壬生浪士組٩(๑>∀<๑)۶その1
バンッ!
総「ひっじかったさぁぁぁぁぁぁん!入りますよぉぉ!!」
歳「総司ぃぃぃぃ!開ける前に一言言いやがれって何回言わせるんだよぉ!!!」
総「まぁまぁそんなに眉間にシワ寄せてると禿げますよ!」
歳「誰のせいだ!ん?おい、誰が異人を連れてきていいって言った?」
総「巡回中に見つけました。身なりもあやしかったので屯所に同行を願いました。」
歳「そうか、ご苦労だった。おい、お前ら!そこに座れ。」
空「し、失礼します!」
瑠「うわぁーすごい上から目線だぁ〜そんなんじゃ結婚できませんよ〜」
総「チャキ……土方さんに逆らうなら殺しますよ。」
??「総司やめろ。すまないね、俺は近藤勇という。君たちは?」
瑠「私は瑠美奈その子は雷電空よ。」
勇「ふむ。こらっ、お前達も自己紹介せんか!失礼だぞ!」
総「……沖田総司です。フンッ」
歳「ッチ…俺は土方歳三だ。お前ら何もんだ?」
空「僕は妖怪と人間の混血です。陰陽師をしてます。」
歳「あぁ?昔いた陰陽師か?まさかこの時代にもいたとはな。」
近「今、陰陽師は何人いるのかね?」
空「……僕1人です。皆…殺されました。」
近「…すまない。」
空「いえ、いいんです。確かにあなた達から見たら私は化け物ですからね…殺されて当たり前です…。」
瑠「あ〜また始まった!次それ言ったら殴るよ?٩(๑`^´๑)۶」
空「ご、ごめんなさい…癖になってしまってて……。」
総「そういうあなたは何者なんですかね?私から見るとあなたの方が化け物にまえますけど?」
近「こらっ!総司!!!」
瑠「いいよいいよー☆気にしてないし〜♪こんな糞ガキに言われても全然痛くも痒くもないよ〜♪」
歳「…気にしてるだろ…。」
総「ふん、あなたみたいな不埒な女に糞ガキなんて言われたくないですね。」
瑠「糞ガキって自分で気づけてないところが糞ガキなんだけどねぇ〜(。・m・)クスクス」
歳「いい加減やめやがれぇぇ!!!話がすすまねぇよ!おめぇは早く質問に答えやがれ!」
瑠「むぅ〜上から目線だなぁ〜それより質問なんだっけ?」
歳「……。」
空「…瑠美奈さんは何者か?ですよ。」
瑠「うーん、簡単に言うと生き物だよぉ゜:。* ゜.」
総「チャキ……ふざけるのもいい加減にしてくださいね、斬りますよ?」
瑠「ふふっ、……なんか勘違いしてみたいだけど、あなたに私が斬れるの?」
瑠美奈の殺気にこの部屋にいる瑠美奈以外が青ざめた。
歳「っ、…総司やめろ!……お前ほんとに何者だ?そんな殺気普通の人ならだせないぞ!」
瑠「え?そんなに殺気だしてないよ??キツかったかな?ん〜ごめんね?」
空「…そんなにって…」
勇「…女子でこんなに殺気だせるとは!!瑠美奈君!もしよければ壬生浪士組に入ってくれないかな?もちろん空君も!」
歳「っ!?おい近藤さん!!!何言ってやがるんだ!?こいつは女だぞ!」
総「そうですよ!こんな得体の知れない女を置いとく必要ありません!!」
近「歳、総司…今のうちの組は正直戦力不足だ。いくら女と言えども今は猫の手すら借りたい。瑠美奈君、空君、駄目だろうか?」
瑠「いいよー☆」
空「瑠美奈さんがいいなら。」
歳「ッチ…だが、入るなら入隊試験はうけてもらう!総司!!他の幹部呼んでこい!」
総「っ……分かりました。」
数分後…総司は他の幹部達を連れてもどってきた。入ってきた幹部達は真ん中に座る瑠美奈を1目見て目を離せなくなっていた。それはそのはず、瑠美奈の容姿はこの世のものとは思えないくらいの美しさだからだ。
近「急に集まってもらってすまないな。こちらは瑠美奈君と雷電空君だ!君たちも自己紹介しなさい。」
新「お、俺は永倉新八だ!よろしくな!瑠美奈!」
原「俺は原田左之助!好きなものは酒とおんn「僕は藤堂平助!瑠美ちゃんでいいかな?///よろしくね!」……。」
一「斎藤一だ。」
瑠「うん♪ぱっつぁんにへーすけに一!よろしくね♪」
原「俺もいる「どころで!土方さん!入隊試験は誰が相手するの?」……グスン。」
歳「そこら辺の隊士でいいだろう。」
瑠「ねーねーとっしぃ〜!相手は私が選んでいい?」
歳「誰がとっしぃだ!!…で、相手は誰がいいんだ?」
瑠「はじめ〜♪」
一「!?」
歳「!??なぜ斎藤だ??」
瑠「一って、左利きだよね?あと、気配の消し方が屋根裏にいる人より上手いからだよ!」
―――ガタッ―――
??「……いつから気づいてたん??」
屋根裏から降りてきた黒づくめの男は殺気をだしながら瑠美奈に問いかけた。
瑠「屯所に入ったところから〜」
??「普通の人なら分からんぐらい気配消しといたんやけど……あんたなにもんや?」
瑠「生きている者は気配を完全に消すことなんてできない。私は生まれつき気配に敏感なの、下手したらかなり遠くにいる人の気配ですらわかる時あるからねぇー♪」
??「くくっ、あんたおもろいなぁ、わいは山崎烝や!よろしゅうなぁ!」
瑠「烝ね!よろしく♪」
歳「山崎の気配をわかるなんてな……斎藤も確かに気配を消すことが上手い。なぜ分かった?」
一「それに、なぜ俺が左利きだと分かった?」
瑠「私も剣握るとき左で握るからすぐ分かったよ!気配は、性格に現れるからねー!一の場合、物事を冷静判断することができるから、すぐ殺気立てるやつと違って気配をいつもだしてないため会った時すぐ分かった!ちなみに気配消すの下手くそなのは沖田さんだよ〜」
総「うるさいですよ。土方さん、早く入隊試験始めましょう。どうせすぐに勝負はつきますよ。ふっ、一君に勝てると思ったら大間違いですからね。痛い目にあってさっさとでてってくださいね。」
平「ん〜まぁ確かに一君はこの組の1、2位を争う剣豪だからね〜。瑠美ちゃん…ほんとに一君でいいの!?」
瑠「ふふっ♪心配してくれてありがとうね?でも…どうせやるなら強い人がいいな♪」
一「/////っ、道場で待ってる。」
歳「/////っ(可愛すぎるだろ…)じゃあ道場に行くぞ。」
平「(/////可愛い)」
烝「/////えろう可愛い子やなぁ〜」
総「(//皆さんだらしないですね、こんな女に見惚れるなんて!)」
空「/////瑠美奈さん…その笑顔は反則ですよ…ボソッ」
瑠「そういや、空は剣術できるの?」
近「そうだね、もしできるのなら私達に力を貸して欲しい!」
空「一応できますが…僕、かなり弱いですよ……。」
瑠「大丈夫♪空は強いよ!多分だけどwそれじゃあ道場に行こっか!」
歳「おいまて、お前その格好でやるのか?」
瑠「もちろん。動きやすい方が良いからね!あっ羽織もの(マント)はのけるよ!それじゃあぱっつぁん!道場まで案内よろしく!」
新「ああ!任せとけ!ほな、行くぞ!」
瑠美奈達は道場へ移動した。
でてきてから早々、存在感がない原田は部屋の隅でキノコを生やしていたのを烝に発見され、励ますのがめんどくさかった烝は原田を蹴り飛ばし、そのまま放置されたとか……www