新たな目標
ここに数日住んで気付いたことだがこの家には庭があり言うまでもなく庭も広かった。
星乃「この庭を見ると、昔お姉ちゃんと特訓してたの思い出すよね」
月乃「ああ、そういえばしてたわね」
月菜おばあちゃんの元スパルタの......ね
そして、数秒の沈黙の後星乃が言った。
星乃「ねぇ、久しぶりに勝負してみない?」
月乃「えっ、やるの?まぁ別に良いけど全力は控えさせてもらうわ、久しぶりだから制御しきれない可能性があるし」
すると星乃は嬉しそうに
星乃「うんうん、それでも良いから♪」
とやる気満々に言った
月乃「そういえば能力の相性的に前やったときにはなかなか決着がつかなかった気がするんだけど
大丈夫かしら.....」
星乃「まぁまぁ、とりあえず始めよっ!」
そしてお互い臨戦態勢に入った
星乃「先手必勝ってことでまずは私から行くね!『星支配 ホールムライト』」
月乃「じゃあ私も、『月符 月光』」
お互いに攻撃を放ったとき庭は光で溢れていた。
星乃「うーん、やっぱり『光』どうしだと威力が弱まるかぁ...」
月乃「じゃ、次私の番ね『吸収 エネルギーライト』」
この後小一時間程度の時間がたったとき勝負が付いた。
月乃「はぁ、思ったより時間かかっちゃったなぁ」
星乃「でも結局お姉ちゃんが勝ったじゃん」
と、ちょっと悔しそうに星乃が言う。
月乃「まぁ、一応ね(ほとんど互角だったけどね!)」
星乃「強くなるために修行でもしようかな...あっ、そういえば風の噂で聞いただけだから確証はないけど、幻想郷って言うところがあるらしくて巫女とか魔法使い、妖怪に神様までいるんだって!」
星乃「そこにいってみようかなぁ」
月乃「結構急ね!?(もう振り回されっぱなしだから特になにも思わないけどね!!)」
月乃(幻想郷か、私も聞いたことあるしちょっと気になってたんだよね、いい機会だし行ってもいいかもね)
月乃「分かったわ、私も気になるし、行きましょうか(まぁ、どうせすぐじゃないし…)」
星乃「うん、じゃあ早速明日いこ!」
月乃「え?あ、明日!?」
星乃「モチのロン♪」
月乃(あ、これまだまだ振り回されるやつだ...)
次は幻想郷での物語が始まる。