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【揺花草子。】(日刊版:2023年)  作者: 篠木雪平
2023年10月
287/363

【揺花草子。】[#4280] 刮目して見よ。

Bさん「昨日はブリジットたんハーフエルフ説についてお話ししたよ。」

Aさん「ハーフエルフなのかよ。あと自分でブリジットたんとか言うのかよ。」

Cさん「となると私は純潔のエルフと言う事になるわね。」

Aさん「いや・・・まあそれはそれでありかも知れないなと思いますが・・・。」

Bさん「でもママンは別に耳尖ってないよ?」

Aさん「尖ってないけども。」

Cさん「実際エルフが耳が尖っているって言うのは

    日本でのステレオタイプなエルフ像でしかないみたいよ。

    例えばファンタジーの古典にしてリファレンスであるトールキン作品では

    別にエルフはみみとがり刑事だと言う言及はないの。」

Aさん「みみとがり刑事は違う人でしょ。

    それはワンコロ警察所属でお化けが苦手な人でしょ。」

Bさん「ともかく昨日はこの秋クール期待度随一の作品と目される

    『葬送のフリーレン』のお話でした。」

Aさん「んん、そうだね。」

Cさん「地上波での OA は通常の30分ワクになってるわね。

    BS の方では最初から30分ワクで OA みたいね。」

Aさん「ですね。

    初回 OA の2時間尺を4回に割って OA する感じっぽいですね。」

Bさん「初回2時間尺の中ではいろんな出来事が描かれたよね。

    勇者ヒンメルたち勇者パーティーの帰還から、

    フリーレンの一人旅エピソード、

    次の流星群を観るために再集結、

    そしてヒンメルの死・・・。」

Aさん「んん。」

Cさん「その後老いたハイターの下でのしばしの逗留と

    その養女であるフェルンちゃんとの出逢いの様も描かれたわ。」

Aさん「そうでしたね。」

Bさん「賢者の遺した魔導書に記載されていると目される不老不死の秘法を求め

    魔導書の解読をフリーレンに依頼したハイター。

    その合間に、魔法の才のあるフェルンを育てて欲しいと言う

    依頼も受けたわけだ。」

Aさん「だね。」

Cさん「そうこうするうちに数年の時が流れ、魔導書の解読は終わるものの、

    期待したような不死の秘法の記述はなかったわ。

    そしてハイターの死をきっかけに、

    フリーレンは彼の遺児であるフェルンとともに

    旅に出る事を決めたわけね。」

Aさん「ええ。

    二人旅の中でも色んなところに訪れましたよね。

    花を探したり海岸掃除をしたり・・・。」

Bさん「そんな旅路でフェルンちゃんはすっかり大きくなり、

    背丈も小柄なフリーレンを追い越してしまった。」

Aさん「そうだったね。

    フリーレンも『同じもの食べてるはずなのに・・・』と

    軽く狼狽していたね。」

Bさん「初めはテーブルに手を伸ばすのもやっとってくらい

    小さな少女であったフェルンちゃん。

    でも今やすっかりお姉さんです。」

Aさん「んん。」


Bさん「阿部さんは

    『人の成長の早さよ・・・!!!!!』と

    激しく恨めしく思った事だろう。」

Aさん「そんな事はないが!!???」


 時の流れは無常。

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