【揺花草子。】[#4334] 入植。
Bさん「昨日は作中では描かれていなかった凡庸な王太子の即位が
ラダトーム王国の斜陽の端緒になったのではないかと言う話をしました。」
Aさん「いや・・・それは想像に過ぎない話だけど・・・。」
Cさん「のちの時代を描く『ドラクエII』ではラダトームの国王は
大神官ハーゴンの影を恐れて街に隠れ潜む暗愚な王として
描かれているけれども、彼が『ドラクエ I』の
当代の国王ラルス16世の直系の子孫なのかは言及がないわ。
ローラ姫の出奔により王家は途絶え傍系に継承されたのか、
あるいはその後新たに養子を迎えたのか、
それとも新たに子を成したのか。
いろんなパターンが考えられるけどもね。」
Aさん「ふむ・・・。」
Bさん「ま、ともかくローラ姫は竜王を打ち払った勇者とともに
新天地を目指して旅だったと言う話です。
その旅路についてはその全てが詳らかになっているわけではないけど、
まあ少なくともアレフガルドを発ちムーンブルク地方に渡り、
そしてのちにローラの門と呼ばれる洞窟を抜けて
北の大陸へ至ったのだよね。」
Aさん「だねえ。」
Cさん「その後勇者とローラ姫は東に進み、
その地にローレシア王国を開く事になるわ。
大陸北側にはサマルトリア王国を建てる。」
Aさん「ええ。」
Bさん「ムーンブルク王国については作品によって設定が多少違うみたいで、
ローレシアなどと同じように新たに国を建てたと言う設定のほか、
既に成立していたムーンブルク王国に勇者とローラの娘が嫁いで
同盟国になったと言う設定もあったりするよ。」
Aさん「ふむ・・・なるほど。」
Bさん「ま、でも少なくともローレシア大陸には
大陸全土あるいは多くの領域を版図としていた勢力は存在せず、
新たに国家が成立したと言う事のようです。」
Aさん「ふむふむ。」
Cさん「でもそれは本当かしら?
あれだけ広大な土地、ローレシア周辺は実りも豊かな土地に見えるし、
人が根付くには十分だと思うわ。」
Aさん「えっ・・・えっ?
どう言う事です?」
Bさん「つまり、大陸の多くの領域に覇を唱える大きな国家はないにせよ、
一部地域のみを支配領域とする部族国家的なものが
存立していた可能性はあるでしょ、って事だよ。」
Aさん「おぉ・・・むむ・・・。」
Cさん「そうなると、そう言う現地部族の人々にとっては
勇者とローラは征服者と言う事になるわよね。
一部の部族を屈服させ、周辺へ支配層を拡大し
ついには王国として成立するに至ったのじゃないかしら。」
Aさん「えぇ・・・そんな血生臭い感じなんです?」
Bさん「歴史学的にはこれを
『ローラン・コンクェスト』と
称すると言うよ。」
Aさん「征服王!!???」
ブリテンの歴史かな?




