聖帝は過去の歴史の一端を話す。
「「……………………」」
「…………」
チーンと皇宮の図書室で正座させられているズィルバーとレイン。
ビクビク震えながら“破壊竜アルビオン”ことキララの説教を受けている。
「全く、私がいないのをいいことに……キララとかキララとかよく言えたものね。え?」
「…………」
(れ、レイン)
『ズィルバー。落ち着くのよ。いくらキララでもこんなところで説教するはずない!』
「レイン。今、私のことを鬼騎士団長とか思わなかった?」
「いえ、思っていません!」
「ズィルバーくんは?」
「俺も思っていません!」
キッパリと言い切る二人。しかし、キララから見て嘘をついているのが明白だった。
「でも、私のことを“破壊竜”だなんて酷い言い草ね。そう思わない、ノイ?」
「ごめん。僕も二人の言い分を否定できない」
ノイがまさかの二人をフォローする。ノイもキララが怒っての説教はゴメンだからだ。
「大体、キミは昔からいい意味でも悪い意味でも有名なんだ。“竜神アルビオン”っていうのは竜人族から神として崇め奉られただけで本当の名前は“破壊竜アルビオン” だってことを忘れないでよ」
「…………」
ノイの叱責にキララは項垂れる。ノイの言うことも最もであった。だが、そんな彼らをよそに皇宮の図書室へ初めて足を踏み入れたティアたち。
「これが皇宮にある図書室……」
「お父様でも入られたこともない神聖な場所……」
「ここに悪魔に関する本や天使に関する本が収められているのか?」
「さあ、でも、ここには歴史の真実が記されていると思います」
ティアとリズは皇宮の図書室の神聖さもさながら、年季のある空間にいることを察する。ユウトとシノアは本棚の何処かにマヒロを救える手がかりがあるはずだと踏む。
「さて、まず見て回るか。梯子はあるか?」
「いや、ここからじゃあ、よくわからん」
「……にしても、皇宮の図書室に入れただけでもラッキーだよ。人生、何度かない体験だよ」
「まあ、それは言えてるな。だが、今回ばかりはここで調べるのが得策だな。何しろ、分からねぇことだらけだ」
「そうだな。“|聖霊機関”の最高位――“七大天使”とは何なのかを…………」
三人の疑問に答えようとしたが、レインが先に答える。
「“七大天使”というのは始原の天使よ」
「始原の天使?」
「そう。世界が誕生して間もない頃に誕生した肉を持たない生命体よ」
「世界が誕生して間もない頃!? なんで、そんな時代まで遡る!?」
「それこそが歴史の真実を紐解く始まりのルーツ。始原の天使が生まれたのと同時に原初の悪魔が生まれた。天地開闢期より前の時代に誕生した生命体よ」
「なんで、そんなに詳しい?」
「私とレン、ネル、ヴァン、フランはその頃に生まれて二千年を目処に転生を繰り返しているの。蓄積された記憶と経験をそのままに何度もね」
「転生……また神の御業を聞かされるんだけど……」
「別に神の御業でもなんでもないわ。祖に近しい生命体は肉体が砕かれても死なないものよ。でも、そんなの竜種に比べれば、可愛いものよ」
「竜種?」
「お――ゲフンゲフン。キララと同じよ。不老不滅の存在。死ぬことがない究極生命体。それが竜種よ」
「え? キララ。死んだことがない!?」
「いえ、私は何度か殺されているよ。でも、その度に蘇っているだけ」
「いや、普通、蘇ることなんてないと思いますけど……」
「それが竜種よ。天使や悪魔、精霊よりもめんどくさい生命体よ。いちいち、一種族の基準で考えちゃダメ。じゃあ、話を戻すけど……」
レインは白翼を広げさせ、宙に浮いたまま本棚の本を取り出す。
「この部屋は建国期頃の空気が残り続けているから。その都度、部屋を出なさい。脆弱な人族には耐えきれないから」
「じゃあ、なんで皇宮の図書室が皇家と五大公爵家のみしか入れない?」
「それは簡単よ。ライヒ皇家と五大公爵家は太古から現存する種族の生き残り」
「太鼓から存在する種族の生き残り?」
「そう。その種族こそ、この世界の全種族の源流。数百年、数千年の時を経て、力が弱まった種族が人族よ」
「じゃあ、人族というのは源流の種族の成れの果てですか?」
「そう。人族が精霊と契約できる条約を結んで、ようやく最上級精霊と契約できる段階まで来たのに……」
「最上級精霊?」
首を傾げるシノアにズィルバーが教える。
「精霊階梯。精霊は年数というのがある。生まれてから現在に生きるまでの年数が……」
「年数……それは経験とか、ですか?」
「広義的に言えば、長く生きれば生きるほど魔力値が増大する。でも、精霊は限界値まで魔力が成長すれば技術を磨くことしかない。それに応じて、精霊階梯が決まる」
「精霊に階梯があるなんて……」
知らなかったという反応をするユウトたち。ズィルバーとレインは本当に大丈夫なのかと心配になってきた。
「まあ、話を戻すけど……って、そろそろ、一度、部屋を出なさい。もう立ち眩みが始まっているでしょ?」
「あぁ、なんかマジで気分が悪ぃ」
「お言葉に甘えようか」
「そうするぜ」
「じゃあ、介抱しますね」
「そうしよう」
ユウトとグレン、クレト、シン、シノア、メリナは一度、気分を安らげるために図書室を出る。
「さて、話を再開するけど、悪魔が今、何を目論んでいるのか。天使がなぜ、私たちの味方についたのか。その答えは千年前、つまり、リヒト様、レイ様、ヘルトらが生きていた頃に遡る。いえ、それ以前の世界に遡る」
「……生きていた?」
ティアは伝説の偉人が死んだとしても、その魂は未だに生きている言い回しに聞こえたからだ。
「悪魔は再び、世界に戦争を仕掛けるつもりよ」
「戦争?」
「そう。この世界が誕生してから長きに渡る戦争を続けようとしている。そもそも、事の発端は世界が誕生した時から遡る」
レインを含め、神級精霊は世界が誕生して間もない頃……つまり、天地開闢以前の時代から現存している。
「世界を誕生させたのは最初にして最古の竜種――“創生竜アルトルージュ”。アルトルージュが世界を生み出し、精霊を生み出した張本人。今はもうどこに現存しているのかすら不明の竜種よ」
「“創世竜アルトルージュ”……その竜こそが世界を生み出した。じゃあ、魔物はどう説明するの?」
「魔物は“オリュンポス十二神”が自ら生み出した生命体に力を与えた折、変質した生命体よ」
「自分たちで命を生み出しておいて好き勝手にするなんて何様のつもりよ!」
怒りを露わにするティア。
「そうね。現代ではそう考える人間なんていなかった。いえ、できなかった。当時、誕生した種族こそ、人族の先祖にあたる。その種族名は“真人間”。人族よりも頑強で内在魔力量が多かった種族。でも、生まれたての赤ん坊に等しく魂も精神も未熟で薄弱だった。
じゃあ、どうして、“真人間”が生まれたのか。それこそが歴史の深奥に基づく。天地開闢を経て、世界の覇権を求めて、誕生して間もない、“オリュンポス十二神”、始原の天使、原初の悪魔、精霊が戦争をしたの。世界の覇権を巡ってね。長き渡る戦いを経て、神々が世界の覇権を手にすることになった。
でも、神々が世界を運営するのを天使と悪魔が指をくわえて見届けるはずがなく、世界を面白おかしくしようと企て始めた。精霊は戦い続ける意志すら失っていたわ。戦う意志よりも種族の存続に力を注いだ精霊は一歩退いて、世界の行く末を見据えながら世界干渉をし続けてきた」
レインは忘れることなき記憶を呼び起こし、ポツポツと語っている。
「異種族の誕生は天使と悪魔が“真人間”に憑依して誕生した生命体。欲望にまみれ、闇に堕ち、破壊のかぎりを尽くした」
「そんな話を聞いたことがない。でも、当時の者たちは己の欲望のままに領土拡大を目論んで戦争を繰り返していたのは事実。その中に吸血鬼族がいたのを覚えている」
「お――ゲフンゲフン。騎士団長が誕生したのは数千年前でしょ? あの頃の竜種は世界に干渉せず、世界の流れに穏便に投じていた。だけど、神々や天使、悪魔が警戒しなければならない。なんせ、竜種は自然災害・自然現象の塊そのもの。まともに相手になるはずがない。特に騎士団長以前の竜種なんて神々でも相手にならない化け物ぶりなんだったんだから」
「え? キララって自然現象の塊!?」
ノイは天使族だけど、竜種のことは全然知らない。
「意外でしょ。ユウトくんが騎士団長と契約できたのは精霊の側面を持っているから」
「だから、私はユウトと精霊契約ができたのね」
キララは今更ながら、自分が特別種だと知る。
「千年前まで存在していた“星獣”は“オリュンポス十二神”が生み出した“真人間”に悪魔が憑依して誕生した“獣族”の原型に力を与えたことで変質した完全な魔物よ」
「ちょっと待って。魔族や吸血鬼族、獣族は説明つくけど、竜種っていうのが存在するなら、竜人族はどう説明するの?」
ティアは素朴な疑問を尋ねる。
「竜人族は正確に言えば、竜じゃない」
「竜じゃない?」
「そう。竜人族は見た目が竜種に似ているだけでそう呼ばれただけ。騎士団長を神として崇められているのは竜人族を守ったから神様と認識した程度の話よ」
レインはキララを神様という認識があまりないと明かす。
「私から見れば、竜種を怒らせるのは危険なのを知ってたし。“破壊竜アルビオン”が怖いのを周知の事実だったし」
「キララが“破壊竜”? 意外……」
「意外って何よ。私としては久々に聞いたから驚いた。それよりも兄様や姉様はどこに消えたの? 竜種は本来、不老不滅不死の生命体。神々だろうと天使だろうと悪魔だろうと相手にならないはずよ」
「一説では自ら姿を消したとされているけど、竜種は必ず蘇る生命体である以上、どこかに生きているとされている」
「どこかに生きている……」
キララは血の分けた兄妹ではなくても兄と姉を心配する。レインも一度、咳払いして話を戻す。
「何度も話を戻すけど、“真人間”を利用した代理戦争が始まって数千年の年月が流れたところで千年前に入ったところで事態は一気に一転する」
「千年前……初代皇帝陛下が誕生した……」
「そう。リヒト様、レイ様、ヘルトが誕生した頃に今まで類を見ない“真人間”の行動を見せた」
「行動?」
「“真人間”は自我が薄い。人型の生命体でありながら獣の知性しかなかった“真人間”が高知能を持った生命体へと進化した。この頃から“真人間”の数も減少傾向にあってかわりに人族という劣等種が誕生していた」
「人族の誕生はこの頃だったのね」
「逆に“真人間”が減少した」
「戦乱の時代だったからね。多くの“真人間”は天使と悪魔の非道な実験を繰り返されたせいで数が減少傾向。子供の出産もままならなかった」
「あの頃は皆、生きるのに精一杯だったしね。子供の出産から育児まで手が回らなかった」
「戦乱を終わらせる救世主の登場に天使と悪魔も神々も興味を持つ。その肉体を支配すれば、世界を我が物にできると踏んだのよ。けど、結果は失敗に終わった。彼らは喰われたのよ。七人の進化した“真人間”に――」
「喰われた? まさか、悪魔が……」
「そう。最初は最下級の悪魔を向かわせたけど、捕食されたから。原初も痺れを切らして、自ら手中に収めようと動き出した。結果は喰われた。十五体以上もいた原初の悪魔が十体未満に減少した。天使も歴戦の強者を喰われたことで七人に恐怖を抱いた。それがリヒト様とレイ様、ヘルトらの規格外の強さの原因よ。天使も喰らい、悪魔も喰らい、帝級・神級精霊の加護に神々の加護も得た七人は“真人間”の枠を超えて進化した」
「人間を超越している……」
「そう。そもそも、原初の悪魔と“七大天使”、“オリュンポス十二神”ですら勝てるかすら分からない生命体が竜種よ。竜種は肉体を持たず死ぬこともない究極の生命体。連中からしたら厄介極まりない化物。精霊からすれば、守り神に近かったし。それなりに交流を深めていたから寵愛を受けやすかった」
「確かに私は精霊に好かれていたな。かわりに吸血鬼族や魔族に狙われることが多かった」
「魔族は悪魔の息がかかっている。だから、狙われただけ」
「なるほど」
「あと、騎士団長がユウトくんと精霊契約できたのは竜種だからよ。竜種は精霊の力を持っている。だから、契約することもできる。でも、竜種が特定の人に興味を持つのはめったにない。極めて異例のことよ」
「異例……」
ズィルバーはレインの言う通り、竜種が他種族に興味を惹かれることなど滅多にない。そう、滅多にないのだ。
でも、ズィルバーは記憶の片隅にこびりつく記憶がある。銀色の髪に金色の瞳をした女性のことを――。
(そう言えば、生まれて間もない頃、親と思わしき女性に育てられたな。でも、六歳になる頃には姿を消して…………髪の色と瞳の色が変わったのを覚えている…………俺は今でもお礼を言いたかったのになぁ~)
ズィルバーは記憶の片隅に追いやっていた記憶を呼び起こした。
「ヘルトやレイ様が戦乱の世を平定し、千年来の平和が保たれた。私やレンたちは千年にも及ぶ眠りにつく中、精霊界で力を蓄え続けた。来るべき戦争に向けてね」
「そうか。僕やキララ、媛巫女騎士団は遠い未来に起きる戦争のために長らく生き続けてほしいと言われたのは、それが理由だったのか」
「そう。天使と悪魔は問題なくても“オリュンポス十二神”との戦いは未だに終わっていない。原初の悪魔や歴戦の天使を喰らったことで魂が不滅の存在になったけども進化の代償に身体が絶えきれなくなっていた」
「だから、レイ様が病に倒れ、ヘルトが疲れ果てて息を引き取ったのか。リヒト様も天珠を全うしたのもメランやルフス、ベルデ、アルブムが若くして死んだのも――」
「進化の代償に死期を早めた。でも、魂は不滅の存在となった遠い未来に新たな肉体へ転生するとリヒト様は信じた」
「転生? それって、[戦神ヘルト]様は新たな肉体に蘇るというの?」
「ええ、リヒト様はありうる可能性に至って教えてくれた」
「うん。その話だけはリヒト様から僕もキララも聞いている。そして、転生先が血筋……つまり、ファーレン公爵家に転生するって教えてくれた」
「じゃあ、ファーレン公爵家は……[戦神ヘルト]の末裔……?」
「そう。あなたたちはヘルトの子孫……同時にレイ様の血を少なからず引いている」
「…………そう、だったの」
ヒルデは自分が伝説の偉人の血を引いているとは思わなかった。
「そして、初代五大将軍の末裔は“真人間”の肉体を得て生まれてくる。進化の代償で血や肉体が劣化し、人族へと成り下がらなくなったから。
人族というのは“真人間”が劣化した種族。自我を得る代わりに肉体面が著しく低下した種族が人族よ。でも、ライヒ大帝国の礎となった最初の七人は“真人間”の枠を超えて進化した種族。肉体や精神、血筋の劣化すらも許されない種族へと進化した」
「つまり、私やティア、ヒルデ、エルダ、ズィルバーくんは先祖が背負ってしまった代償で丈夫すぎる肉体を手にしたのね。でも、魂はどうして?」
リズは率直な疑問を尋ねる。
「簡単よ。原初の悪魔と歴戦の天使を喰らったことで魂が不滅の存在へ進化した。まさにライヒ大帝国の神になってしまった」
「偉大な功績だけど、代償が重いわね」
リズは今に思えば、伝説の偉人が背負った業が末代まで背負わされてしまったことに顔を落とす。
「特にレイ様の血を色濃く受け継いだ皇女様たちはレイ様が発現した異能を継承している。それも髪の色が変質し、“魔力循環系”が飛躍的に活性化される異能――」
「まさか……」
「そう。“無垢なる色彩”……レイ様が原初の虹を喰らったことで “無垢なる虹”を発現した。レイ様が死後、“無垢なる色彩”の異能は末代に転位した。ティアちゃんやシノちゃん、シノアちゃんが見せた髪の色は原初の悪魔の影響を受けている」
「じゃあ、ライヒ皇家の血を引く者は全員、“無垢なる色彩”の異能を代々継承され続けてきた、と?」
「そうなるわね」
レインは嘘偽りなく事実を告げると苛立ちを募らせるリズ。無理もない。自分たちは被害者なのだ。先祖の罪を知らず知らずのうちに背負わされては腹が立ったものじゃない。
「じゃあ、私たちは?」
エルダはヒルデやセイ、レイルズらはどうなのかを尋ねる。
「五大公爵家は五人が持っていた異能を継承される。“両性往来者”や“人格変性”、魔力過多、勇士症候群などの異能を継承される。彼らも原初の悪魔を喰らっている。髪の色や瞳の色が変わる程度で基本、精神面での変化が起きていたわ」
「じゃあ、ズィルバーは……」
ヒルデはズィルバーに抱きつく。姉として家族として弟の心配をする。ズィルバーもヒルデに抱きつかれるのが分かるため、振り払おうともしなかった。
「さて、これまでのあらましから言うと原初の悪魔が再び、世界を戦乱の世に導こうとするでしょう。原初の藍がマヒロ准将の身体に憑依して顕界した以上、残りの原初の悪魔も黙っていない」
「レイン。会議で“聖霊機関”の“七大天使”が味方になった理由は?」
「単純に相性よ。天使は悪魔に弱いのよ。逆に精霊は天使に弱いの。三つ巴の相関図から悪魔は天使に弱いのだけど、原初の悪魔に対抗できるのは天地開闢頃から生きている神級精霊のみ。つまり、私とレン、ネルぐらいしかいないの。竜種は例外としてね」
「相性の問題だけで天使が僕らの味方をするのか?」
「さあ、神の正義が何を考えているのかまでは私も把握していないわ。そもそも、天使の事情を詳しく知っていない。ノイさんは知らないの? 仮にも天使族なんだから」
「僕が知るわけないだろ? そもそも、天使族が憑依して生まれた種族だって知らなかったから」
「そっか。“七大天使”もそこまでは言わなかったのね。あと、ノイさんとシノアちゃんが契約できたのはノイさんが天使へ回帰しているだけでシノアちゃんがレイ様の血を引いているから。契約できた形ね」
「天使は精霊になれない。シノアが僕と契約できたのもレイ様の血を引いていたから。と、すれば、シノアのお姉さんも……」
「レイ様の血を引いている可能性が高い。レイ様は精霊と契約できた唯一無二の半血族……過去数百年人族との半血族で精霊契約できた者はいないわ」
「ますます、女神様は常識外れの力を持っていたのね」
リズは伝説の偉人の凄さを目の当たりにするのだった。
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