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愛しい彼女  作者:
7/7

俺、僕から見た今の彼女

最終話です。

あれから彼女は無事に障がい者枠で就職ができて、二年くらいは何事もなく仕事賀できていたが、ある日を境に、週に二日解離性運動障害で動けない、声もでないというのが続いていた。それを見るたび母親は仕事に行けなかった彼女に嫌味を言ってくる。そんな日々の繰り返しだ。

ある日もう耐えきれなくなた彼女は薬を大量に飲みこの世から去ろうとしたが、翌朝目が覚めてしまい、一日中吐いてしまった。

だけど、仕事があるからと母親も養父も仕事にいき自業自得とはいえ、ずっと吐いてる彼女一人を残して仕事にいき、夕方母親が仕事から帰ってきてから漸く病院に行った。

一通り処置が終わり家に帰ってきた彼女に母親は人に迷惑かけて楽しかったと言ってきた。その時、彼女の中で何かがひびが入ったような音がした。

翌朝、母親に遺書として書いたものを見せたら全く見当外れな事で怒鳴って、その後、育て方間違えたのかなと言っていた。もう、俺は彼女の母親には何の期待も持たなかった。


それからまた年が過ぎ、毎日のストレスで声がでなくなりました。

声がでなくなり三ヶ月、今度は彼女は毎朝解離性運動障害で動けなったばかりか、顔の筋肉も動かず、そして…彼女が表に出てくることは無くなり俺と僕が表に出るようになりました。所謂、多重人格というものです。

俺と僕の役目は別れており、俺は生活していくなかで彼女の振りをして過ごす、僕はLINE等の文章を書いて会社等に報告するという役目になっていました。


俺と僕が出てから何ヵ月も経ちましたが、彼女は未だ出てきません。ですが、それでいいのです。彼女は長年傷ついてきました。ならば、長い間休んでも何の問題もありませんよね?


大好きな彼女の声が聞こえねぇのは嫌だが、俺が彼女になって過ごしてやるよ。俺は彼女と同じ存在だから。だから、今はゆっくり休んでくれよ?

長文に付き合って頂きありがとうございました!結局彼女は最後どうなるのか。それは神のみぞ知るというやつですね!

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