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 とりあえずそれだけを明確にしておきたかったのだ。

 迷ったままの状態で解決できるほど七罪結晶に関わる事件が甘いものではないことぐらい理解できているつもりだ。これで気分もすっきりしたというものである。

 

 「そんな伍莉君に朗報だ、《暴食》の出現位置が更新されたんだ」


 そう言って青山はOLのマップを展開する。


 「いつごろの話ですか?」

 

 椋の質問に帰ってきた答えは以外なものだった。


 「さっき君がどこか飛び出して言った瞬間だよ」

 「でも連絡は入って…………るか」

 

 と公園で落ち込んでいた最中の姓かメールの着信にさえ気がつかなかった。

 

 「まあその様子から見て気がついてないとは思ったんだけど本当に気がついてなかったんだね」

 「返す言葉もありません……」


 OLによって展開された蒼龍寮全体マップ。

 青山はそれを素早く操作し、それを椋の方に向ける。

 赤いポイントが指していた場所は第一寮。第七寮とは近くとも遠くとも言えずだいたい徒歩で30分ほどだろうそんな場所だ。



 とりあえずそれをメモし、一度自室に戻る。

 


 これはとんでもなくでかい報酬だ。

 これまで頻繁に出現する場所はわかっていたもののそれは全てどこの誰かを判断するには程遠いものであった。

 大体は街中。及び校舎棟。そのため第何寮の生徒かまでは特定することができなかったのだ。


 これで第一寮生だということは確定。

 あとはカメラを回せば万事解決だ。と言いたいところだがあんまりこのOLに搭載されているカメラ機能は使いたくないものだ。

 あまりにもプライバシーを尊重しないというか、使ってるこっちが不快な気分になりそうなものなのでここぞという時にしか使わないと決めているのだ。今こそその時なのかもしれない。がやはり気が進まない……。

 

 「使うか……」


 椋は自らの青いOLを起動させマップを展開させる。追加されたアイコンの中の一つ、カメラのようなそれをタップししばらくのラグの後機動に成功した。

 メモを見ながらほとんど同位置にカメラを向かわせ、せめて男女どちらかだけでも確認しようと思ったのだ。

 

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