ストーン・マギクス

『ストーン』と呼ばれる石を人体に埋め込むと、超常的な力が使えるようになる。
　しかしそれは違法行為にあたり、犯した者は即刻刑務所行き、未成年者ならば、対策校と呼ばれる更生施設へと送り込まれることになる。
　そんな現代日本で、幼い頃に母を亡くした高校二年生の須田架は、研究者の父と共に、山に囲まれた田舎で静かに暮らしていた。
　しかしある日突然、父の手によって架の両目にストーンが埋め込まれる。
　一体父はなぜ、こんなことをしたのか？
　その理由もわからないまま、ストーン保持者達の集う狂った学園での生活が幕を開けるのだった。