短い言葉の羅列
やっと詩っぽいものが投稿できた気がする……!!
悲しい話は嫌いよ
辛い言葉なんて聞きたくない
優しい言葉だけ与えて、ハッピーエンドで私を満たして
(世界から目をそらした少女が、さびしげに呟いた)
私が邪魔をしているんじゃないの
あなたが、私の邪魔をしているのよ
(傲慢な少女はすべてを敵にまわして高らかに言い放つ)
絶望の先にはなにがあるの?
(無知な少女はいつも無邪気にモノを壊していた)
分からないから怖いんだ
理解できれば、何も怖いものなんて無いんだ
(でも誰も教えてくれない、そう言って少年は恐怖に怯えていた)
世界はやさしくて、でもとても薄情だわ
あんなにやさしくしてあげても、いつか裏切られるのだもの
(悲しむ少女に、少年は「決して信じたりはしないのに、君はどうして裏切られたと嘆くの?」とおかしそうに嗤った)
アイシテイル
アイシテイル
たとえこの唄が君に届かなくとも
(地下に住む怪人は、地上に向かって熱っぽく歌い続けた)
カミサマだって人間臭いに決まっているさ
だってこんなに複雑そうで単純な
でもとても不可解な面倒なイキモノを創るのだもの
(カミの子と崇められていた少年は、可笑しげに笑った)
スキスキ大スキ
何度も言って何度も重ねて
この言葉の重みであの人が潰れてしまえばいい
身動きが取れなくなってしまえばいい
重みに耐えられなくなって、早く私のところまで堕ちてくればいいわ
(恋をしていると言った若い娘は、そう笑って男のもとまで駆けて行った)
一旦ここで止めまして、また溜まってきたらアップしていきたいです。




