【揺花草子。】[#4194] 争奪戦。
Bさん「今日も引き続きアルファタウリに激震をもたらした
デ・フリース選手の解雇に関する話題です。」
Aさん「んん。」
Cさん「今日はそのデ・フリース選手の代わりにハンガリー GP から
ステアリングを握る事になったリカルド選手についての話をするわよ。」
Aさん「おぉ。いよいよ。」
Bさん「リカルド選手は元々アルファタウリが
トロ・ロッソと言うチーム名だった頃に
2年間ほど走っているんだよね。
10数年ぶりのチーム復帰と言うわけだ。」
Aさん「おぉ・・・。」
Bさん「2012年、2013年トロ・ロッソでキャリアを積んだリカルド選手は
2014年からレッドブルへステップアップ。
2018年までの5シーズンで7回の優勝を記録したものの、
2019年のルノー移籍後は精彩を欠き、
その後僅か2年でマクラーレンへ移ってもかつての速さが戻る事はなく
2022年を以てマクラーレンからリリース。
今年はレッドブルのサードドライバーと言う実質的な浪人生活を
余儀なくされていたわけだ。」
Aさん「だね。」
Cさん「とは言えマクラーレンとの元々の契約は2023年まであったわけで、
ものの話によると2023年にレースシートを得ると
マクラーレンに対して違約金の支払いが発生するとかなんとかと言う
噂も聞こえて来てるのよね。
その違約金を肩代わりしてでも彼を乗せたいチームなんて
ないでしょと目されてたわけだけど・・・。」
Aさん「・・・まさかアルファタウリ、と言うかマルコさんが
そう言う決断をするとは驚きましたね。」
Bさん「デ・フリース選手の解雇まではね、まあ分からんでもないの。
厳しい世界だし、結果を残せなかった以上
仕方のない事だよねとも思う。
けどその代わりがリカルドかあ?とはね。正直思ったよ。」
Aさん「まあ・・・。」
Cさん「さっきも話した通り彼を乗せるためには大きなお金を
動かさなきゃいけないし、そもそもこう言う時のために
順番待ちしてるのがレッドブルジュニアドライバーの
位置付けなんじゃないですかとも思うのよね。
レッドブルのセカンドに外様のペレス選手を招聘した時点で
ジュニアプログラムがうまく回ってないのはそうなんでしょうけど、
今日本でスーパーフォーミュラで活躍しているローソン選手は
『いやそこは俺だろ?』なんて内心思ってるんじゃないかと
思うのよね。」
Aさん「まあそうですよね・・・。
本人は『今は日本で結果を残す事だけに集中している』
みたいなコメントを出してますけども、本心はどうだか・・・。」
Bさん「それもこれも、イギリスGP 後のタイヤテストでの
結果がかなりポジティブであったからと言うのが
決め手だったと言う話だよね。」
Aさん「みたいだね。
半年以上レースから離れているのに
予選8番手に相当するラップを刻んだと言う話だよね。」
Cさん「逆に言えば、タイヤテストでこう言う結果を出さなければ
あるいはデ・フリース選手が解雇に至る事は
なかったかも知れないわけよね。」
Aさん「それは、まあ、結果論ではありますけど、そうかもですね。」
Bさん「つまり1回なまじっか速いラップを出しちゃったがために
急転直下でシートを掴んだと言うわけだ。」
Aさん「んん、まあ、そう・・・かな?」
Bさん「去年代役出場した1戦だけで一本釣りされた
デ・フリース選手みたいな流れじゃない?」
Aさん「もろもろ前提が違いすぎると思うけどな!!???」
1回の結果だけで決めると言うのはリスキーではと言いたいみたい。




