千年を生きる妖狐の目的。
ネルの口から明かされた衝撃の内容にユンたちは言葉を失った。
語り継がれてこなかった歴史がユンに、セイ、レイルズの間に動揺が駆け抜けていく。
「ハムラ……」
「初代様が倒した女……」
「そのような歴史はパーフィス公爵家に残る歴史書にも記されていない」
レイルズの口から明かされた書物の存在すらもユンとセイは知り得ていなかった。
「知らなくても当然よ。この話はベルデが後世に語りつがれたくなかった」
「子孫に語りつがれたくなかった?」
ユンはガチで自分の先祖たるベルデ・I・グリューエンに出会っている。出会った印象から隠し事は向いていなさそうな面構えに思えた。とてもじゃないが、千年前にベルデ本人が胸の内に隠しておきたかった記憶があるとユンは踏んだ。
「今では東部の歴史がどう語り継がれたかは分からない。だけど、ユンやタークくん、ユキネちゃんが対等に扱われてるところを見るとベルデがしたことは間違っていなかったと見るべきね」
「ターク、くん……だと?」
「私を、ちゃん付け……」
いきなり、子供扱いにされたタークとユキネがその場でガックリと四つん這いになる。
子供扱いされた事実がタークたちの中で駆け抜け、打ちひしがれていく。
「ネル。いきなり、タークやユキネを子供扱いするのはやめてやれよ」
「私やレインからすれば、まだまだ子供よ」
グサッ、グサッと鋭き言葉の刃がタークたちの心に突き刺さっていく。
(心が――)
(――痛ぇ……)
打ちひしがれてる彼らを無視して、ネルは当時を語り始める。
「ハムラは千年以上前、この東部を支配していた異種族――妖狐族の首魁だった。
“力こそ絶対”という掟が生まれたのもハムラが圧倒的な力で東部に移り住んできた数多の種族をねじ伏せ、頂点に君臨した歴史があるから」
ネルの口から明かされる歴史は千年前の東部の状況が手に取るように分かっていた。
「その中でも、人族と精霊は立ち位置が悪くてね。奴隷のように扱われた歴史があった」
「俺たち人族が異種族の奴隷だった?」
ユンやセイ、タークたちからしたら、とても信じられない事実に聞こえた。
だが、ズィルバーという少年少女の身体に憑依転生したヘルトはネルの言葉が正しいと言わんばかりに寂しげな表情を浮かべる。
彼の中で忘れられない思い出がある。
打倒を掲げ、命を散らせていった同志たちの顔ぶれを――。
「?」
そんな彼の表情を見つめるティアはズィルバーの気持ちを悟ることができず、首を傾げた。
ズィルバーを無視して、ネルは真実を語り続ける。
「レインからどこまで聞いてるかは知らないけど、かつて、ライヒ大帝国は千年前までは都市国家として東西南北へ版図を広げる形で遠征を繰り返し、周辺国家を呑み込んで、帝国へ、大帝国へと国の領土を広げ続けた」
「そこまではレインから聞いたな、シノ?」
「え、ええ」
ユンは数年ほど前にレインから過去のことを聞いたのをシノに振れば、彼女も聞いたと頷いてくれた。
ネルもレインに目を向ければ、レインもそこまでは話したと首肯した。
「ベルデは東部を任され、東方遠征の中でもっとも難関されたのが、ここ“黄銀城”だった」
「ここって、元々、ライヒ大帝国の領土じゃなかった!?」
セイは“黄銀城”が最初からライヒ大帝国の領土ではなかったことに驚きを隠せずにいる。
ユンとシノ、レイルズも今の話に動揺が隠せずにいた。
当然、ティアたちも同じで如何にしてライヒ大帝国がどのような歴史を辿ったのかが如実に物語ってる。
「東方遠征において、大きな山場となったのが“黄銀城”だった。
だって、当時、ここを統治下においてたのがハムラ。妖狐族かつ女でありながら、数多の異種族を力でねじ伏せて、女王として君臨し続けてきた」
「ティアちゃんやシューテルくんは一年の頃、授業で精霊と仮契約あるいは本契約をしたでしょ? あれって、元々、ハムラを倒したヘルトとベルデの貢献のおかげで耳長族との関係を築き、精霊が安心して暮らせる居場所を作ってくれた」
ここでとんでもない事実がユンたちの間に走り抜ける。
「ちょっと待って!?」
「ヘルト? まさか、[戦神ヘルト]もハムラを倒したっていうの!?」
ティアは根っからの[戦神ヘルト]の信奉者。信奉者だからこそ、ヘルトの戦歴は一通り収集し、その目に通している。
通した歴史の中でもヘルトが東方遠征に参加してたと記録は存在しなかった、と公言する。
「正確に言えば、ヘルトとベルデは最初はハムラと戦っていたよ。そこに隣国が攻め込んできて、ヘルトがそちらに対応する形でハムラと決着をベルデに譲ったってのが真相」
「あなたが読んだと思われる歴史書はおそらく、所々、欠けてた歴史を無理やりくっつけたか、そのまま掲載したって形だと思う」
レインが真相を述べ、ネルが歴史とは曖昧だと教えてくれた。
とにもかくにも、歴史とは曖昧なものであり、歴史学者によって、細かな分析、考察を経て、真実が語り出されるのが本懐なのだ。
故に、真実を知っていても、話すことがない。いや、今は語ってはいけないのが真実を知る者たちの本懐と言えよう。
而して、東部への復讐を企てる敵――ハムラの目的、どのような思想なのかを知ることは様々な事情をあったとしても、考慮することができない。
それほどまでにハムラという敵が如何にして強敵なのかが見てとれる。
「話を戻すけど、東部はかつて、ハムラによる実力主義社会を反発するためにベルデとヘルトが彼女を倒すことを決意し、乗り込んだ。
劣勢に思われる状況下でヘルトは敵国を追い返し、ベルデが辛くもハムラに勝利した」
「勝利した後、ハムラを殺したのか?」
ユンは初代当主――ベルデ・I・グリューエンがハムラをこの手で殺したのか訊ねる。
その問いに対し、ネルは首を横に振る。
その答えは殺していないのか、殺すことができなかったのか。意図が読み切れなかった。
「ベルデがハムラを倒したのは事実だけど、殺さなかった。いや、殺せなかった」
ネルは当時のことを思いだし、眉を顰める。
「殺せなかっ、た?」
ユンとしてはとても信じられなかった。当時のベルデの実力は分からなくても、彼ほどの実力者なら、雷で焼き殺してもおかしくなかった、と思ったのだろう。
「相当の深手を負って、殺すに殺せなかった。でも、ハムラは左腕を雷に打たれて使い物にならない上に、魂にもダメージを負ったから。もう戦えるだけの力なんて残っていなかった」
ネルは今、現代では聞き慣れない言葉を口にした。
魂を傷つける。
ティアたちは言葉の意味が分からず、理解することもできなかった。
だが、その言葉の意味がいずれ、分かる時が来るであろう。
「もちろん、ベルデもハムラを殺そうとした。でも、そこに割り込んできたのがレスカー――“吸血鬼族”が割り込んできて、彼女の身柄を回収した」
「まさか、こんなところでも、“吸血鬼族”が……」
ティアからすれば、半年ほど前に出くわした強敵。
ユンとシノ、セイ、レイルズからすれば、噂で聞いたことがあるレベルでの異種族の認識――。
「おい、ユキネ。エルラ。
“吸血鬼族”のことは知っていたか?」
タークは他の異種族であるユキネとエルラに聞いてみるも彼女たちも知らないの一点張りだった。
「レスカーは“吸血鬼族”の中でも上位に食い込む実力者。今のユンだったら、おそらく、渡り合えるかもしれない」
ネルの見立てで今のユンだったら、“吸血鬼族”を返り討ちにさせることはできると公言する。
しかし、裏を返せば、今のユンレベルの実力じゃないと“吸血鬼族”もハムラという強敵も倒せないことを意味する。
「手強いな、“吸血鬼族”ってのは――」
タークは敵の強大さを再認識させられる。
「ハムラはレスカーの手によって回収されたけど、彼女が残した言葉が今でも脳裏にこびりついている」
ネルは未だにハムラが言い残した捨て台詞を忘れずにいた。
「つらいと思うけど、ネル。話してくれ」
ユンは彼女の心中を察していても、東部を守るためにならと気持ちで訊ねた。
ネルもユンの気持ちを汲んで、答えてくれた。
「『お主だけは絶対に忘れない。幾星霜の時が経ても貴様の血筋は根絶やしにする』って――」
「思いっきり、逆恨みされてるじゃない。あんたのご先祖様は……」
ハムラの捨て台詞を聞いた感想にシノが「恨まれてるじゃない」と言われてしまう。
彼女の台詞を言い返したい気持ちもがあったが、子孫であるユンやセイ、レイルズからしたら、どう言い返せればいいか。判断がつかねていた。
「そして、千年の時を経て、彼女が完全復活し、東部を奪還するためにパーフィス公爵家への復讐が始まった」
ネルが語ってくれた真実を聞く中で、ユンは些か、疑問に思った。
「ネル。ハムラっていう女性は千年以上前の敵だろ?
なんで、そいつが今もなお、生き続けてるんだ?」
長き時を生き続けるのは不可能じゃないのかという疑問。
その疑問を解消しないかぎり、攻略の糸口が見つからないとユンは思った。
「それは――」
「可能性として考え得るのは一つ」
ユンの疑問にネルが答えようとした際、広場に入ってきたシノア部隊の面々。彼らと一緒についてきたキララとノイ。そのキララがユンの疑問を答える。
「ハムラが“吸血鬼族”の首魁と接触し、長きにわたる治療を施された可能性が存在する」
彼女の口から明かされた可能性の一つとして挙げられた“吸血鬼族”の首魁。その存在に聞く側に徹していたズィルバーの顔を歪ませる。
「“吸血鬼族”の首魁はかれこれ、二、三千年以上も生き続けてる怪物」
「さらに言えば、レスカーといった上位クラスの“吸血鬼族”を生み出した元凶。いや、“吸血鬼族”っていう種族を生み出した元凶ともいえる」
「“吸血鬼族”を生み出した……」
「……元凶――」
ブルッと全身が総毛立つティアとシノア。
それは前に自分たちが相手をしたアシュラとクルル以上の化物が存在してるのを知り、恐怖でチビリそうになった。
「それにしても――」
「どうした、キララ」
「いや、ハムラか。あの女狐。まだ生きていたとは……」
「僕やキララたちと違って、“吸血鬼族”の首魁が使用したとされる呪術によって生き続け、虎視眈々と準備をし続けてきた」
ハムラの執念深さに恐れ入るとノイは認めざるを得なかった。
「ネル。今回の戦の要はお前と主たるユンだ。
お前たちをハムラのもとまで道を切り拓く。それが私たちの務めだ」
キララは“獅子盗賊団”との決戦に際し、一番、重要なことを先に伝えた。
「はい。私も同じことを考えていました」
ネルはキララに言われることもなく、分かっており、ユンに目を向ける。
「ユン。分かってると思うけど、あなたがハムラを倒すしか、東部を守りきれない。今のハムラは話し合いでどうこうできる相手じゃない。
話し合いは既に千年前で終わっている。奴の原動力は底知れない復讐心のみ。復讐心を受け止めようとかバカなことを考えないでよ。そうなれば、確実に東部はハムラの手に落ちる。
今の生活が失われることは間違えない」
ネルは言外には言わなかったが、盗賊団との決戦でもし、敗北した場合、パーフィス公爵家の信用は一気に失墜し、東部全域で諸侯たちによる内戦状態に勃発する可能性だってなくはない。
そうならないためにも、今回の戦に勝利するしかないと言外に言っている。
「……分かってる」
ユンもネルの言おうとしてることはよく分かる。
だが、殺し合うことでしかお互いを理解し合えないのか。話し合えれば、双方の折り合いがつけるのではないのかとユンは頭の片隅に甘い考えがこびりついてしまう。
「ユン。先に言っておく」
ネルがユンの頭の中に甘い考えができてるのを気づいており、先んじて教えておいた。
「あなたが『ハムラと折り合いを付ければいい』っていうのも間違っていない。でも、この時代の在り方。この世界の在り方が、それを許容しない」
「世界の、在り方……」
ネルはユンに渦巻く疑問を少しずつ解消させていく。
「ティアちゃん。北方の時は状況が一辺倒に流れ込んできたから気づかなかったと思う。でも、国の在り方や種族での在り方が変わっていたとしても、時代や世界の在り方が変わらないうちは種族間同士で手を取り合えることは難しい」
レインがティアたちに北での防衛戦の際、気づいていなかった疑問をここで浮かび上がらせる。
「今を生きるティアちゃんたちに迷惑をかけてるのは事実。今回の戦は千年前に始末しきれなかった因縁。
この因縁はいずれ断ち切らないといけない」
「その時が今、来たってわけか」
レインが言おうとしてることをズィルバーは代弁する。
彼とて、肉体は現代を生きる者のものでも、魂は千年前の魂だ。
自分たちの不始末が現代にまで残り続けてきた。
(こればっかりは俺たちの不始末さが招いた現状だ。でも、当時は連中の力があまりにも強すぎた。
だから、かなりの時間を要するっていうリヒトの考えも間違っていない。だが、今のティアたちに真実を語ったとしてもなにができるというのが本心だ)
ズィルバーは今、語ることではないというのを十二分に理解してる。
彼の気持ちとは裏腹にネルはユンを諭してあげた。
「今は考えなくていい。でも、後で考えなさい。生きていれば、考える時間はいくらでもある。ベルデがなんで、こんな手の込んだことをしたのか。彼がああまでして、思念になってまで生き続けたのか。
その理由がいずれ分かるときまで考え続ければいい」
「ネル……」
「とにかく、今はハムラを倒すことに全力を尽くしなさい。相手はかつて、ベルデですら苦戦を強いられた怪物の上に復讐心や怨念をたらふく取り込んで千年前よりも強くなってると思いなさい」
「…………ああ。そうだな」
ユンは間を置いて、頭の中をスッキリさせた。
「初代様がなにを考えていたのかは、この際、どうでもいい。後でいくらでも考えられる。今は東部を守ることを優先する」
迷いのない言葉が、叫びがズィルバーたちに広がっていき、発破を掛けていく。
「ええ。過去に何があったとかは私たちに関係ない。今、すべきことは――」
「東部を穢す不届き者を排除すること」
「目的こそ違うけれど、その穢れが中央にまで及ぼさないためにも……」
「ああ。この手で奴らを叩き潰し、獅子共との因縁をここで晴らせてもらう」
皆が皆、それぞれの思惑、想いを胸に“獅子盗賊団”を、ハムラを打倒する意志を押し固めていった。
ユンたちが打倒ハムラを掲げてる状況とは裏腹に世界に暗躍を企てる敵がいる。
敵は漆黒の闇に包まれる空間。
灯火のように焚ける篝火に集っていた。
「状況はどうかしら? 豊穣神」
「さほど、大きく変わっていません。いえ、変わっていましたね。
ハムラが目覚めたのを機に彼を復活させることにしました」
豊穣神なる女性は問いを投げた女性――乙女神に答えた。
「そう。彼を復活させるの。でも、危険じゃない。
彼は確か、耳長族と血を交えたという話よ。
しかも、その子孫は今、あの男の部下になってる。へたに騒ぎ立てると問題になるわよ」
乙女神はもしも起こりうる問題を指摘すれば、豊穣神は「そうするのよ」と言わんばかりの笑みを浮かべる。
「言いたいことは分かるわ。だからこそ、復活させ、ぶつけさせるのよ。
それに復活させるのは彼だけじゃない。獅子の先祖にあたる彼も復活させます」
豊穣神が漏らす言葉の中に「獅子の先祖にあたる」という言葉に着目した乙女神も彼女が言わんとしてることがすぐに理解できた。
「そう。あの二人を解き放つ、と。面白いことを考えるものね」
豊穣神の容赦なさに高笑いする乙女神。
嗤うだけ嗤った彼女は思わず憐れみを覚えてしまう。
「かつて、東の国に在りし大英雄。神そのものを体現し、若かれしヘルトですらも苦戦を強いられた大英雄――カンナ・P・クシャトリヤ。
もう一人はカンナと敵対する形だったとはいえ、初代皇帝リヒトと巫女騎士長キララですら辛勝させた大英雄――アヴジュラ・P・クシャトリヤ」
フフッとほくそ笑む乙女神は現代に生きてるであろうズィルバーとキララが絶望と慟哭に包まれる顔を想像していた。
「では、早速――」
「彼らを復活させましょう」
独断ともいえる行動。
大神ですら聞き及んでおらず、耳に入っていないであろう。
もし、仮に彼女らの英断で功を奏したのなら、大神も気に病む必要がなかったと忘れることだろう。
だが、彼女らの独断が失敗すれば、待っているのは地獄すらも生温い仕置きが待っているのは確実であろう。
而して、彼女たちは気づいていなかった。
転生された大英雄がかつての戦い方をするとは到底思えなかったことに――。
一方で、世界のどこかに咲き誇る秘密の花園。
花園には二人の女性が女子会すらも生温い密談が繰り広げようとしていた。
「統治派の連中……カンナとアヴジュラを復活させようとしてる」
「おや、カンナとアヴジュラ、ですか。彼らは仲が悪かったと記憶していますが」
エメラルドグリーンの髪をする女性――守護神。
彼女は密談の相手――祭祀神の言葉で首を傾げる。
「守護神。あなたが言ってるとおり、本来ならカンナとアヴジュラは仲が悪い。それも国を二分するほどの仲の悪さ」
祭祀神があえて強調するほどキッパリ言い切っている。
「そんな二人を復活させる統治派の頭もどうかしてるとしか言えません」
守護神は敵勢力の考えがどうしても理解できなかった。
「おそらく、豊穣神と乙女神でしょう。こんなくだらない考えを、バカでアホみたいな考えをしてるのは――」
バカ丸出し発言を言ってしまう守護神。その発言を訂正する気すら祭祀神には沸き上がってこなかった。
「守護神。
いかがいたします。このまま、なにもしないのもありますけど、バカな女神に付き合わされるヘルトたちが可哀想に思えてしまいます」
祭祀神は如何なる形になるかは分からなくても、何かしらの手助けが必要なのでは考え込んでしまう。
「必要ないでしょう」
守護神は気に病む必要がないと言い切る。祭祀神からすれば、「なぜ?」という面持ちだろうが、守護神は分かりきってることを言ってみせた。
「カンナもアヴジュラも“両性往来者”の本当の凄さを知らない。キララの本当の力を知らない。それにノイの本当の力を知らない」
初めからカンナとアヴジュラに勝てる要素が皆無だと言い切る守護神の微笑みは人族を、ズィルバーをこれ以上もなく信用しきってると言わんばかりのものだった。
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