表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

お題シリーズ3

歴史の裏側 つきあい

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2022/05/28



「もうあの国とのつきあいもこれで5年になりますね」

「ええ、昔はこんな事は予想できませんでした」


 私は、知り合いと話をしながら思いをはせる。


 数年前、魔術大国である我が国は小さな隣国と同盟を結んだ。


 なぜなら、敵対してもとても敵わないと思ったからだ。


 だって、どんなに小細工して内側から国を壊そうとしても、すぐ見破られるのだ。


 スパイを送っても、数時間後には送り返される。


 旅人の荷物に爆弾をまぎれこませても、数時間後には解体されて送り返される。


 悪評を流そうと思ったら、そうする前にその企みを暴露されていた。


 調査して証拠を集めたとかそういうなまぬるい感じではない。


 予知夢でも見たかという速度で対処されてしまった。


 恐ろしくなった我が国は、敵対し続ける事ができなくなってしまったのだ。


「いまだに不思議だが、一体どんな手を使って我が国の行動を予測していたのだろうな」

「まるで想像つきませんね」





「もうあの国とのつきあいもこれで5年になるな」

「ええ、昔はこんな事は予想できませんでしたよ」

「そうか、普通はそうだよな」


 もう、この国とあの国が敵対関係になる事はないだろうか。


 隣国の交流が本格化して数年、俺はほっとした。


 スパイを送り込んできたり、爆弾を送り込んできたり、色々してくれたが、全て対処する事が出来た。


 それもこれも、俺の特殊能力のおかげだな。


 なぜか死んだら過去に戻るという力があったから、その力をつかって、様々な事に対処してきたのだ。


 あの国の要人達は、さぞ不思議がっているだろう。


 しかし手の内をさらす馬鹿はいないさ。


 もうあと数年、国と国の関係がもっと強固になるまでは、この力が必要になるかもしれないのだから。


「魔石の輸出について話し合いをしなければなりませんね」

「魔術触媒の輸入もな。貿易担当の方は、毎日忙しいな」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ