【揺花草子。】[#4320] 季節の話題。
Bさん「もう11月も終盤ですよ。」
Aさん「そうだねえ。早いねえ。」
Cさん「街並みもだいぶ冬の装いよね。」
Aさん「そうだと思います。
街路樹の葉っぱもだいぶ落ちて来てますもんね。」
Bさん「うすらって来てるよね。」
Aさん「そう言うのはうすらって来るとは言わないんだよ?」
Bさん「秋になると俗に
『一雨ごとに寒くなる』なんて言い方をするじゃない。」
Aさん「あぁ・・・確かに。
天気予報とかでちょいちょい聞くね。」
Cさん「阿部さんは幼女 AIキャラがお天気の解説をしてくれる
サブスクチャンネルを購読してるんだっけ?」
Aさん「してませんが!!?
そんなんあります!!?」
Bさん「でも大人気 AI キャラがお天気予報とかって
需要ありそうじゃない?
商売の種になりそうじゃない?」
Aさん「なる・・・かなぁ・・・。
天気予報は至るところで得られる情報だしね・・・。」
Cさん「そこに阿部さんのような人間のために付加価値を乗せるってわけよ。
有り体のものだからと捨て置いては革新の目は得られないわ。」
Aさん「ぼくのような人間のためとか言い方に棘がありますね。」
Bさん「ま、話を戻して。
『一雨ごとに寒くなる』です。
どう言う事ですかね?」
Aさん「どう言うって・・・。
そのまんまじゃない、雨が降って街が冷えて、
その後も暖かくはならず冬に向かっていく一方だと・・・。」
Cさん「まあそう言う事ではあるんだけど、
別な言い方では『一雨一度』とも言ってね。
1回雨が降るごとに気温が1度下がる、くらいの意味なんだけど、
当たり前だけど別に雨が気温を下げるわけじゃないわ。
低気圧や前線の通過で雨が降るけど、その後は
大陸から冷たい風が吹き込んで来るから
結局雨に連動して気温が下がるみたいに感じるって事ね。」
Aさん「まあ・・・。」
Bさん「そんなわけで、『一雨ごとに寒くなる』です。」
Aさん「んん。」
Bさん「さしずめ阿部さんは
『一雨ごとにキモくなる』
だよね。」
Aさん「どう言う論法?」
因果性があるのか。




