一途続けてこの道10年ベテラン通ります!!
気になっていただき有難うございます。
毎日のように今自分はなにをしているのか、なぜこんなところにいるのか、どこで道を間違えたのか。
「ほんと、どこで道を間違えたんだろ、、、」
夏が終わり秋に変わり始め過ごし肌寒くなった夜空の下でタバコの煙をぼーっと眺めていた。
「さぁな?翔のことを俺が知ってるわけねぇだろ」
隣で同じくタバコを吸う康太先輩が俺にいった。
「先輩に言ってないですよ、自問自答です。」
「それ、答え出てんの?」
「、、、。」
自分の中で答えなら確かに出ている。でも、言ったところで過去のことだし、言ったところでどうにもならないことぐらい理解してるし、無言でタバコを吸い続けながら思いふけっていた、俺が、鈴谷翔が2年前、高校2年生の時の後悔がずっと心残りでやる気もなく、ただ流れるままに1年を過ごし、そのまま働き現在に至るその過程を、、、
僕が、幼馴染に恋をしていた、あの10年間を、、、
自分で言うのもなんだが僕は5歳児にしては結構冷静でよく考えてた方だと思う。
出会いは5歳の時に母が友達だった彼女の母に家に呼ばれそれについて行った時だ。
家から50メートルのところにある彼女の家に母と行った。
「翔と一緒にい遊びに来たよ〜かや」
「いらっしゃい、翔くんもいらっしゃい。」
「、、、。」
とても冷静だった、、、うん、、、違った
僕はとてつもなく人見知りの激しい子だった。
「翔、挨拶くらいできるようになろうよ、、、」
母は呆れたようにそれでいて微笑ましそうに僕のことをみていた。
あ、全然関係ないけどさ、僕は母親のことをその頃はママって呼んでいた、今はなぜかマミー(強制的)と呼んでいる、てか俺のRANEの表示をいつの間にマミーに変えたんだよ、、、てかパスワードはどう解いたし!
「しょう、だよっ?」
「ふふっママの友達のかやです。あ、今日はねりさに翔くんを会わせようと思ってたんだ〜ちょっと呼んでくるね?なかの部屋に入ってて〜」
彼女のお母さんは奥の方に入って行った。
「翔じゃ、中に入って座っとこっか」
「、、、。」
僕の中ではりさって誰?
僕達は中へ入り居間で座って待つことにした。彼女の家は畳張りの家だった。まぁ10年以上行ってないからその頃の記憶あやふやなんだけどさ
「翔くん、りさを連れてきたよ〜ほらりさ挨拶して」
彼女のお母さんは僕と同い年くらいの女の子を一人連れてきた。そしてみんな気づいてなかったようだがその後ろからもう一人ついてきている。(もう一人は後で説明するね)
「りさだよ!今5歳!りーちゃんって呼んでね!君はだれ?」
なかなかボーイッシュな雰囲気のあるどこにでもいそうな女の子だ。この頃はまだ、、、ね?
とても元気に挨拶して来た、一瞬で理解した。
、、、僕はこいつ苦手だ、、、
この頃はまだ人見知りの僕には彼女は天敵だった。
「、、、。」
「はぁ、翔くん?挨拶してくれたんだよ?翔くんの幼馴染、初めてのお友達なんだよ?返事は?」
「、幼馴染?」
「そうよ?幼馴染よ?」
「幼馴染ってなに?」
ママは困った顔でこう答えた。
「うーん。これから一生関わりのある大切なお友達かな?」
「、、、やだ」
僕は小声で言った。
「とりあえず挨拶しよ?」
「やだ」
何度かこのやりとりしたことをよく覚えている。
すると彼女が僕の目と鼻の先までやって来た。
「だれ?」
僕を見つめながら彼女はそう言った。
僕は人の目が嫌いった。いや、今も嫌いなんだけどね?彼女の視線から逃げるように僕は目線を泳がせた。
泳がせた先、部屋に洗濯物が干してあった。
「、、、。」
頃の頃は特に下着を見たところで興味なんてあるはずもなかった。彼女も僕の見ている方向に目を移動させた。
「あ、あのパンツはりさのパンツじゃないから!お姉ちゃんのだからね!」
この頃には女の子に恥ずかしいって気持ちあるのかわからないがどうでもいい言い訳をしていた。
「私のじゃないし!あんたのやろ!」
ついてきていた、もう一人の女の子は焦るように出てきた。
「あ、あやちゃんおったん?翔くん、こっちはあやかちゃん、ゆう兄ちゃんの幼馴染だよ?」
僕は3人兄弟で上から仍、優、翔と2つ違いで生まれている。その次男の幼馴染らしい。
あやちゃんは見た目は物静かな子でこっちが幼馴染が良かったって思ったことを覚えてる。
「しょう、だよ?」
りさちゃんには挨拶しなかったのにあやちゃんには挨拶しりさちゃんは不機嫌な顔をした。
「なんで、りさには名前おしえてくれへんかったのに!」
、、、だってお前嫌いだし、、、
つまらないものを読んでいただき有難うございます。まだ回想を3話くらい続けてからスリップする予定です。