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【揺花草子。】(日刊版:2023年)  作者: 篠木雪平
2023年12月
360/363

【揺花草子。】[#4353] 避難囂々。

Bさん「そんなわけで来年の大河は

    まさかの TS ものと言う事になるわけですが。」

Aさん「TS ものと言うわけではないと思うよ?

    別に紫式部の正体がニートの成人男性と言うわけではないと思うよ?」

Cさん「でもこの国では古くから TS ものに対する深い理解があったわ。」

Aさん「それは何ですか、ご存知『とりかへばや物語』の事ですか?」

Bさん「その通り。

    発表されたのがもう800年くらい前の同作だけど、

    この時代に既にボクっ娘&男の娘と言うジャンルを

    見出していたと言う点で二次元界隈の金字塔的作品です。」

Aさん「いや・・・二次元界隈とか言わないで?」

Cさん「紫式部が生きた時代はそれよりも200年くらい前にはなるけれども、

    基本的に平和であまり動きのなかった平安時代中後期にあって

    紫式部の存在がジャンルの確立に大いに寄与したと言っても

    過言ではないと思うわ。」

Aさん「いやー明らかに過言ですけど・・・。」

Bさん「ま、それはさておき。

    紫式部とともに、日本古代文学史に名を遺す女流作家として

    清少納言がいますね。」

Aさん「んん。枕草子。」

Cさん「清少納言と紫式部は10歳くらい年齢が違うらしいけど、

    2人が同時に宮仕えしてた時期はないらしくて、

    面識はなかったみたいよ。」

Aさん「ほほう、そうなんですか。」

Bさん「でね、これは割と有名な話なんだけど、

    紫式部は清少納言に対してかなり辛辣に批評している。」

Aさん「ん、そうなの?」

Cさん「曰く、仮名漢字交じりの文章を残しているが

    間違いも多くて大した事ないだとか、

    こんな人が大成するわけないだとか、

    まあ酷評と言って良いようなものよ。」

Aさん「あらら・・・。」

Bさん「これは清少納言の才能に対する紫式部の嫉妬心だとか

    宮中の政治的なアレに伴うやっかみだとか

    いろいろ説があるみたい。」

Aさん「うーむ。」


Bさん「まひろちゃんは友達想いのいい子のはずなのに

    どうしてこうなったって感じだよね。」

Aさん「知らんよ。」


 解釈違いと言うやつか?

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