二人が中から出てきた


月乃「........はい?何でこんな姿になってるの??」


なんか......幼児化してる?


鈴花「はえ?」

鈴羽「なんか体軽くなったぁ」


うん、まぁ、むちゃくちゃ可愛いけども


星良「良い忘れてたけどこの子達、人間の面影もきちんとあるから年齢とかを合わせるために幼児化するのよね」


はぁ.......ま、可愛いから良いけども

それにハプニングは今に始まったことじゃないし


月乃「まあ、これで守護従属神にはなれたんでしょ?」

星良「ええ、それに関してはバッチリよ」


さて、ここからはとりあえずは世界を旅して回ろっかな、光を使えば一年内には行けるし

目標も決まったしそうと決まれば善は急げだね!

今すぐに、出発しよう、これ以上トラブルが起きる前に

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