表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バトルアーツ  作者: ぴいたん
魔王
21/54

魔王の世界3

 勇者二人はしばらくダクトの中を進み、明かりが見えた場所から外へと出た。

「ギギギ……侵入者ハッケン」

 ゾンビのような話しようのバトルアーツに即座に見つかったが、ラディすけは剣でゾンビバトルアーツを切り捨てた。

 しかしその後も敵に見つかり、迫り来る軍勢にたった二人で向かっていった。

「チッ、どこに魔王はいるんだ!」

「待て、ラディすけ。この体マップ機能が搭載されている。コッチだ!」

 ヒロ太にラディすけはついていく。

 サイクロプス型のバトルアーツが守っていた扉の向こうに魔王は居るらしい。

 普段なら大いに手こずるハズの大型バトルアーツも必殺技を使わずに、一瞬で倒した二人は部屋の中へと入っていく。

「バトルアーツの研究室か」

「ヒロ太、こっちだ」

 ラディすけが部屋へ入った後にヒロ太は部屋へと入っていく。そこはラディすけが魔王にボコボコにやられた場所だった。

「ようこそ、諸君」

「貴様が魔王か」

「魔王、今一度決着をつけるぞ」

 ラディすけが剣をかまえると同時に、ヒロ太も剣をかまえる。その様子を見て、魔王は笑う。

「体を新しくした程度で、この魔王に相対したか」

 魔王は充電ケーブルを外し、そばに置いてあった大型メイスを手に取る。

「さあ、始める前に一応聞いておく。この魔王の軍門に下れ。そうすれば……」

「黙れ! 魔王の言葉を聞く耳なんかねえ!」

 ラディすけの言葉を聞いて、魔王は思わず口角を上げた。

「まあいい、どちらにしろ褒美はやろうと思っていた。この魔王の元まで来れた褒美をな」

 魔王はメイスをかまえることなく、ラディすけとヒロ太に向け歩き出した。

「貴様らの欲しいものはこの魔王の命であろう。ならばかかってくるがいい。褒美として戦ってやる」

「舐めたマネを。しかし、容赦はしない!」

 ヒロ太とラディすけは魔王へ駆けていく。

「魔王! 叩っ斬ってやるぜ!」

「では相手にしてやろう」

 人類の命運をかけた戦いが始まったのだった。

「ああ、ラディすけ、ヒロ太、大丈夫かなあ?」

 守人の心配する顔をよそに、研究員はスマホをいじっている。

「こんな時に何やっているんですか!」

「あの二人ワーグと戦い始めたようだね」

「どうしてわかるんです?」

「このスマホに送られて来るデータを見たんだ。一緒に見るかい?」

 守人は奪い取るように研究員のスマホを見る。

「ワーグは研究室にまだいるようだね」

 三つの点がぶつかり合っている。守人は強く二人の無事を祈った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ