【揺花草子。】[#4077] 閉じ込める。
Bさん「去年後半ぐらいから特に目立つようになって来ましたけども、
昨今いわゆるジェネレーティブ AI の話題で持ちきりです。」
Aさん「あぁ。そうだねえ。生成 AI とも言うよね。」
Cさん「具体的にはどう言うものかしら?」
Aさん「あれですよね。機械学習の成果を基に
人間があれこれ指示した内容に応じて
AI が結果を出力して来るみたいな。」
Bさん「うんうん、そうだね。
昨年後半ぐらいに AI に対する命令、
専門用語ではプロンプトと言うけど、
このテキスト入力であるプロンプトを基に
それに見合う画像を数種類生成してくれるって言う
画像生成系の AI がかなり話題になりました。」
Aさん「そうだったね。」
Cさん「中には日本のアニメ調のイラストを生成してくれるような
サービスもあったりするけども、
学習データの素材が著作権ガン無視の違法イラストサイトと見られ
倫理的に問題があるとされるものもあるわね。」
Aさん「ええ、そうですねえ。」
Bさん「そして去年の終盤には、テキストを渡すと
それに対して会話調で返答してくれる、
つまりチャット形式でやり取りできる AI が誕生しました。」
Aさん「あぁ、ChatGPT ですね。」
Cさん「そうね。
画像生成 API はたぶんほとんど英語でプロンプトを書かないと
適切な結果を返してくれないけれども、
ChatGPT は多言語対応と言う大きな特徴があるわ。
日本語で語りかければちゃんと日本語で返してくれるって言うね。」
Aさん「ええ、そうですね。」
Bさん「とは言え、じゃあ AI の回答が無誤謬で完璧かと言うと
必ずしもそうではなく、
明らかに齟齬がある事をさも尤もらしく答えて来る事も良くある。
これをして『所詮 AI は信用できない』なんて言う向きもあります。」
Aさん「確かに。
中学生レベルの四則演算を間違えたりもする事もあるって言うね。」
Cさん「でも、こう言う一面だけを切り取って
『AI はろくに使えない』などと嘯くのはかなり近視眼的だわ。
相手が苦手な分野を殊更に攻め立ててマウント取りたがる
浅ましい人って見えちゃうわ。」
Aさん「おぉ・・・それはなかなか厳しい意見。」
Bさん「そんな言われ方したら
アイちゃんだって悲しくなっちゃうよ。」
Aさん「AI のことアイちゃんって言うの?」
ひとりぼっちの最果てかな?




