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プール時々準備

輝はいつものように家でゴロゴロしながらスマホをいじっていた。


そんな何がない日常をしていると突如ひとつの連絡が来た。


「・・・なんだ・・・要から?」


通知は要が送ったもののようだ。


何か嫌な予感はするが恐る恐る開けてみると・・・


「なになに・・・『プール行くぞ、答えは聞いてない』か・・・あいつ・・・まぁいつものことか」


来ていたのは要からのプールのお誘いのようだ。


なんとなくだが呼ばれる気はしていたのであまり驚きはしない。


「とりあえず連絡するか『わかった』っと」


その文を送ると1分もしないうちに返信が返ってきた。


「なになに『輝ならそう言うと期待していたZe☆』あいついつも以上にテンション高いな・・・危ないものでも食ったのか」


要のテンションが常にhighなのはいつもの事だが今回は何かやけにテンションが高い。


何か要の『お楽しみ』があるかのように。


「とりあえず用意はしなくちゃな・・・水着と日明け止めとゴーグルとかでいっか」


忘れないようにこのことを部屋のホワイトボートに書き示しておいた。


男子なのであまり手荷物がなくて良いのが救いだ。


だがさらに連絡が要から来た。


「またか『もちろん輝率いるいつものメンバーに今回は美神もいるよーさらに渚っちも』・・・だからテンション高かったのか」


少し考えはしていたが本当に呼べるとは思ってもいなかった。


要のグイグイくる感じに負けたのかノリノリで許諾したかの2択だ。


輝は絶対前者だと思っている。


そんなことを考えているとまた更に連絡が来た。


「テンション高いからって何回も『場所はI市プールですよ!』ってわかってるわ!」


輝と要は何回か昔にプールには行ったことがあるので場所は察しがついていた。


I市プールは大人子供に人気が高く夏休みに行くのは結構ハードルが高い気はする。


しかし要はそういったことを全く気にしないため今回呼んだのだろう。


「次は沙也希からか・・・『プールだな、俺泳げるかな?』・・・そうかあいつ泳がないのか!」


沙也希は輝が何度か泳ぎを見たがお世辞にも上手いとは言えない。


寧ろカナズチの領域だ。


そのためプールは行かないのかと予想していたが今回は参加した。


多分要の押しに負けたのだろう。


「そうか沙也希はカナズチか『大丈夫だ、手伝うから』っと・・・これで安心してくれ」


輝は少しでも沙也希に楽しんで欲しいので少し心が強くなることを送った。


だが完全に手伝えるかと言われれば少し怖いが言ってしまった以上やりきるしかない。


(まぁ俺も人並みだし・・・最悪ヤバくなったら浩史に助け求めるか)


そんな甘えた事を考えならがらプールのことを考えた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


沙也希は自宅で課題をしていた。


夏休みの課題はとても多く今のうちにやらなくては間に合わないくらい多い。


「ねぇ沙也希・・・課題?」


「まぁそういった感じだよ、どうかしたの?」


マヤはすこし寂しげな顔をしている。


(考えてみればお泊まりの時もひとりきりだったな)


「そうだ・・・この課題をキリのいい所まで行ったらお出かけするか」


この選択はマヤの気持ちの面でも自身の疲れを取るためにも使える一石二鳥な行動だと思った。


お出かけと聞くとマヤの顔が一気に晴れたような顔に変わった。


「ありがとう」


「まぁ俺のリフレッシュがてらね」


課題の手がさらに早く進んだ。


早くにでも外に出たい欲求が大きくなったためなのかは沙也希だけにしか分からない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「うぉー綺麗な自然だね」


かなりラフな服装でマヤは草っ原を歩いていた。


少しおぼつかない足取りだが確実に前へと歩けている。


「そうだね・・・少し遠いけどたまにひとりで来たりするんだ」


沙也希はカバンを持ちながら草っ原をマヤの後ろにつける感じで歩いて来た。


「ここ、よく来るんだ・・・良いところね」


「知る人ぞ知るみたいな・・・感じだよ」


沙也希は自身の家から電車で数十分くらいする少し遠出の自然が多いところに来た。


知る人ぞ知るスポットなため人は沙也希達を除きゼロだ。


「中々いいところだね・・・私の前住んでたところにこんな良いところなかったわ」


「気に入って貰えて嬉しいよ・・・北条さんが気に入ったのならまた気が向いたタイミングで行けるね」


沙也希は草っ原に寝転がりながらそう答えた。


マヤもその姿を見て少し怖気付きながらも寝転がった。


「ふぅー気持ちいい」


「気持ちいいね、ここは風が穏やかだから好きな場所だよ」


あたりは緑、たまぁに来る風。


全てが完璧にマッチした結果最高のロケーションとなっている。


「またいつか一緒に来よう?」


マヤは純粋な目でそう聞いてきた。


「あぁ、もちろん」


沙也希もその質問に答えるように言った。


その後マヤの顔が一気に喜んでいるのがわかったのは言うまでもない。


ブックマーク、ポイント等やって欲しいな|ω・`)

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