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転生英雄の学園譚  作者: 柊銀華
学園入学前
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英雄は己を振り返った

ほんの少し、修正を入れます。

 ん?

 俺はいったい…

 俺の眼の前に見えるのは、なんとも、煌びやかな天井。こんな天井は初めて見るな。

 と、それよりも、ここは何処だ!?

 眼を左右に動かしても、見たことがない家具やふかふかな板。いや、英雄として生きていた頃、ふかふかなもので横になったことがあったな。確か、ベッドといったけ?

 とにかく、俺はそのベッドというのに寝かされているのがわかる。

 なんでだ?

 それに、ここはどこなんだ? 俺は確か、次なる戦いを求めて、旅をしてる最中、急に胸が苦しくなって、そのまま――。


 モゾモゾと起き上がって、手を動かそうとするも、やけに腕が短い気がする。それに足も…目線も低いし。

 いや、俺自身の身体が小さくなっていないか。

 試しに頬を触るも、ザラザラと肌ざわりじゃなく、サラサラかつモチモチ感があった。肌も英雄だった頃のちょっと濃いめの肌色だったのが、薄い肌色いや白く雪の結晶とかでも、通せそうな肌をしている。

 ここで、俺は嫌な予感がする。神々あるいは精霊が身体を回収し、そのまま、改造したという線が濃厚ではないかとよぎった。

 なぜなら、今でも英雄としての記憶が鮮明に蘇る。自分の死に様が鮮明に思い出せる。なので、俺はこんなことをした神々や精霊たちへの怒りとか積年の恨みとかが沸き上がってきた。


 身体にかけていたフカフカの布をどかし、俺はベッドというのから降りる。とりあえず、神々か精霊の彼らに文句を言いに行こうとしたが、部屋に置いてあった自分の顔が映るなにかを発見する。

 ん?

 なんだ、これは・・・ハッ?

 眼の前に映っていたのは肩まで伸びてる艶があり、透明感のある銀髪。柔和な顔立ちに僅かに太めな睫毛。透き通り煌びやかな蒼い瞳と紅い瞳。顔立ちも男と呼ぶには、あり得ない顔立ち。女の子かと一瞬、俺は思い、下を触るも、アレ(・・)があることから男であることはわかる。なのに、今、眼の前は少女いや少年はどこからどうみても女の子にしか見えなかった。それに、こんな髪の色・・・俺は知らない。英雄だった頃は俺は黒色だったはず・・・。

 じゃあ、いったい、俺はどこの誰なのだ?


 肌色をもう一度、見直す。

 雪の結晶のようで、薄い肌色いや白い肌をして、全体的に見て美少女と言われてもおかしくない。歳は分からないけど、見た目から判断すれば、まだ10代半ばか前半の歳だ。見た目は美少女とか美少年というわりには、クールなところがあるな。

 そういえば、英雄だった頃も意外と口下手だったな。ついでに言えば、少々冷たい印象も取られていた。戦場では英雄として戦いに明け暮れていたから。余計な談笑とかも無意味だと思っていたからな。


 眼の前に映るもので俺を見ていても、英雄だった頃の俺は意外と男に近い顔をしていた。

 生まれつきの異能力体質のせいで男勝りというよりかは男に近い顔をしていた。神々が言うには、イケメンというらしいが、まあ良いだろう。


 とりあえず、言えることは訳が分からない。

 戦いに明け暮れ、次なる戦いを求め旅をしていたところ、胸が苦しくなって、そのまま死んでしまった。呆気ない最後と言えば呆気ないとは思う。だけど、眼を覚ませば、見ず知らずの少女いや少年になっていた。こんなことがあっても良いのだろうか。いや、あってはならない。

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卒論を書きながらの投稿はキツいですねぇ~。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] >俺は思い、下を触るも、アレがあることから男であることはわかる。   下に確認て自分の性別を確認する、まるて性転換慣れないの人と思います。
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