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7時60分  作者: ゆか
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白い少女

「なんだ!?」

声を聞いた途端、驚きでイヤホンが耳から落ちていった。

私が唖然としていると、今度はイヤホンからではなく、目の前から声が聞こえた。

「こっちだよ。」

私は恐る恐る目を開けた。

そこには一人の”白い少女”が立っていた。

さっきまぶたの世界で見たようなシルエットだった。

そして、白い少女は突然話始めた。

「ここに人が来ることなんて初めて!初めまして。私は、ここの7時60分の支配人のメアリー。よろしくね♪」

と言うとメアリーはニコッと笑みを浮かべた。

「へぇ!?」

私は急に馴れ馴れしく話してくるメアリーと言う白い少女に唖然とした。

(なんだ?この少女は!急に馴れ馴れしく話してきては自己紹介までしてきやがった!)

と私が心の中で思っているとメアリーはまた話してきた。

「あぁ!!そうか。驚かせちゃったね。急に話しかけるなんてびっくりしたよね!ごめんね。でもね、私とても嬉しかったの!」

とメアリーは必死に私に言ってきた。

なんか可哀想なことしてしまったかも…。そう思った私はメアリーと言うと白い少女に話しかけようとした。

その時!

メアリーがニコッと笑みを浮かべ、

「ごめんね。」

と言った途端いつもの電車に戻っていた。

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