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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

忌み子 読まなくてもいいですよ。エッセイです。

作者: グイ・ネクスト


忌み子

遠いどこかのお話だと思いますか。


【世界】の破滅しか望めない【人間】の気持ちって理解できますか?


え?理解できたらきっとあなたは犯罪者まっしぐらです。


だから理解しない方がいいですよ。


きっとね。


世の中、「犯罪者」になる人はいます。


憎しみを表現した。


忌み子にとってはそれだけの事なんです。


あんな殺傷事件全く理解できない。


それは・・・【世界】を恨んだ事の無い【人間】にだけ言える台詞ですよね。


【世界】をいちどでも恨んでしまったら


「憎しみを表現した」


って言うのは分かるかもしれません。


何度も言いますけど。


理解はしない方がいいですよ。


うんうん。


ただ忌み子の特徴的な部分は・・・。


「自分は悪である」と、理解しているところです。


だから。


【世界を拒絶し、】自分の目をえぐり出し


【心臓さえもえぐり出して右手で天に捧げる】


拒絶の悪魔、ルキフグス。


忌み子はとても拒絶の悪魔に憧れます。


「自分は悪である」と理解しているから。


それでもね。


そう。


地獄一定。


そう分かっているなら。


その自分と。


おのれと。


手をつかむなんて、生ぬるい。


心臓をつかんで、一緒に歩く。


一緒に歩く。


一緒に歩く。


あなたは大切な「存在」です。


そう、つぶやいてみる。


わたしも大切な「存在」です。


そう、つぶやいてみる。


一緒に歩く。


一緒に歩く。


涙を流しながらでもいい。


一緒に歩く時


「あったかいなぁ」って思えます。


不思議とね。

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