中央と東方の交流会。
ユンたち豪雷なる蛇に連れられて“黄銀城”東側にある広い草原に足を運んだ。
東にある草原は広大で、山に近づけば近づくほど、森が生い茂っている。
「ふーん。それなりに広いな」
「でも……」
ティアは草原を見る。
所々、土がめくれ、草が踏み荒らされてるのを目にする。
そんな彼女も疑問にシノが答えてくれた。
「ここでいつも私たちは鍛えているの。城の中だと難しくて」
「なるほど。だから、こんなに地面が荒れてたのね」
ティアも理由を聞いて納得した表情を浮かべた。
「それより、時間が押してるんだ。さっさと交流会をしようじゃないか」
ズィルバーは戦いたいのかうずうずと身体を震わせていた。
これには思わず、ユンも
「子供か!」
叫んでしまった。
ユウトもプッと笑い飛ばしてしまった。
「悪いか。先日、勝ったといえど、不完全燃焼だったんだぞ。ここいらでケリを付けた方がお互いのためにもなるだろう」
ズィルバーはふて腐れるも痼りを残したくないという口で戦いたいとぼやいている。
しかし、言外に戦いたくてうずうずしているのが見え隠れしていた。
彼の言動と行動にティアやシューテルらが申し訳なさそうに息を吐く。
ユンらもズィルバーもまだまだ子供だな、と思い、内心、笑いがこみ上がった。
「でも、ズィルバーの言うとおり。ここいらでケリを付けようじゃないか。俺も俺で先日、負けたことが悔しかったし。リベンジを果たそうじゃないか」
「あ゛っ? お前がズィルバーに?」
ユンがズィルバーへのリベンジマッチを望む中、ユウトがユンに挑発を咬ます。
「無理無理。お前如きがズィルバーにリベンジなんてできるか」
ムリムリ発言でユンを煽らせるユウト。
「あ゛? そんなのやってみないと分からないだろう」
ブチッと血管が切れたように額に青筋を浮かべるユン。
若干、声音が冷たかった。
「わかるよ。俺は毎回毎回、ズィルバーに挑んで返り討ちに遭ってるからな」
ユウトも若干、声音が冷たくなり、自分はズィルバーに挑んでいる回数が多いと自慢げに言い放つ。
「挑んでる数が多ければいいんじゃねぇよ。大事なのは勝負内容だろーが!!」
「俺は今じゃ、ズィルバーに返り討ちにしても次の日には挑みかかってるんだよ!!」
声を荒立て合うユンとユウトの二人。
「ああ、もう。落ち着いてください、ユウトさん」
「ユンもしつこくならない」
シノとシノアが割って入り、彼らを落ち着かせる。
睨み合い、いがみ合うユンとユウトの二人。
そんな彼らにズィルバーが提案する。
「じゃあ、先に大将同士でやり合わないか」
「ん?」
「あっ?」
彼の提案に二人は視線を向けた。
「だから、俺とユン、ユウトの三人が先にやり合おうって話だ。それだったら、いがみ合ってるよりかはマシだろう」
再度、ズィルバーが妥協案を提示にすれば、ユンとユウトも黙りになる。
だが、黙りになるのはほんの数秒。数秒後には
「いいぜ」
「妥当な提案だ」
と、乗ってくれた。
(よし!)
ズィルバーも内心、ガッツポーズを取り、すぐにでも準備に入ろうとしたが――。
「待ちなさい!」
ティアが怒号をあげた。
「なに、ズィルバーが先に戦おうとしているの!!」
「い……いや、いがみ合ってるよりかは戦った方がいい、と思って……」
「それは単にあなたが先に戦いたいだけでしょう!!」
彼女が的確についてきて、ズィルバーは口を閉ざしてしまう。
「やっぱり」
彼が口を閉ざせば、ティアは髪を逆立たせ、怒声を浴びせたまま説教を始める。
彼女の怒声を浴びせられ、ズィルバーは身体が一回りも二回りも縮こまらせる。
「「…………」」
ユンとユウトの二人。
彼らも光景を見て、ガタガタと身体を震え上がらせた。
「……ユン?」
「……ユウトさん?」
「「ッ――!?」」
彼らの背後から底冷えを効かせる声音を耳にし、ビクッと震わせる。
振り返らなくてもわかる。
背後にシノとシノアがいるからだ。
シノとシノアはユンとユウトの襟首をガシッと掴んだ。
「さあ、お話をしましょうね」
「お、おい……シノア!?」
「ユン。ちょっと説教よ」
「ま、ままm、待て……シノ!?」
ズルズルと引き摺られる彼らを横目にシューテルが声をあげた。
「じゃあ、ここは白銀の黄昏・“四剣将”の一人、俺が取り仕切る。今から模擬戦を行うが、人数も人数だし。時間も限られてる。一対一もいいが、多対一も、多対多もありにする」
「時間を短縮するためか」
タークが聞き返す。
「ああ。その方が効率いいし。双方にとってメリットがあるだろ?」
「確かに集団戦や連携を確認するって意味で言えば、確実にプラスだな」
タークもシューテルの妥協案に頷く。
「じゃあ、広さの関係上。分けてやるのは難しい」
「だったら、とっと始めるぞ」
シューテルとタークがその場を取り仕切り始めた。
「まず、最初に誰がやる?」
シューテルは白銀の黄昏から選抜されたメンバーに声をかける。
今、白銀の黄昏を取り仕切っているシューテル。
ズィルバーがティアに説教されてるため、暫定的に白銀の黄昏の全権をシューテルが担っている。
彼の一声にヤマトが手を挙げた。
「僕から行くよ。本来だったら、“四剣将”のキミが行くべきなんだけど、ズィルバーとティアがいない中、任せられるのはキミしかいない。だったら、次に幹部層で強い“九傑”から
先鋒に立つべきだろう」
ヤマトはわかりやすい建前を述べているが、シューテルの目から見てもはっきりわかる。
いや、同じ“九傑”のノウェム、コロネ、ヒロもわかる。
「いつになく、“闘気”が滾ってるわね」
「鬱憤が溜まっていたんじゃない」
「おぉ~、気合いじゅーぶーん」
そう。ヤマトは去年、防衛戦争にて。なんら活躍をしていない上に雑魚を倒しただけで大物と戦えなかった。
故に不完全燃焼であり、フラストレーションやらストレスが溜まっていた。
ストレス発散のために自ら戦法に躍り出た。
シューテルも同じ立場だったので最初は自分が出たい気持ちだったが、上がいない中では彼が取り仕切らないといけないため、ヤマトに譲り受けることにした。
棘突き金棒を手に、ヤマトは躍り出る。
「さあ、僕と戦う奴は誰だ? どんな奴でも相手にするぞ!」
高らかに彼女は宣言した。
逃げることも臆すこともせず、真っ向から迎え撃つ、と――。
ここまで言われてはタークら豪雷なる蛇も後が引けない。なので――
「俺が出る」
僧衣を着た偉丈夫の少年が前に出る。
「アオ……」
「ユン様がいない以上、特攻の俺が先鋒に立つべきだろう」
彼の弁にタークは聞き入れる。
「いいだろう。ただし、先鋒を買って出る以上、出だしを挫くんじゃねぇぞ」
「あたぼうよ」
アオが前に出ようとしたところで待ったが入る。
「待て、アオ。相手は黄昏でも“四剣将”の次に強いとされる“九傑”の一人。一人では分が悪かろう」
「あ゛ぁ゛?だったら、お前がやるってのか?」
喧嘩腰になるアオ。
「まさか」
彼を止めたのは同じく僧衣を着て笠を被った少年。
「私も先鋒を買って出る」
「クロ……」
先鋒を買って出たアオとクロ。
ヤマトはクルクル、と金棒を回す。回した後、アオとクロに振りかざした。
「じゃあ、キミたちが僕の相手になるんだね」
「ああ。そうとっていいぜ」
「黄昏の出鼻を挫く。我らの力を甘く見ないでもらおうか」
拳を鳴らすアオと錫杖を振りかざすクロ。
「じゃあ、始めようか」
“闘気”を滾らせ、湯気のように立ち上るように放出するヤマト。
アオとクロもヤマトに負けず劣らずに“闘気”を放出する。
ヒューッと一陣の風が草原に走った。
途端、クロの脳裏にアオを金棒でぶっ飛ばすヤマトの姿が過ぎ去った。
「アオ!」
「分かってらぁ」
アオも見えていたのか定かではないが、両腕に“動の闘気”を大きく纏わせ、守りに入った。
「“雷鳴撃墜”!!」
片手で振るわれる一撃。
ドシッと重すぎる衝撃がアオの両腕にのしかかってくる。
「ぐっ!?」
顔を顰めるアオ。
(なんて馬鹿力をしていやがる)
「オォオオオオオオオオオオーーーーーーーー!!!!」
猛る彼女の咆哮に呼応するかのようにぶん回した一撃。
強烈な一撃にアオは弾き飛ばされ、草原の上をゴロゴロと転がっていく。
転がっていく彼は一度、手で地面を叩き、宙返りをして体勢を立て直した。
しかし、両腕に走る痺れが未だに残っていた。
「チッ……かろうじて“静の闘気”で見えていたが速ぇな」
アオは金棒をぶん回したヤマトを睨みつける。
睨まれてるヤマトもアオが腕でガードした事実に目をキラキラ輝かせる。
「すっごーい! 僕の攻撃を真っ正面から受けたのはキミで二人目だ!」
「そりゃ、どうも」
褒められてるとは思えず、彼は悪態を吐いた。
嬉しそうにしているヤマトにクロが挟撃を仕掛ける。
錫杖を振るって背後からの奇襲。
決まれば、確実に傷を負うのは間違えないと豪雷なる蛇側はそう思ったのだろう。
しかし、白銀の黄昏側と親衛隊はそう思えなかった。
彼らは分かっていた。
ヤマトとアオとクロの差が――。
クロが振るった錫杖がヤマトに当たることもなく、空を切る。
「なっ――!?」
僅かに目を見開くクロ。
(速い!?)
彼はヤマトの速さに焦りを見せる。
「焦りが見えてるよ」
アオとクロの耳にヤマトの声が聞こえる。
しかも、聞こえてくる場所は――
「上…」
見上げれば、宙を舞っているヤマト。
宙を舞う彼女は金棒を両手で握り、クロめがけて金棒を振り下ろした。
振り下ろされる金棒を錫杖で受け止めるクロ。
「ぐっ!?」
ズシンと重くのしかかる衝撃に苦悶する。
(こいつ……女がてら腕力がある。あの角から見て、鬼族の血を引いてるのは確か……)
のしかかってくる金棒にミシミシと錫杖に罅が入っていく。
「ぐっ――!?」
(まずい。このままでは私が先にやられてしまう)
クロは先に自分がやられると直感し、押し返そうと力を入れる。
「どうした? キミも異種族だけど、力を振るわずに負けちゃったら、せっかくの力が台無しだよ」
ヤマトは挑発してくる。しかし、クロは苦悶の表情を浮かべ、反撃できずにいる。
(このままでは――)
と、思っていた矢先――
「ったく、一人で相手してるんじゃねぇ!」
ヤマトめがけて鋭い一撃が叩き込まれた。
鋭い一撃に殴り飛ばされるヤマト。彼女はすぐに立て直して構え直す。
「痛っ……殴られたよ」
あっけらかんとした声でぼやく彼女にノウェムが思わず、忠告した。
「気が抜きすぎたヤマト。“九傑”の名に泥を塗るヘマをするな」
「ごめんごめん。そう怒鳴らないでよ、ノウェム」
久々の戦いが楽しみすぎて肩に余計な力が入ってたと思われるヤマトに怒号を放つノウェム。
ヤマトもアオに殴られたことで肩に余計な力が入ってたことを自覚し、喝を入れるために頬を叩いた。
「よし。気持ちを切り替えたから続きを始めようじゃないか」
棘突き金棒を肩に担ぐヤマト。
その姿はまさに鬼族そのものであった。
アオに助けられたクロ。
「すまない。助かった」
「気にするな。相手は“九傑”。しかも、上位に食い込むほどの実力らしい。一人だと思って舐めてた俺たちがバカだったな」
「どうやら、そのようだな」
笠を整えるクロと拳を再度、鳴らすアオ。
対するヤマトはまたもや金棒を片手に持ち、構える。
「僕は剣術が苦手だけど、代わりに金棒を剣のように振るうのが得意なのさ――“牙王鏑”!!」
薙ぎ払うように振るわれた金棒からパウッと放たれた打撃。
アオはまたもや両腕でガードしようと思ったが、クロが走り出し、僧衣に隠しておいた数多くの武器で受け止める。
武器を通して衝撃波が伝わり、衝撃を殺しきれず弾き飛ばされる。
「むっ!」
(なんて重み。“動の闘気”を大きく纏わせて、大岩を打っているように飛ばしている)
クロは一度、攻撃を受けたことで技の性質を瞬時に見抜いた。
クロが弾かれるのを視線に捉えるアオだが、彼は無視してヤマトに突貫する。
「オラオラ。“九傑”の実力を見せてみやがれ!! “鉄火殴打”!!」
“動の闘気”を纏わせた拳を縦横無尽に殴打してくる。
迫り来るの拳の雨、あられにヤマトは巧みに金棒を振るいさばいていく。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーーーーー!!!!」
猛り続けるアオにヤマトはさばきにさばいていたが相手の“闘気”に押し負けてるのを感じとり、彼女も金棒に“動の闘気”を纏わせた。
「押して通る!! “八雷神流星群”!!」
金棒を拳の殴打の如く縦横無尽に振るって、アオの拳の殴打に迎え撃つ。
ガン! ガン! ガン! ガン!
と、拳と金棒がぶつかり合う。
ヤマトとアオの応酬に豪雷なる蛇側は度肝を抜かれる。
「おいおい、マジか」
「金棒をあそこまで使いこなせるのは初めて見たぜ」
「“闘気”の質も練度も確実に相手の方が上」
「しかも、まだ本気を出していない」
彼らはヤマトが未だに手の内を明かしていないのだと肌で感じとっている。
対する親衛隊の面々。特にメリナは“九傑”の実力を知り、身震いする。
「まさか、“九傑”がここまで強いなんて」
メリナからしたら、白銀の黄昏で強いのはズィルバーとティアそして“四剣将”の四人だけだと踏んでいたが、実際のところ、白銀の黄昏全体で質の高い組織なのだと認識させられた。
「そっか。メリナは第二帝都支部に異動してまだ間もないから知らないか」
「僕らの間じゃ。白銀の黄昏は第二帝都を完全に占めてる組織って認識だから」
「むしろ、白銀の黄昏のことを甘く見すぎてる」
シーホ、ヨーイチ、ミバルからしたら当たり前であり、なんども相手をしたことがあるから黄昏の面々の実力をそれなりに把握してた。
「しかし、さすがの“九傑”も底を見せないか」
「むしろ、シューテルの奴がまとめあげてる事実だ」
「それを言ったら、向こうも同じだよ」
シーホとヨーイチは暫定的に取り纏めているシューテルとタークを高く評価する。
「――にしても、あいつら。まだ説教しているのか」
ミバルは未だに説教を続けてるズィルバーらを見る。
視線の先では未だにティアたち三人から怒られているズィルバーたち三人。
ミバルはハアと息を吐いて呆れ返っていた。
「あのままじゃ。しばらくは戻ってこないぞ」
「おっ。勝負がついたぜ」
「――だね」
シーホとヨーイチは最初の先鋒戦の勝敗が喫した。
「“雷鳴撃墜”!!!」
両手で振るわれた金棒の一撃がアオとクロを同時に吹き飛ばす。
草原に倒れ伏したアオとクロ。
先鋒戦の勝者がヤマトという形で終わりを迎えた。
ヤマトは倒れ伏すアオとクロに手解きする。
「勝者が敗者に声をかけるのは失礼に値するけど。この際だから言っておくね。二人かがりで相手するんだったら、それなりに連携を積んでおけば、僕が負けていたかもしれない」
ヤマトはそう言って、自陣に戻っていった。
自陣に戻ってくるヤマトにノウェムは声をかけた。
「けっこう、手間取ったな」
「僕が肩に力が入りすぎたのが否めないかな」
「確かに肩に力が入りすぎていた。自分だけ強敵と戦えずに除け者扱いだった。今回で挽回しようと?」
「うん」
ノウェムはヤマトの心の内を読み切った上で訊ね、ヤマトは間違えないと頷いた。
「全く、久々の実戦で入れ込みすぎるのは敗北と同時に死に繋がる。油断と慢心。今回、お前が得られたのはそれだ」
「うん。ああ。キミにはなにも言い返せないな」
(本当のところ、実力でもノウェムの方が上だろうな)
ヤマトはノウェムより実力が低いと思い込んでいる。
彼女の心の内をつくようにノウェムは言い放つ。
「言っておくが、“九傑”内での実力に差がない。あえて、順位を付けるなら、お前の方が 上位に食い込む
ぞ」
「僕が上位に食い込んでいる!?」
ヤマトは自分が“九傑”の中で上から数えるぐらいの実力の持ち主だと言い放つ。
「もちろん。単純な力比べの話。隠してると思っているようだが、お前……鬼族との半血族だろ?」
「うぐっ!?」
ノウェムの指摘にヤマトは項垂れる。
彼女の項垂れ具合から図星だと判断したノウェムはハアと息を吐いた。
「全く、うちのメンバーはどうして、素性や力を隠すんだか」
「それを言うなら、ズィルバーだってそうだろ。あいつ、僕らに隠していることが多いじゃないか」
「まあ、それを言えば、言い返せないがヤマト。お前も隠すならもう少し真面に隠せ。お前の隠し方じゃ。相手に失礼だぞ」
ノウェムは厳しく指摘し、ヤマトに弱点の克服を促す。
「うん。わかった」
彼女も弱点を露呈され、仲間に警告されて黙ってはいられなかった。
「じゃあ、僕は少し走ってくる」
彼女は駆け込もうとしたがガッとノウェムが襟首を掴む。
「走り込みは後だ。今は他の奴らの模擬戦を見ろ」
言われてしまい、
「ちぇ」
ヤマトはふて腐れてしまった。
一方、豪雷なる蛇では先鋒戦の反省点を話し合う。
「見事に負けたな」
「悔しいが言い返せねぇな」
「我々の想像を超えていた。いや、我々の鍛錬がまだまだだったということだ」
アオとクロは今回の敗戦で足りなかったことが明確に分かっていたため、今すぐにでも鍛錬せねばと思ってしまった。
「このままではユン様に示しがつかない」
「カッコ悪ぃところを見せちまったからな」
と、悔しがるアオにタークは手を置いた。
「これをバネに強くなればいい。俺らはユンのバカを支えなければいけねぇだろうが」
タークは既にユンの右腕としての自覚を持ち始めたのか仲間たちに鼓舞する発言をする。彼に鼓舞されてアオとクロも元気を取り戻した。
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