幻想郷での出会い
星乃「てことでお姉ちゃん、早速だけど能力創成でゲート作って!」
月乃「はいはい、分かったからちょっと待って『能力創成 想像転移ゲート』」
星乃「ありがとー!にしてもお姉ちゃんの能力創成いいよなぁ、私も欲しい」
月乃「これ結構オーラいるしいろいろと細かい調節しないとだけどね、星乃これ使いこなせる自信ある?」
星乃「ない!」
月乃「うん、まぁ、でしょうね、じゃ、そろそろ行きましょうか」
~幻想郷着~
星乃「幻想郷にとうちゃーく♪」
ここ、どこなんだろう初めて来たから当たり前だけどこんな建物は初めて見た...。
???「あれっ、珍しいね、ここに人が来るなんて」
???「そうだね、もしかして参拝客?」
???「何はともかく、とりあえず『霊夢さん』にいっておく?あの人多分まだ昼寝中だから」
月乃「あの、あなた達は?」
???「あ、すみません!私は、鳴風 鈴花双子の姉です。そして、こっちが...」
???「双子の妹の鳴風 鈴羽です!」
鈴花「今はいろんな、理由があってここで巫女として働いています」
星乃「へぇ、そうなんだ、それにしてもその袴、凄くかわいいね!」
月乃「うん、確かにかわいいわよね、二人で色違いの袴だし」
鈴花は薄茶色のかみを鈴の付いた赤いひもリボンで、よこに一つにまとめていて、鈴羽は薄い灰色の髪で鈴の付いた青いひもリボンでこれまた、よこに一つにまとめている。
瞳の色は二人ともオッドアイで片方が薄茶、もう片方が薄い灰色になっている。
鈴羽「あっ、そういえば霊夢さんに言わなくていいの?」
鈴花「あ、そうね、一応お越しにいこうか」
二人が動こうとした時、
???「聞こえたわよ、いらっしゃい『博麗神社』へ、私は博麗 霊夢この神社の神主みたいなものね」
月乃「私は空花 月乃です。私たちも、双子で私が姉になります」
星乃「私は空花 星乃です。お姉ちゃんの双子の妹でーす!」
私と星乃は自己紹介をし、挨拶を終えた。
霊夢「あ、そうそう聞きそびれていたけどどうしてここに来たの?ここそこまで有名じゃないと思うのだけど」
霊夢が不思議そうに聞いた。
月乃「そんなことないですよ?幻想郷というところがあると、風の噂で聞いて来てみたんです。私も行き方は分からなかったんですけど能力で来て、でも全然分からない場所に着いちゃって」
と、説明した。
霊夢「ふぅん、何となくだけど状況は理解したわ、でも、もう遅いから今日は泊まっていきなさい」
月乃「えっ、いいんですか?急にお邪魔して」
霊夢「私が言うんだからいいわよ、まぁ家でくつろぐような感じでゆっくりしてるといいわ」
と、言ってくれ中に案内してくれた
星乃「すごーい、こんな部屋もあるんだね今度従属達にこんな部屋をつくってもらってもいいかも...」
と言っている、もうなんか旅行気分になっている星乃に苦笑した
月乃「確かに落ち着くわね、何だろうなんか温もりを感じるというか」
何でだろう、まぁ、強いて言うならこんな感じの部屋で過ごしたことがないからかも
霊夢「従属達って凄いわね、なかなか聞かないわよ」
鈴花「まぁ、そうですね。でも、私達も家事はしてるしにた感じじゃないですか?」
へぇ、家事できるんだ凄いなぁ、私はやったことあるけど卵焼き作ったらからが入ってたり、力入れにくくて能力使って力入れたら入れすぎて容器破壊しちゃったりだったからなぁ、だから上手くできたためしがない。
まぁ、それまでも従属達に家事はやってもらってたからしょうがなかった気もするけど。
鈴花「あうんさんや、萃華さんもいますし」
霊夢&鈴花&鈴羽(まぁ、ほとんど萃華は手伝ってくれないけど...)
鈴羽「ふー、お風呂上がりましたー♪」
鈴花「あ、お帰り」
霊夢「じゃあ、次はあなた達が入ってきなさい」
鈴羽「ここのお風呂は夜景が見れるから綺麗だよー」
と、明るく説明してくれた
〜数十分後〜
星乃「いやー、ホントにきれいだったね、絶景だったよ!」
ほんと、とってもきれいに見えたし、しかも、この時間だから余計にね
霊夢「よろこんでくれて、良かったわ、それじゃ、ご飯にしましょうか」
霊夢が呼びかけると、
双子姉妹&双子姉妹「はーい!」
と答え夜ご飯を食べて就寝した。
~次の日~
私は、いつもより少し早くに目が覚めた。
ふと、横を見るとそこには、鈴花ちゃんと鈴羽ちゃんが寝てい...ってえええぇ!?
私は驚きのあまり声を出した
月乃「えっ、え、どういうこと!?」
頭の整理が追い付かない
星乃「ふわぁぁ、お姉ちゃんどうしたの?って、えっ、まってこれどういうこと!?」
星乃も驚きを隠せてない
まぁ、それも無理はないんだよね、だって...
鈴花ちゃんと鈴羽ちゃんに何故か狐の耳と尻尾が生えてたから!!
鈴花「ふわぁ、おはようどうしたの?」
月乃「あ、おはようって、そうじゃなくて単刀直入に聞くね?その耳と尻尾...何?」
と、聞くと、またもや驚く事となった
鈴花「あ、いい忘れてたね、私と鈴羽は『狐族』なの」
き、狐族?聞いたことはあったけど、実在するんだ...当たり前だけど見たことはない
鈴羽「ふわぁ、おはよー」
と、まぁ、朝からとんだニュースはあったものの案外すぐに慣れ、気付けば4人で話していた
月乃「そう言えば聞き忘れてたけど、二人とも年はいくつなの?」
鈴花「13ね、二人は?」
月乃「へぇ、二人もなんだ」
鈴花「二人もってことは13か、同い年ね」
お互いに何故か面白くてその場にいた四人が微笑んだ