会談×交友×島へ
「いい度胸じゃないか、ヴァン。見ない間にずいぶんと口達者になったじゃないか」
高圧的な態度を取るキララにヴァンは澄ました顔を浮かべる。
「お久しぶりです、鬼騎士団長さん。ノイさんもお久しぶりです」
「ひ、久しぶり、ヴァン。でもヴァン……キララに謝らないと……」
ノイは及び腰にキララへ謝罪するようにヴァンへ要求する。
「なぜです? レイン、レン、ネルから聞いています。鬼騎士団長さんは変わっていないと」
「レイン……レン……ネル……あのバカ共がぁ」
メラメラと炎を燃やすキララへヴァンはフランにも伝えてあります、と告げたらフランへのそこしれない怒りをあらわにする。
「そもそも鬼騎士団長さんが地獄の指導をしなければこうならずに済みました。自業自得です」
「辛辣な言葉をよく連発に言えるね!?」
ノイはヴァンのストレートすぎる言葉に頬を引きつらせるほどに絶句する。
「よし。全員一回殺すか」
「洒落になっていないからねキララ!? 落ち着こうか!?」
「さすが破壊のかぎりを尽くす単細胞頭ですね」
「ヴァンも変に煽るな!?」
ノイがツッコミ役兼なだめ役に回らなければならない。
「あの~ヴァンの契約者。いやラニカ公爵公子よ。お願いだからヴァンを止めてほしい。このままじゃあキララの怒りが収まらない」
ノイがユージに頭を下げたくなるほどお願いを乞う。ユージもヴァンとキララに浅はかならぬ関係と知らずにいたので絶句していたがノイの頼みを聞かないと城どころか製法全域が灰燼に帰しかねないので止めに入る。
「ヴァン。それ以上言っちゃダメ」
「わかった、ユージ」
口を閉ざすヴァン。ユージもキララに頭を下げて謝罪する。
「申し訳ない、ヴァンがご迷惑を」
「いやキララも血の気が多すぎただけだ。気にするな」
丁寧にご挨拶するユウト。丁寧に挨拶をするユウトの姿にシノアたちが絶句する。
普段、おちゃらけてバカっぽいのがユウトだと思いきや利口的な一面があるとは思わなかった。
「意外だね。ズィルバーから聞いていたけど血の気が多い好敵手って言っていたけど……」
「――!」
ユウトはズィルバーから好敵手扱いされて内心嬉しかった。
「さっき言ったが俺はこれでも西方出身だ。西方支部の親衛隊が強欲なのは知っている」
親衛隊に入隊する前、西方支部の親衛隊にひどい仕打ちを受けた記憶がある。故に入隊して第二帝都支部を志望したのだ。
「そうか。それじゃあ話をしようか。今回召喚した経緯をね」
ユージは彼らをソファーに座らせて話し出す。今回召喚した理由を――。
「今回呼び寄せた理由は一つ。最近“ドラグル島”に不審な輩がいる。そいつを始末してほしい」
公爵家が親衛隊に討伐依頼を出した。
「ドラグル島に不審な輩がいるから。俺らに始末しろって言うのか? ふざけんじゃねぇ!」
シーホがユージに食ってかかろうとするもユウトが制止する。
「やめろ、シーホ」
「だがよ、ユウト……」
「西方では信頼関係が重要だ。信頼を勝ち得るには俺たちが行動が示さないといけない」
「チッ……」
「それに西方全域を見渡せる男が何もしないのはおかしな話だ。俺たちの動きが筒抜けだった、だろ?」
ユウトは問い返せばユージは拍手で肯定する。
「うん。僕は臆病でね。何事も調べないと気が済まないんだ。だからキミらの行動は見させてもらったよ」
「西方の魔法陣が起動した今、西方は今ユージくんの手中に収まっているというわけか」
「そう。全てはユージの前では隠し通せない。西方は常に風が吹いている。西方で風が止むことはない」
「たしかに……」
キララも西方で風がやまないのを知っている。知っているからこそキララもずっと見られていたことにヤキモキしていた。
「でも不審な輩がどんなのか教えてあげる。そいつは吸血鬼族。僕は見たことがないけど強いらしいじゃん。だからお願いできないかな?」
「はっ? まさか臆病だから行きたくありませんってか? 公爵家の坊っちゃんはいい気なもんだぜ」
シーホの物言いにシャルルが剣を抜きかける。
「貴様……」
「シャルル。抑えなさい」
ユリスも気が荒立っている。ここまで言われてしまってはユージも筋を通さなければならない。故に言う。
「僕だって自分から始末に行きたいさ。でも僕が動かないといけない敵がいるからね。吸血鬼族の相手をしている暇なんてないんだ」
「だから何だ? 自分ができないことを俺らに押し付けるのか? ずいぶんと偉そうだなラニカ公爵公子さんよ」
「おいシーホ言い過ぎだぞ!?」
「シーホくん。言葉を抑えて」
ミバルとヨーイチが抑えようとするも後ろに控えていた四人の少女騎士に剣を添えられる。
「控えろ、五騎士星」
ユージが部下に下がるよう命じる。ユージに言われてシャルルたちは剣を収める。
「しかしユージ!」
「こいつらはあなたを……」
「このままでは――」
「いいから黙れ!」
意見を言おうとするララたちだがユージの“闘気”がこもった声音で二の句が継げずに黙りになる。
「「「――!」」」
ユウトたちもユージの実力の一端を肌身で感じ取る。
「強ぇな」
「キミもね」
フフッと笑みを浮かべ合うユージとユウトの二人。
「すみません。部下が迷惑を」
「いえ、私の監督不行き届きなのが悪いです」
ユリスとシノアはお互いに謝罪し合う。
一方で、シャルルはシノア部隊の一人、メリナに話しかける。
「一つ聞く。あなたは“聖霊機関”の諜報員?」
彼女の問いかけにメリナはわずかに見開くも嘘を突き通せそうにないと判断する。なにしろ――
(あの目……たまに見かける疑り深い目。諜報員を欺かれた際に見せる目……隠し通せる気がしない)
「ついでに聞くけど天使族でしょ? 最も稀有な異種族。私は実際見たことがないけど実在するのは知っているわ」
シャルルは隠し通さないように逃げ場を塞いでいく。メリナも逃げ場がないのを理解し、ため息を吐いた後答える。
「ええ、私は“聖霊機関”の諜報員。そして――」
メリナは隠していた白き翼を見せる。
「天使族よ。私を天使族だからという理由で迫害しないでしょうね?」
「いいえ。皇帝陛下直属の諜報機関を消しはしません。ですが、部下の躾がなっていませんね」
シャルルの物言いにメリナはすぐに察する。
(まさか、地方に放っておいた諜報員が捕まったというの? そのような報告は一度も――)
「はっ、まさか――」
「ええ。私たちがすでに捕らえて情報を引き出してから中央へお返しいたしました」
「…………」
(西方貴族も伊達じゃない。東方とは違った強さを感じる。静謐で清澄な強さを……)
メリナは内心動揺を隠せない。そもそも第二帝都支部に来てからいろんなことを体験しすぎている。
シノア部隊の強さも然り。白銀の黄昏然り。豪雷なる蛇然り。
聖霊機関にいた頃には体験できなかった濃密さがあった。
何より神の存在。
歴史の闇に葬られた上位の生命体。神、天使、悪魔、精霊。そして、竜種。
現代の常識をいっぺんに覆す存在を知って今までの常識の物差しが壊れてしまった。
あと、彼女個人に恋というのを知ったことも――。
「まさか、聖霊機関もここまで地に落ちていたとは……」
(諜報機関の再編をウィッカー皇帝陛下に進言しなければ……この分だと白銀の黄昏に放った諜報員も気づかれているわね)
現実を目の当たりにしてへこたれそうになるメリナ。
「そうね。部下の教育も七大天使の皆さんに伝えておきます」
「七大天使……始原の天使ね」
ヴァンはメリナが口に出した存在に反応する。
「ああ、ヴァン。どうやら私の部下たちは今も生きているようだ」
「え?」
ヴァンはキララが今、口にした言葉に呆ける。
(七大天使が媛巫女騎士団の方たち。まさか彼女たちが天使だった。しかも七大天使、って……そんなのあり?)
動揺を隠せないヴァンにノイがフォローする。
「僕も驚いたけど、でも事実だ。彼女たちは生きている。そして彼女たちは今も果たせなかった役目を全うしている」
「はっ――! レイ様の意志は今も受け継がれている……」
「ああ、彼女の意志と夢は千年の時を経て呼び起こされた」
ヴァンはチラリとユリスを見やる。
「まさか……」
「うん。そのまさかだよ」
ヴァンが言おうとしたことをノイが頷いて肯定する。
ヴァンもレインから聞いていた。聞いていたがあまり信憑性を持てなかった。しかしキララとノイが事実だと言い切れば信じきるほかない。そして、いますべきことも自ずと見えてくる。
「なら今すべきことはユージを強くさせることですね?」
「フランもそう考えて動くはず」
「そしてこれに乗じて吸血鬼族も動き出した。ヴァン、気づいていよう」
「はい。私は風帝。西方全域を見渡せます。西方へ入った吸血鬼族は二人。年数から見て第三始祖。体型から見るに少年少女。風に交じって香る臭いからアシュラとクルルかと」
ヴァンは部屋に入る僅かな隙間風だけで西方の状況を一瞬で把握する。
ヴァンがもたらした情報にキララとノイは目を細める。
「アシュラとクルル……」
(しつこい奴らよ)
「ヴァン。どこへ向かっている?」
「“ドラグル島”です」
向かう場所を明かせばユウトたちの顔色が変わる。
「またあの島か。ったく、あの島に何があるってんだ?」
シーホが頭を掻きながら悪態つく。
「そうだよね。あの島って人族と竜人族が住んでいるだけでなにもないよね?」
ヨーイチも“ドラグル島”に特別な意味を込められているとは思えなかった。
「いえ、あの島は西方の中でも特殊な島です。そもそもあの島はかつて巨大山脈でした」
ヴァンは“ドラグル島”が巨大山脈の成れの果てだと言う。これにはユージらもユウトらも驚愕し唖然とする。
「西方は“ギーガス山脈”と言われ、巨人族が暮らしていました。しかし“竜種”最強と言われた“創世竜アルトルージュ”様の子供が巨人族と戦った果に山脈は陥没しました」
「ヴァン。どうして知っているの?」
「私は神級精霊。遥かな大昔から記憶と力を受け継いだまま転生を繰り返していました」
「いや、その意味がわからない。っていうか今、転生って言わなかった!?」
驚きの連続で頭の処理が追いつかなくなっているユージ。
「話を戻しますと、アルトルージュ様の子は陥没した山脈に住み着いた。巨人族は陥没した山脈から追い出され周辺の山脈に移り住みました。陥没した山脈に雨風を受けて浸食し、現在の“ドラグル島”になりました」
「そう。あの島は陥没したギーガス山脈の一角。島の地下は超広大な迷宮が広がっている」
キララが補足で話してくれた。
「そもそも、巨人族は巨大山脈の中で暮らしている。山の中に集落を作って暮らし生活していた。今もなお周辺の山脈の中で暮らしていることだろう」
キララは“ドラグル島”の周りにある巨大湖を覆う山脈に巨人族が生息していると明かした。
というよりも巨人族を見るのは北方で“魔王カイ”の配下・狂巨人でのみにしか見たことがない。
現存する巨人族を見たことがない。
「まあ巨人族を人間が見るのは千年前、巨人族がこの国を攻め込んできた。初代五大将軍によって力の差を見せて山にひっそりと暮らすこととなった」
ヴァンが千年前の話を交えて巨人族とライヒ大帝国の歴史を語った。
「巨人族の寿命は小人族と同じで百年以上は生きます」
「ひゃ、百年!? 巨人族と小人族がそんなに長生きなんて……」
ユリスは異種族の寿命の長さに度肝を抜かれる。しかしヴァンからすれば普通だった。
「あの精霊はかれこれ数千年。私やレインといった“五神帝”はかれこれ数万年は生きています。転生はしていますけど……」
「いやいや精霊も長生きなんて知らなかった」
ユージもヴァンが自分より歳上だったことに驚く。いや精霊だから歳上なのは分かっていたけど象とミジンコぐらいの差があったと実感する。
「では、長々と会談しているだけ時間の無駄です。皇族親衛隊のみなさんにはすぐにでも“ドラグル島”へ。あの島は今亡き“竜皇女”の住処であることに変わりない」
ヴァンは早々に向かうことを言い放つ。右手を払えば窓が勢いよく開かれる。
シーホが粋がるも五騎士星が準備を整えた。
「向かうのは少数精鋭で。たった今、南方からルフスの末裔一行が“緑銀城”に到着した」
「ユーヤが?」
「アヤも来ているの?」
「人数は4人。見たところ英雄の道を踏み入れている」
「どうやらユーヤは少数精鋭かつ主力を連れて僕のところへ来ているね。ヴァン。僕らも行こう」
自分らも行くことを告げれば引き止めても無駄だと目を見てヴァンは判断した。
「支度の準備をしなさい」
(フラン。私の風で“ドラグル島”へ行きます)
ヴァンは“緑銀城”へ入ったフランに思念を飛ばす。
『えっ? あの島に行くの? 大丈夫。今のユーヤじゃあきつくない?』
(ええ。どうやら南方も“吸血鬼族”が蠢いていますね)
『むぅ~。分かってる。でも今のままじゃユーヤが死ぬし。鍛えるほかない。レンとネルが自慢げに言ってくるもん。次の“決闘リーグ”で無様に負ける様を見てあげる、とかほざいたもん』
(…………それは由々しき事態ね。目標はレインの契約者に負けない強さを得る、ね)
『うん。それが一番。とりあえず私らを風で飛ばせ』
(場所は“ドラグル島”。巨大湖に隠された真実を暴きに行く。相手は吸血鬼族の第三始祖。アシュラとクルルだ。気をつけろ)
『あの二人ね。分かったわ』
ヴァンはフランと思念伝達を終えれば荷支度を終えたユージらが戻る。
「行くのは僕とユリス、五騎士星だけにする」
「親衛隊も西方で認められたければ力を示しなさい」
「言い訳したら即刻帰ってもらう」
ユージの決定にユリスが親衛隊へ行動を示してもらうと言い含める。シャルルも便乗した。
「ああ、分かっている。親衛隊といえど西方のルールは守るさ」
ユウトがみんなの気持ちを代弁するように言う。
「では、出発する。全員、舌を噛むな」
ヴァンは立ち上がって早々みんなへ声を飛ばす。
「あっ? 何を言っ――」
シーホが意味わからんと言わんばかりの反応をするもヴァンは部屋にいる全員に風をまとわせ、左手を払えば一斉にして全員の身体が浮かび上がりそのまま西方の果“ドラグル島”へと飛ばされた。
飛ばされる際、ヴァンはフランらを見つけ、風をまとわせて共に“ドラグル島”へ飛ばした。
「――ッ!?」
「ヒィ――!?」
声にならない悲鳴を上げる全員。でもフランやキララ、ノイは呆れていた。
ヴァンが千年経っても変わっていないことに――。
“ドラグル島”。
もう一度おさらいすれば“竜人族”の生誕の地と言われている。
“竜神アルビオン”が奉られている島と言われているが――。
その実態は千年以上前、巨人族が住処にしていたギーガス山脈を“竜皇女”が陥没させて大量の水が溜まっていき巨大湖になった。巨大湖の一角に立ち上るのが“ドラグル島”だ。
その島へヴァンが無理やり風に飛ばして到着したユージら一行。誰もが息を絶え絶えにしてその場にへたり込んだ。
「生きている実感がねぇ」
「うん。幽体離脱を味わったよ」
「生きているって初めて実感した」
ハアハアと呼吸が荒くなるユウトたち。
「やぁ、ユーヤ。見ない間に一丁前になったね」
「ユージもな。それよりも……」
ユーヤはヴァンを見やる。いきなり突拍子もない事をされて身体に悪いどころか心臓に悪い。
「契約精霊ヤバくないか?」
「僕も今思ったよ」
「アヤ……久しぶり……」
「ユリスも……」
会話ができないほどに疲弊していた。
「こら! ヴァン! まいどまいど先に言ってよね! 大事なことを言わないのがヴァンの悪い癖!」
「フラン。先に言うとみんな拒否するでしょ? 事態は迅速に動くのがベスト」
「その迅速が間違っているのよ!」
フランが息荒くなるほどに怒号をヴァンに言う。ノイはやれやれと呆れ果てる。
「まったくヴァンの行動を先に移す癖は治っていないね」
逆にキララはヴァンに雷を落とす。
「ヴァン。このバカモノ!」
彼女の拳骨がヴァンの頭に炸裂する。
ゴキン!!
鳴ってはいけない音が響き――
「頭が……頭が……」
ジーンジーンと激痛に頭を抱え苛まれている。
「千年経っても変わっていないな。移動するときは先に言っておくようにいつもいつも言われたことだろ!」
「で、ですが……」
「ですが、じゃない! レインやレン、ネルまで変わっていないから教育者として私の品格が疑われるじゃないか!」
「そもそも、鬼さんが人格者なのか疑り深いです」
「そこはフランと同意だ」
フランもヴァンもキララを人格者として物議を醸したくなるけど、それ以上言わなかった。
「言うじゃないか。貴様ら……私を未だに鬼と見ているのなら今すぐここで殺してやろう!」
メラメラと“動の闘気”を垂れ流しているキララにフランとヴァンはビクビクと震えだす。千年前の記憶を思い出したのか。トラウマでも思い出したのかブルブルと怯えだしている。
「…………」
はぁ~ッとノイはため息を漏らす。やれやれと頭を振る。
「はいはい。そこまで。キララも急に怒らない。フランとヴァンもキララを煽らない。千年経っても変わらないなんて“五神帝”はまともじゃないね」
ノイは五神帝に常識人がいないと豪語するもフランとヴァンは「失敬な」と不機嫌になる。
「ノイさん。その言葉に訂正があります。常識精霊は私で、あとはダメダメ精霊です」
「はっ? ダメダメなのはあなたでしょ! 私が常識精霊よ!」
ギャーギャーと口喧嘩し始める。ノイはまたもややれやれと頭を振る。
「そうやって自分を常識精霊と言っている時点で自分がダメダメ精霊だと言っているよ」
的確すぎる指摘にフランとヴァンもショボンと落ちぶれるのだった。
「まったく成長していないな“五神帝”は……」
ハアと深い溜め息を漏らした。逆にキララは今更感満載の面構えだった。
「こいつらが成長していないのはいつもだろ? レイ様にお叱りされ続けて神級精霊にふさわしい力を得て、人格も成長したものだ」
自分のおかげじゃないのに自分のおかげのように言うキララにノイは
(竜種というどこまで行っても極端か異常でしかないわけね)
自分が常識人に思い深い深ーいため息を吐くのだった。
感想と評価のほどをお願いします。
ブックマークとユーザー登録もお願いします。
誤字脱字の指摘もお願いします。




