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【揺花草子。】(日刊版:2023年)  作者: 篠木雪平
2023年01月
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【揺花草子。】[#3997] ぜんぜん七草粥の話じゃない。

Bさん「毎年この日には七草粥の話をするのが慣わしですね。」

Aさん「七草粥が慣わしなのであってぼくらが七草粥の話をする事自体は

    別に慣わしでもなんともないと思うよ。」

Cさん「変わらない良さがあるのよ。」

Aさん「精一杯良い感じで言いましたね。」

Bさん「これも毎年のように言ってますけども、

    七草粥は6日の夜に仕込んで7日の朝に食べるのがあるべき形です。

    汝のあるべき姿であるわけです。」

Aさん「クロウカードかな?」

Cさん「いい加減3期が待ち遠しいわね。」

Aさん「それも何度も言ってますね。」

Bさん「今年は『クリアカード編3期決定!!』と言うニュースを

    初夢で見たいとこだよ。」

Aさん「もう少し自分のための夢を見たら良いんじゃない!?」

Cさん「あら阿部さん随分まともな大人みたいな事を言うじゃない。」

Aさん「それなりにまともな大人であるつもりではいるんですけど。」

Bさん「それは思い上がりに過ぎるなあ。」

Aさん「随分な言いよう!!!」

Bさん「ともあれ春の七草。

    これも毎回言ってますけど

    『乃莉なずなゆのっち宮ちゃん沙英ヒロさん

     フェス太さーんでこれぞ七草』

    と言う覚え方です。」

Aさん「だからこれも毎回言ってるけど

    それはひだまり荘の住人の覚え方でしかないからね?」

Cさん「ご新規さん向けに過去のネタもリバイバルしてみようかと思ってね。」

Aさん「ご新規さんってなんですかね。」

Bさん「ま、そんな与太話はさておいて、

    春の七草と言えば

    『せりなずなごぎょうはこべらほとけのざ

     すずなすずしろこれぞ七草』

    ですよね。」

Aさん「だねえ。」

Bさん「これは商機じゃないかな。」

Aさん「商機って何?

    いや既に商機としては十分に成熟していると思うけど?

    七草の生産農家にでもなるつもり?」

Cさん「そう言う事じゃないのよ。

    2023年も阿部さんは変わらず愚昧ね。

    こればかりは変わらない良さとは言えないわね。」

Aさん「そのワードチョイスのセンス!!!」

Bさん「あのね、春の七草を題材にした漫画とかどうかなって。」

Aさん「七草を題材にした漫画・・・?」

Bさん「主人公は白い肌と緑髪の鈴代すずなちゃん。

    帰国子女のセリーナ・ズナちゃんとWヒロイン体制だよ。」

Aさん「セリーナ・ズナ!!」

Cさん「Wヒロインは昨今の流行りだからね。」

Aさん「そうかもですけども!!!」


Bさん「そしてライバル校の選手として

    御形葉子(ごぎょう・はこ)ちゃんと

    イザベラ・ブッダズチェアちゃんが登場するよ。」

Aさん「スポーツものなのかな!!?

    それとブッダズチェアと言う無理っくりすぎる苗字!!!」


 女子テニスまんがですかね?

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