表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2023年)  作者: 篠木雪平
2023年11月
332/363

【揺花草子。】[#4325] 準備不足。

Bさん「この記事公開のタイミングでは

    F1 2023年シーズンは閉幕しているけれども、

    今日はぼくら的には先日開催されたばかりのラスベガス GP について

    お話をしたいと思うよ。」

Aさん「んん。」

Cさん「何と言うかいろいろあったわね。」

Aさん「いろいろありましたね。」

Bさん「阿部さんがオケラになっちゃったりとかね。」

Aさん「なってないしそれ F1 関係ないね?」

Bさん「まず真っ先に話さなければならないのはやっぱり FP1 だよね。」

Aさん「おぉ・・・。」

Cさん「現地時間で20:30 からだったわね。」

Aさん「そうみたいですね。

    小学生のお子様だったらそろそろ寝なさいって言われる時間帯ですね。」

Bさん「さすが阿部さん子供に優しい。」

Aさん「なんか他意があるなその言い方!!!」

Bさん「眠らない街と称されるラスベガスですが、

    それを象徴するように FP1 も日もとっぷり沈んでからスタート。

    しかしながらセッション開始から僅か10分足らずで赤旗中断。」

Aさん「そうだったね・・・。」

Cさん「強力なダウンフォースのせいでマンホールの蓋が外れちゃって

    サインツ選手のマシンの底面を破壊してしまったのよね。」

Aさん「ですね。

    それでかなり大規模な修理が必要になったんですよね。」

Bさん「パワーユニットやエネルギーストアまで

    交換が必要なレベルのダメージを負ってしまい、

    サインツ選手は決勝で10グリッド降格ペナルティを

    食らってしまう羽目になったよね。」

Aさん「だねえ。

    サインツ選手何も悪くないのにグリッド降格とか

    あまりにもあまりな感じはするけど、

    それを救済するルールもない以上しょうがないと言う

    運営側の説明だったね。」

Cさん「ルールはルールなのでしょうがないとは思うけど、

    この件は明らかに運営側の不手際なわけだから、

    少なくともこの件でフェラーリが被った費用的な損害は

    運営側が負担するのが筋だと思うわ。」

Aさん「それはそう思います。

    バスールさんもかなりお冠でしたよね。」

Bさん「額の多寡よりもだれが払うかと言う事のほうが重要だからね。

    たとえ損害額が100円であったとしても

    チーム側に落ち度がないならチームが払ってはいけない。

    そこらへんはしっかりして欲しいと思うよ。」

Aさん「確かに。」

Cさん「数年前にバクーでも同じような出来事があって、

    当時ウィリアムズのラッセル選手のマシンが

    跳ね上がったマンホールの蓋で破壊されると言う事故があったけど、

    この時は運営側が費用を負担したそうよ。」

Aさん「ふむふむ。」

Bさん「ま、ともかく、 FP1 からいきなりケチがついたラスベガス GP。

    サインツ車のトラブルによりセッションは10分足らずで赤旗、

    そして安全性が確保できないと言う判断により

    そのまま終了してしまいました。

    さらに全てのマンホールの点検処置のために

    FP2 のスタートも遅延となる始末。」

Aさん「そうだったね・・・。」


Bさん「まるでリリース初日にいきなり大規模障害を出して

    緊急メンテに入るソシャゲのようだなと思ったよ。」

Aさん「確かにありがちだけど!!!!!」


 中にはサービス開始後即サ終と言うコンテンツもある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ