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【揺花草子。】(日刊版:2023年)  作者: 篠木雪平
2023年08月
233/363

【揺花草子。】[#4225] デジタルの宿命。

Bさん「夏クールも後半ですが

    阿部さんの今期の嫁たちは大活躍ですかね。」

Aさん「今期の嫁って言い方をするんじゃないよ。」

Cさん「少し前に『ライザのアトリエ』の話をしたと思うけど、

    ガチ勢がどう思うかは分からないけど私たち的には

    期待通りの出来と言う感じだわ。」

Aさん「ですね。

    分かりやすくてひねりはないかも知れないけど

    良い出来だと思います。」

Bさん「『幻日のヨハネ』も良い出来だと思うんだ。

    なんと言うかどうこう言っても最終的には

    大団円に落ち着くって知ってるって言う安心感があると言うか、

    まあ悪い言い方をすれば予定調和かも知れないけど

    その分気兼ねなく次回を待てる感じがあると言うか。」

Aさん「あぁ~・・・なんかその感覚分かるかも。」

Cさん「他にもノイタミナ枠の『るろうに剣心』とかなんかが

    今期の注目株ね。」

Aさん「ええ。」

Bさん「そしてそんな中、今期作品で割と注目度が高いのが

    『好きな子がめがねを忘れた』でございます。」

Aさん「おぉ。」

Cさん「ヒロイン三重さんはメガネ無しではそばにいる人の顔も

    全然認識できないレベルのド近眼よね。」

Aさん「ですね。

    さすがに日常生活に差し支えるレベルですよね。」

Bさん「和ちゃんや栗山さんに比肩する至高のメガネ美少女の登場に

    メガネ界隈が大いにざわついたと言うよ。」

Aさん「メガネ界隈どこかな?」

Cさん「そして髪色やメガネのフレームの色・形も

    未来ちゃんに良く似ているものだからなおさらよね。」

Aさん「髪色はともかく髪型はだいぶ三重さんの方が重めですけどね。」

Bさん「ま、そんなわけで『好きな子がめがねを忘れた』と言う作品。

    1話目アバンとか、それに続く OP とかで、

    実に意欲的なレイアウトであったり

    瞳や外から差し込む光とかの撮影処理なんかがとても印象的で

    『え、これ最後までこの方針で行くの?』と驚かされたよ。」

Aさん「だね。けっこう度肝抜かれたところはあるよね。」

Cさん「撮影処理で言えば教室や部屋など室内でキラキラ舞うホコリの粒を

    遠景ではかなり重ねてるのが目立つわよね。

    いわゆるチンダル現象と言われるものの表現だけど。」

Aさん「確かに。あれも特徴的だと思います。」

Cさん「アニメであの表現を観た最初は多分『けいおん!!』2期の #05、

    唯ちゃんたち3年生組が修学旅行に行っていて無人の教室に

    あずにゃんたち2年生組が忘れ物を取りに行ったシーンだと

    記憶しているわ。

    あれも『この撮影処理すごい!!』って思ったものだけど、

    あれがもう13年くらい前になるのね。」

Aさん「おぉ・・・そんなになりますか・・・。

    と言うかよく覚えてますねそんなの・・・。」

Bさん「まあ『けいおん!』はともかく、

    何かとクォリティの高さが目を引く『好きな子がめがねを忘れた』。

    他には教科書とか本とかの貼り込み、

    綿密なロケハンの成果と思しき緻密な背景美術なども

    非常に印象的です。

    総じて画作りに関しては今期トップクラスかと思う。」

Aさん「んん。」

Bさん「とは言えね。文句がないわけではない。」

Aさん「お・おぉ・・・そうなの?

    どのあたりにケチを付けたいの?」


Bさん「パーティクルが多いと

    録画で画が乱れるんだよね。」

Aさん「リアタイしてるんなら別にいいだろ。」


 圧縮率高めで録画してるからどうしても。

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