譲れない女の覚悟。前編
ガキンッ、ガキンッ、ガキンッ――と、甲高い金属音が廊下中に木霊する。
ティア、シノ、シノア。彼女たちの攻撃をフィスは剣一本でさばき続けていた。
彼女たちの戦いは熾烈を極めようとしていた。
時折、フィスの剣の重みが変わったことにティアたちは驚きを隠せなかったが、裏を返せば、フィスも本気になってきたことを指し示す。
バリバリと右手の甲から洩れる雷が武器に帯びてくりだされる一撃を“動の闘気”を大きく纏わせた剣で見事に捌いていた。
これまでの剣戟の応酬でティアは一つだけ気づいたことがあった。
「ねえ、もう身体が温まったんじゃない?」
言葉を投げる。その言葉の意味。それはつまり、『ウォーミングアップは済みましたか?』という意味合いであった。
「フッ――」
(気づいていたか、小娘)
フィスもティアだったら、気づかれると思い、軽く鼻で笑った。
「気づいていたか」
「あなたが魚人族と人魚族の“半血族”と知ったときから。妙におかしかったからね。
動きに精細さが欠けてるから」
そこまで見抜いたティアにフィスは少なからずの関心を芽生える。
「なるほど。“白銀の黄昏”の副総帥を務めるだけあって、相当な観察力を持ち合わせているようだな」
フィスはティアに一定の評価を下した。
「あら、ティアだけを評価するなんてひどくないかしら?」
「随分と余裕をこいてるのは動きの節々から見え隠れしていましたけど?」
シノとシノアも負けじと真っ向から突っかかってくる。
「無論、貴様らも見下してるわけじゃない。むしろ、いいハンデだと思ってるぐらいだ」
「あら?」
「三対一がちょうどいいと仰るのですか?」
シノアが付箋に触れたのか感情的になり、挑発を叩き込む。それは懐に隠れ観察してる子リス――ノイも同様の反応を示していた。
『何か妙だ。彼女のあの余裕……まだ奥の手を隠してるようにしか……』
彼もシノアと同じ反応を示す傍ら、冷静に状況を分析していた。
「さて、そちらのウォーミングアップが済んだところで、こちらもこちらで全力を出そうじゃない!」
バリバリと右手の甲に刻まれし紋章から洩れる雷が彼女たちの各々の武器に纏われていく。
「そうだな」
フィスが先に仕掛けてきた。
空洞部分に“闘気”を乗せた斬撃を振るおうとしている。
「甘いわ!」
ティアは二本の魔剣をクロスして受け止めにかかる。
しかし、フィスが振るった斬撃は交差する魔剣を通じて、身体に重くのしかかった。
「クッ!?」
(なんて重さよ)
「ティア!」
「そのままでいなさい!」
シノはティアに声を飛ばし、シノアが鎌を振るってフィスの首を獲りにかかる。
而して、フィスは微動だにせず、剣に力を乗せる。
「無駄なことだ」
“闘気” を乗せた斬撃に耐えきれず、ティアは吹き飛ばされる。
だが、吹き飛ばされるだけに済んだのは僥倖と言えよう。今の一撃は――
(今の一撃……へたをしたら、魔剣ごと叩き斬られていた……)
息を切らすティア。彼女が吹き飛んだのを無視して、シノアは鎌を振るうもフィスは“闘気”を纏わせた剣で軽々と受け止め、シノアの脇腹めがけて回し蹴りを叩き込む。
「“渦回し蹴り”!!」
右脚を軸にして、左脚の踵がシノアの脇腹に突き刺さる。
「ぐっ!?」
(今の技は――)
『今の動きは魚人族の動き……ティアちゃんの話からフィスは魚人族と人魚族の“半血族”……だとすれば――』
シノアが痛みに苦悶する中、ノイは冷静に分析する。
「…………」
シノは今の一連の動きから徐々に精細さが出始めてるフィスを見て、一つだけ理解した。
(油断していたのは、こっちの方ね。少しでも気を抜いたら、こっちが間違えなく、地に伏していた)
自分の不備を認めざるを得なかった。
フィスはティアたちと多少なりとも吹き飛ばされたり、痛みに堪えたりする仕草から再評価する。
「なるほど。さすがは“白銀の黄昏”の副総帥。“豪雷なる蛇”の副総大将。そして、皇族親衛隊の部隊長だ。
ウォーミングアップをしていたというのはあながち、間違っていないようだな」
と言ってる矢先、空洞に“闘気”を集まっていき、洩れだしている。
ティアは魔剣を振るって、衝撃が起きた際に舞い上がった煙を吹き飛ばす。
煙を掻き消すように吹き飛ばし、ティアたちは得物を手に構えるもフィスの方が数秒早かった。
「“気功砲”」
中口径の魔法を放つかの如く、突き技の体勢から剣の空洞に溜めた“闘気”が魔法の弾丸となって撃ち放たれた。
これには、さしもの彼女たちも――
「ちょっ!?」
「それは反則でしょ!?」
「まるで、弓じゃない!?」
三者三様の反応を示したが、反応を示したのは一瞬のことであり、三人は上下左右に散ることで“気功砲”から逃れることに成功した。
しかし、“気功砲”が壁に着弾しただけで壁の大きな風穴ができた。
その一撃を目の端で捉えたティアとシノの二人は
「うっそ~」
「あれをモロに喰らったら、確実に死ねるわね」
警戒を示した。
ティア、シノ、シノアの三人の視線がフィスに向けられる。
(舐めてたのは私たちの方ね)
改めて、自覚された彼女たちであった。
同時刻、戦場から離れた小高い丘から戦況を見つめていた親衛隊の隊服に身を包んだ妖狐族の女性。
彼女は鍛えこんだ“静の闘気”で戦況を把握する。
「へぇ~、今時の若造も大したものね。噂で聞くシノア部隊は将来、有望株ね。
でも、まだ若い。経験が浅いし。我武者羅と勢いだけで敵を倒してきた。だけど、ここからが正念場。
この正念場を乗り越えれば、彼らは間違えなく、国の未来を背負えるだけの度胸が身に付けられる」
彼女はそう言いきってみせた。
遠くから見える戦況に彼女はじっくりと観察する。
戦場となる“獅子盗賊団”の本拠地。
ハムラによって魔改造された“獅子盗賊団”と迎え撃つは若き新勢力――“白銀の黄昏”、“豪雷なる蛇”、そして、皇族親衛隊、期待の新星、シノア部隊。
新世代が旧世代を打ち破ろうとしてる。
「これは面白くなりそうね」
彼女は戦争の幕引きを最後まで見届けることにした。
場面を変え、シノアが鎌を大きく回して、フィスが放つ“気功砲”を相殺させる。それを盾に、シノが矢を携え、フィスの眉間めがけて矢を放つ。
放たれる矢をフィスは片手に掴めば、すかさず、隙を突くかのようにティアが近づき、魔剣二振りを斬り落とした。
しかし、斬り落とした剣閃もフィスの身体の硬さに阻まれ、皮膚の皮数枚斬るまでに留まった。
「ほとんど、斬れてませんね。“魔族化”で身体機能が軒並み向上してるのかしら?」
「それに、今の技を連発できるとは……」
「小手先にしか思ってないみたいね」
“いくらでも撃てますよ”って感じに聞こえ、連射性能に舌を巻いた。
彼女たちの戦い。いや、女同士の戦い。
ティアとシノ、シノアの三人がフィス一人と戦闘に興じる。その戦いは熾烈を極めるとは言っているが、未だに手の内の探り合いをしていた。
お互いにして、実力を測っているようだ。
だが、それも終わり。両者ともに次の段階に入った。
フィスはティアたちが右手の甲に輝く紋章と右眼から洩れる魔力光の色が異なる理由は分からないけど、気にしてる場合ではないと判断する。
「未だに様子見とは随分と余裕のようだな、小娘共。いつまでも様子見なのか。それとも、この程度なのか、二番手の力というのは?」
「あら、そう見えたのなら、滑稽ね」
「私たちの力は――」
「――この程度じゃなくてよ」
問いを投げかけるも彼女たちは彼女たちなりに答えた。
「――未だに様子見の敵に負けたのかオピスとエラフィは……」
彼女の脳裏に過ぎるのはシノアとシノに敗北したオピスとエラフィの姿であった。
しかし、ティアはフィスの疑問に答える。自分たちが言い分を正しくあるために――。
「様子見をしていたのは謝罪するわ。でも、私たちは周りを気にしていたのよ」
「それは安易に自分の力を御しきれないということか?」
「いいえ。周りの戦いを気にしながら、戦ってただけにすぎない、ってこと」
ティアは“静の闘気”を使用して、戦況を把握に徹していた。
同時に婚約者の戦いを気にしていたのだ。
「なるほどな。戦況を把握していたのか。それなりに“闘気”を極めてるとみる」
「それはどうも、あなたも“闘気”を扱えるようね」
「生きるために身に付けた。野生に身を置いてるうちに自然と身についたからな」
フィスの言葉からティアは思わず、想像してしまった。
(そう。どうやら、予想以上に波瀾万丈の人生を送ってるのね)
「厄介……」
「それはこちらのセリフだ」
ティアが言葉を漏らせば、その言葉をそっくりそのまま返した。
「でも、これ以上、長引かせるのもまずくない?」
「どうやら、そのようだな」
フィスは覚悟を決めたのか。急激に“闘気”を高めていき、剣を逆手に掴んだ。
「終わらせる……圧倒的な力で叩き潰す。二度と這い上がる意志を持たぬよう」
「言うじゃない」
「力を見せるのは――」
「――私たちよ!!」
ティアたち三人は同時に声を張りあげる。
「討ち取れ――“カペラ”!!」
“呪解”するフィス。彼女を包み込む水の塊。
その光景に目を僅かに見開かせたティア、シノ、シノアの三人。
特に、ティアとノイはフィスが言葉にした呼称に驚きを隠せない。
(今……“カペラ”、って言わなかった?)
『“カペラ”――まさか、“魚王カペラ”!?』
二人の驚きと動揺にシノとシノアは訝しむ。
すると、水の塊から魚の頭部のような大剣が突き出され、切り裂くようにして姿を現すフィス。
その姿は両肩にショルダーガードがあり、両腕部にはグローブのついたガントレット。下半身はミニスカートを纏い、背中には魚のヒレを思わせるパーツが二つあった。両脚には鋭角な形状の膝当や臑当、鉄靴を装着している姿になっていていた。
その姿を見たティアが思わず、息を呑む。
(あれが、彼女の本来の姿? 本当に魚人族と人魚族の“半血族”の姿?
外見がさほど変化していない……でも――)
「侮りは禁物ね」
ティアの呟きにシノとシノアは疑問を抱くも気にしてる暇なんてなかった。
おそらく、彼女たちは直感した。“静の闘気”で先を見てしまった。
既に――。既にフィスの射程範囲だということに――。
一瞬だけ彼女たちの目線が重なり、アイコンタクトを取る。とったのと同時に後ろへ大きく退いた。
まるで、フィスの間合いから、フィスの射程範囲から逃れるために――。
距離を取った彼女たちの行動にフィスは目を細めた。
「なぜ、距離を取った? 私を斬りたければ、懐に入り込まなければならないだろ?」
「生憎様、そう安い挑発に乗りませんよ。あなたの間合いを見抜けないほど、お間抜けではありません」
シノアが皮肉な言葉で言い返せば、フィスは「なるほど」と理解した。
(なるほど。どうやら、見かけ以上に危機回避能力が高いようだな)
と――。
「ついでに言えば、私たちの力を見誤らないでくれるかしら?」
シノは遠回しに「舐めてかかるな」と言い放った。
彼女が言う「私たちの力」というのはティア、シノ、シノアの三人だけではなく、『東方軍全員の力を舐めるな』という意味合いだった。
「なるほど。では、力を見せてもらおう」
「もちろんよ」
「だが、その力だろうと、それだけで足りると思うな」
「そんなの思ってると思ってたら、大間違いよ!!」
シノが叫んだのと同時に、彼女たちが放つ“闘気”が強まり、大気が揺らいでいた。
フィスは持ち替え可能な大剣を振り下ろすと同時に、もの凄い勢いで水が放たれる。
「「「――!?」」」
ティアたち三人は驚くの束の間、壁へ跳躍し、手摺りに掴んだり、壁に突き刺さったりして、濁流を回避する。
而して、水の塊が壁にぶつかれば、壁に沿って下へ下へと流れ込んでいく。
水流の勢いが凄まじく、ひとたびに飲まれれば、助かるのは困難。溺死するのが見てとれた。
激しく流れる水を観察するシノア。
彼女は懐に隠れてるノイに語りかける。
(ノイさん。あなたは“カペラ”というのを知っていますよね?)
彼女はノイに“カペラ”がなになのか訊ねる。
フィスが新しく得た力もそうだが、“カペラ”がなんなのか知らなければ、対処法の糸口が見つからないと思ったシノアはノイが持ってる知識を引き摺りだそうとしていた。
ノイもシノアの態度というか雰囲気から怖さを感じる。
『ここで拒否しても無理やり聞き出しそうだし。しょうがない。答えておくか――』
(何か言いました?)
『いえ、何でもありません!』
ニッコリを微笑むシノアにノイは主従関係をしっかり守るために答えることにした。
『“カペラ”……“魚王カペラ”。
奴は千年以上前に存在した“星獣”の一角』
(千年以上前……つまり、ノイさんがまだ……)
『うん。僕が戦場で力を振るってた時代に存在した獣。“カペラ”は西方の果てにある湖……シノアは覚えてると思うけど、“ドラグル島”の周りを覆う海に生息していた魚群』
(ぎょ、魚群!? つまり、魚の群れ、ですか?)
『そう。“カペラ”は一匹の名前じゃなく、群れのことを指す。だから、“魚王”と呼ばれた。
元々は一匹の魚。でも、その魚は優雅に泳げば美しく、速く泳げば海流のように速かった。しかし、人族や他の魚に食されるほど弱かったんだけど、ある時をきっかけに魚は集結し、巨大な魚……魚群となって、他の魚を食い荒らすほど凶暴になった。
最終的には、国を挙げて魚の全てを駆逐したんだ』
(そういう過去があったのですね。それで能力とか特徴とかありますか?)
『能力というか、特徴なのが、魚は基本、単体では弱い。それは一般常識。
でも、魚群となれば、その存在感は強大になる。“カペラ”は単体では弱いけど、群れをなすことで、その力は絶大になった。
まず、“カペラ”は魚。水の力を最大限に発揮することができる』
(まあ、魚ですから、水流や水圧とか自在に扱えて当然だと思いますが…………)
『うん。そうだね。でも、“カペラ”は海底まで泳げることができ、水圧に耐えられる構造上、外部からの攻撃を一切受け付けないという隠れた特徴がある』
(外部? それじゃあ、私たちの攻撃なんて……)
『勘違いしないでくれ。“カペラ”の特徴は衝撃や圧力を拡散する構造してるだけで、斬撃や射撃による攻撃は受けやすい体構造をしている』
(――!! つまり――)
『つまり、刃物を用いた攻撃は受けやすくなるということ。あと、これは魚人族と人魚族にも言えることだが……海中で住む種族は基本、衝撃や圧力に耐えきる体構造をしていても、斬撃や射撃に耐えづらい構造をしている。
だから、魚人族らが得意とする戦い方は体術による近接戦闘もしくは水を使った固有技――“魚人武芸”で戦う』
(でしたら、私やティアの斬撃、シノさんの射撃で攻めたてれば…………)
『おそらく、自分らの有利に戦える。だけど、見た感じ、剣術を得意としてる。体術だけじゃなく、剣術にも気をつけるんだ』
(はい。分かりました)
シノアとノイの会話を終えたところで、水の勢いも弱まり、水位も低くなったので、ティア、シノ、シノアの三人は壁から剣を抜いたり、手を離したりして、床に飛び降りた。
而して、大雑把な攻撃だが、技の範囲が広すぎるために、攻撃と防御が理にかなっている。だが、先の攻撃は並大抵の相手なら怯んでしまうだろうが、ある一定の領域に立つ者なら、動作が大きいために避けるのは容易。しかも、敵に隙を与えてしまう動作だが、水の勢いが強いため、フィスを守ってくれる。
しかも、行動範囲が狭い場所だと、さらに効果が発揮される。
特に、廊下といった通路なんかは最も相性が良すぎるというものだ。
水の流れというのは幅が広いよりも狭い方が流れが速まる。
しかも、攻撃として使用されれば、幅が限られてる廊下にいれば、忽ち、水に呑み込まれて命を落とす危険性が高い。
それだけ、水の威力、脅威、危険性はすさまじいものだ。
さらに言えば、フィスは水流や水圧などの衝撃耐性が非常に強い魚人族と人魚族の血を引いてる“半血族”。特に、水中戦での魚人族と人魚族は世界随一の速度と多彩な戦術が得意とされてる。
そんな、“半血族”に“魚王スピカ”なる“星獣”の力が掛け合わされれば、もはや、非の打ち所がない史上最強の戦士が誕生してしまった認識せざるを得ない。
改めて、フィスの脅威度を再認識させられたティア、シノ、シノアの三人。
「全く、厄介な相手ね」
「今までの戦い方でも、厄介だったのに……そこからさらに――」
「さらにパワーアップするとか嫌になっちゃいます」
皮肉な発言をするも、彼女たちの隙を突くようにフィスが距離を蹴り潰して肉薄していた。
「余所見をしてる余裕なんてあるのか?」
フィスは迷うことなく下段から上段へ大剣を振り切った。
その剣跡はティアの左腕を捉えていたが、ティアは瞬時に後方へ跳躍して避けることに成功する。
「甘いな」
フィスの言葉と同時に、大剣から洩れる水流にティアは瞬く間に水に呑まれた。しかし、水に呑まれたにしては取り乱した様子がなく、淡々と水に沈んでしまった。
シノとシノアはすぐさま、壁へ跳躍して難を逃れたが、ティアだけは後ろへ回避したため、水流に、濁流に呑まれてしまった。
なのに、彼女が溺れる姿を確認できなかった。
それは水中から顔を出すフィスも同じであった。彼女の目線が壁へ退避したシノとシノアを見つめる。
「さて、次は貴様――ッ!?」
『貴様らだ』と言おうとした矢先、彼女の目の端に剣が走るのを捉えた。捉えた瞬間、フィスは全身の力を抜き、その身を水中に沈める。水中に沈めた際、彼女の目が捉えたのは五体満足のティアの姿だった。
ティアは水面を滑らかに走らせ、水面上で静止する。
「どういうことだ?」
水面下から姿を見せるフィスは真っ先にティアに問い質した。どうやって、水流から逃れたのか、と――。
「技というのは使い方次第というものよ」
フィスの問いとは全く、答えになってない答えを言うティア。
クスッと微笑む姿が妖艶な魔女に思えて仕方なかった。
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