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霊夢の鍛練と二人の決意

私達が雑談していると、霊夢さんが起きてきた。

霊夢「おはよう、早いわね、まだ6時よ」と、眠そうに目をこすった

霊夢「あ、そうそう、よければなんだけど今日鈴花達と一緒に鍛練してみない?」

へぇ、いつも(なのかは知らないけど)鍛練とかしてるんだ

私達は昔から練習相手って中級神ぐらいだったしなぁ、たまにはいいかも

鈴羽「そう言えば二人ってどれくらい強いの?」

星乃「うーん、まぁ、中級神を触れずに倒すことぐらいはできるかな」

星乃がそう言うと、その場にいた三人が声をあげた

鈴花&鈴羽&霊夢「え?まじで?」

月乃「えっと、はい、まじです」

霊夢「だったら私と練習がてら試合しましょうよ、最近、異変があんまり起きないから鈍ってるかもしれないのよね」

霊夢さんが肩を回しながら言う

へぇ、楽しそう、霊夢さんってどれくらい強いんだろ

月乃「だったら庭に出ましょうか」


~庭着〜

霊夢「さて、ここなら思う存分できるわ、でも、神社は壊さないでね?」と苦笑する

いやいやいや、この神社をって、破壊する人いるの!?

鈴花「あー、フランさんですね...」

鈴花が諦めたように言う

星乃「まあ、流石に破壊しないから安心して」

霊夢「ふふ、それじゃあずっと話してるのもアレだし始めましょうか」

この後、霊夢の提案で月乃と霊夢、鈴花、鈴羽と星乃ですることに決まった

霊夢「さあ、始めましょうか」

霊夢の掛け声で試合が始まった

たまには光以外を使うか

月乃「先手を打たせてもらいますね『波動 フォーマルグレイズ』」

霊夢「なるほどね、波動の結界かこれは少し苦戦しそうね」と、面白そうに言った

月乃「少し、本気を出しましたからね、そう簡単には破らせませんよ」

よし、この状態のまま攻撃をすれば!

霊夢「でも、私もやられっぱなしではないわよ『霊符 夢想封印』」

霊夢が弾幕を張り攻撃を仕掛けた

一応、波動で結界を張ってるけどこれ、まだ完成形のスペカじゃないんだよね

なんてこと考えてる余裕はなかった

月乃「隙を見せたら詰みね...慎重に行動しなきゃ」


〜星乃視点〜

うーん、一人だとまだいけるけど二人だときついな~

さらに双子ってことだけあって息もぴったりだし、打つ手なしって事はないけどそれを実行する隙が見つからないんだよね

星乃「はぁはぁ、結構体力消耗しちゃった、これ以上やっても結果は見えてるしもう降参かな」

正直これ以上はきつい...あはは、負けちゃった.......あ、そうだ!

星乃はなにかを決意し、優しい笑みを浮かべた


~試合終了後〜

月乃「はぁ~、結局負けちゃった」

私が肩を落とすと、

霊夢「いやいや、私でも結構きつかったわよ、それにあの技も凄かったし、完成度は少し惜しいけど」

私と霊夢さんが話していると、星乃達も入ってきた。

鈴花「お疲れ様ー、大丈夫でした?こっちに比べてドンパチしてたから少し心配だったんですけど」

鈴羽「勢いがすごかったよねっ!」

えっ、そんなに?全然気付かなかったんだけど

次から気を付けよ.....

霊夢「あっ、そういえば朝ごはん食べてなかったわね!すっかり忘れてた」

あ、そういえば朝ごはん食べるの忘れてたな

鈴羽「私、もうお腹ペコペコだよ~」

まぁ、無理もないかもね星乃を相手にしたんだから

ってか、そっちも結構派手に暴れてたけどねっ!

鈴花「じゃあ、朝ごはんにしましょうか」


ここ数日博麗神社に泊まっていた。

月乃は星乃が霊夢達との鍛練の時、決意したこと

そして、内容もわかっていた双子だから言われなくても分かった


星乃はここを出て、旅に出ようとしている 恐らくそうだろうという考えが月乃の心に残っていた

でも、星乃がどんなことを考えていても私は絶対に応援する、そう決めたんだ、だから、だから...いつまでもこうしてるわけにはいかない

けじめをつけなければならない日が来るだから、その時は、笑顔で背中を押してあげる家族として、この世にたった一人しかいない双子の妹のために

その月乃の決意はとても固く強いものだった


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