【揺花草子。】[#4030] 近代フランス文学の礎。
Bさん「『ゴリオ爺さん』ってあるじゃないですか。」
Aさん「あー・・・なんだっけ、聞いた事はあるような・・・。」
Cさん「ホントにある?」
Aさん「ありますよ!
・・・歴史で習った気が・・・。」
Bさん「ま、その程度の理解と言う事だね。
『ゴリオ爺さん』は、19世紀フランスの文豪
バルザックが著した長編小説だよ。
ナポレオン戦争後の王政復古の時代を背景として、
貴族とブルジョワジーが緊張を高めていた時代を
人間への深い洞察と言う視点から切り取った作品だね。」
Aさん「ふむふむ。
ざっと200年近く前って感じかな。」
Cさん「その様子だと読んだ事はなさそうね?」
Aさん「ないですねえ。電子書籍とかで読めますかね。」
Bさん「紙の本を読みなよ。」
Aさん「槙島聖護みたいな事言いだした!!!
きみら自身紙の本もう全然買ってないとか言ってるくせに!!!」
Bさん「ま、ともかく、です。
19世紀前半のフランスと言えば、
ダンシングミーティングとして有名な
ウィーン会議によってもたらされた『ナポレオン以前の世界線』からの
やりなおしと言う体制が敷かれたけれども、
社会は既に産業革命の時代に入り、それまで支配層であった貴族階級と
新たに勃興した資産家の層が火花を散らしていた時代だよ。」
Aさん「ダンシングミーティングと言う表現よ。」
Cさん「主人公のゴリオ爺さんは平民ではあったけれども、
娘たちは上流階級に嫁いだわ。
けど娘たちはその後父親を顧みる事もなく、
父親は寂しく死んでいくの。」
Aさん「あら・・・。」
Bさん「それにしても、ですよ。」
Aさん「え?」
Bさん「ゴリ男ってほんと酷いあだ名だよね。
今だったら問題になる勢いだよね。」
Aさん「ゴリ男ではないよね?」
Goriot。




