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小さな奇跡   作者: 鷹さん
4/60

桜 変わった自分と変わらない真実

「鈴木くんだっけ?離してくれないかな。」

「鈴木くんってお前、ふざけてんのか!?」

「えーと俺、記憶喪失みたいで、高校生の記憶なくなっちゃったんだ。」

相手はとても動揺してるように見えた。

そのまま1分くらい沈黙が続いた。

「全然頭の整理がつかないが、とりあえず見に来いよ!!」

「ちなみに部活って、教室はどこ?」

「そんなのグラウンドに決まってるだろ!!」

後ろを振り向くとそこには大きなグラウンドがあった。天然芝のフィールドでまるでプロが練習でもしてそうなぐらい整備されていた。

遠くからコーチのような人が歩いてきた。

「担任の先生から説明は受けたよ。えーとそれよりそっか自己紹介からか、サッカー部コーチをしています。梶谷と申します。」

「サッカー部のコーチの方が僕にどんな用件でしょうか。まさか僕がサッカー部とか言いませんよね?!僕は二度とサッカーをするつもりはなかったはずなのですが。」

その時の俺は変わった自分を信じたくなかったのかもしれない。



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